- アガルートアカデミーに教育訓練給付金制度の対象講座はある?
- 教育訓練給付金制度以外でアガルートの受講料を安くする方法は?
- アガルート以外で教育訓練給付金制度が使えるところは?
教育訓練給付金制度とは、働く人の能力開発の取り組み、またはキャリア形成支援のために支払った費用の一部を返金する制度のことです。
雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者が、厚生労働大臣指定講座を受講して修了した場合、支払った教育訓練経費の20%がハローワークから支給されます。
ではアガルートアカデミーで受講した場合、この教育訓練給付金制度の対象になるのでしょうか?
結論から述べると現時点(2023年11月現在)、アガルートアカデミーに教育訓練給付金制度の対象となる講座はありません。
Q. 教育訓練給付金の対象ですか?
A. 弊社の全ての講座は、教育訓練給付制度の対象外となります。
よくある質問 | アガルート
そのため、アガルートのどの講座を修了しても教育訓練給付金がもらえることはありません。
これから受講する人の中には「もっとアガルートの受講料を抑えたい」と思う人や「アガルートではない教育訓練給付金制度が使えるところはどこ?」と気になる人もいるかもしれません。
そこでこの記事ではアガルートアカデミーの受講費用を安く抑える方法やアガルート以外で教育訓練給付金制度に対象になっている講座を紹介します。
できるだけお得に通信講座や予備校を受けたい人は、ぜひ参考にしてください。
教育訓練給付金制度以外でアガルートの料金を安くする方法
アガルートには受講費用を安くする方法がいくつか用意されています。
併用して使えるものもあるため、上手く利用すれば通常の数十パーセントの割引になることもめずらしくはありません。
たとえば、アガルートには教育訓練給付金制度以外で以下のような割引が用意されています。
キャンペーン | 期間限定の割引。カリキュラムを10~30%オフで受講できることが多い。 |
セール | 期間限定の割引。少し古くなったカリキュラムを30%オフで受講できることが。 |
クーポン | 入手したクーポンコードを適用することで割引。 |
合格特典 | 対象講座を受講して試験に合格すると、お祝い金または受講料全額返金が受けられる。 |
アガルートを安く受講する方法については「アガルートのキャンペーン・セール・クーポン・割引情報」の記事で詳しくまとめています。
アガルート以外で教育訓練給付金制度が使える講座
アガルート以外でも構わないから教育訓練給付金制度を使いたいという人のために、対象になっている講座がある予備校を紹介します。
教育訓練給付金制度の対象講座:フォーサイト
フォーサイトで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 2級FP技能士+AFP
- 簿記検定
- マンション管理士・管理業務主任者
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 通関士
- 旅行業務取扱管理者
- 中小企業診断士
- インテリアコーディネーター
- 保育士
教育訓練給付金制度の対象講座:スタディング
スタディングで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 中小企業診断士
- 税理士
- 社会保険労務士
- FP
教育訓練給付金制度の対象講座:ユーキャン
ユーキャンで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 宅地建物取引士講座
- 社会保険労務士講座
- 行政書士講座
- ファイナンシャルプランナー(FP)講座
- 簿記2級講座
- 建設業経理士2級講座
- 介護福祉士講座
- ケアマネジャー講座
- 福祉住環境コーディネーター講座
- 医療事務講座
- 調剤薬局事務講座
- 介護事務講座
- 登録販売者講座
- インテリアコーディネーター講座
- 旅行管理者講座
- 通関士講座
- 調理師講座
- 衛生管理者講座
- 気象予報士講座
- 第一種電気工事士講座
- 第二種電気工事士講座
- 危険物取扱者講座
- 電験三種講座
- 二級ボイラー技士講座
- 社会福祉士講座
- 保育士講座
- メンタルヘルス・マネジメント検定講座
- マンション管理士・管理業務主任者講座
- 日本語教師養成講座
- ITパスポート講座
- カラーコーディネート講座
- 食生活アドバイザー(2級・3級)講座
教育訓練給付金制度の対象講座:クレアール
ユーキャンで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 公認会計士講座
- 簿記検定講座
- 税理士講座
- 司法書士講座
- 行政書士講座
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士講座
- 宅地建物取引士講座
- FP
教育訓練給付金制度の対象講座:LEC
LECで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 司法書士講座
- 弁理士講座
- 行政書士講座
- ファイナンシャル・プランナー講座
- 宅地建物取引士講座
- 土地家屋調査士
- マンション管理士/管理業務主任者講座
- 賃貸不動産経営管理士講座
- 社会保険労務士講座
- 通関士講座
- キャリアコンサルタント養成講座
教育訓練給付金制度の対象講座:TAC
TACで教育訓練給付金制度の対象になっている講座は以下の通りです。
- 簿記検定
- 税理士
- 宅地建物取引士
- 社会保険労務士
- 行政書士
- FP
- 中小企業診断士
- 不動産鑑定士
- 弁理士
- 司法書士
- 1級建築施工管理技士
- マンション管理士・管理業務主任者
- 電気主任技術者(電験三種)
- 建築士
- ビジネス実務法務検定
- 通関士
- 米国公認会計士(USCPA)
- 公認内部監査人(CIA)
- 賃金業務取扱者
一般教育訓練給付金制度とは
一般教育訓練給付金制度とは、一定の条件を満たした人が厚生労働大臣が指定する講座を受講して終了した場合、支払った学費のうち20%(最大10万円)が支給される制度です。
分割払いを利用している場合でも、受講終了前に所定の支払額を前倒しして、全額支払うと学費全体の20%に相当する金額が支給されます。
ただし受講終了時点で20,005円以上でないと、給付金の支給最低額の4,000円を越えないため、給付を受けることはできません。
一般教育訓練給付金制度を受けられる人
雇用保険の加入期間を一定以上満たしている人が一般教育訓練給付金の対象となります。
初めて利用する場合
雇用保険加入期間が満1年以上
2回目以降に利用する場合
雇用保険加入期間が前回受講開始日より3年以上で、前回の支給決定日から3年以上
一般教育訓練給付金の申請の流れ
本人に一般教育訓練給付金の支給要件があるかどうかを確認します。
対象となっている講座に申し込みます。
その際、「一般教育訓練給付金の利用」を「希望する」としておきます。
講座の修了要件を満たすように最後まで受講します。
本人の住所を管轄するハローワークへ支給申請を行います。
支給申請手続き時に届け出た金融機関の口座にハローワークから給付金が振り込まれます。
アガルートが一般教育訓練給付金制度の対象かどうかのまとめ
アガルートの講座は、一般教育訓練給付金の対象になっていません。
そのため、どの講座を受けても一般教育訓練給付金は受けられません。
ただし、アガルートにはお得に受講するためのさまざまな方法があるため、それらを利用することで通常価格よりもずっと安く受けることができます。
またアガルート以外で一般教育訓練給付金の対象となっている講座もあるため、どうしても一般教育訓練給付金を受けたい場合は、そちらの講座の受講を検討してみましょう。
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