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辰已法律研究所司法書士講座の評判は?合格率・料金・口コミを解説

辰已法律研究所の司法書士講座を検討しているけれど、評判や合格率はどうなのか気になっていませんか?50年以上の歴史を持つ辰已法律研究所は、特に答練や模試の質の高さで知られる老舗予備校です。しかし、通信講座のシステムや初心者へのサポート面では課題も指摘されています。

本記事では、辰已法律研究所の実態を料金・合格率・口コミから徹底解説します。

この記事でわかること
  • 辰已法律研究所司法書士講座の歴史と特徴
  • 辰已法律研究所の合格率と他社との比較データ
  • コース別料金体系と割引制度の詳細
  • 実際の受講生による良い評判・悪い評判
  • 辰已法律研究所のメリット・デメリット
  • どんな人に辰已法律研究所がおすすめか
特に注目すべきポイント

答練・模試の充実度が業界最高水準:辰已法律研究所の最大の強みは、本試験を徹底的に分析した答練と模試です。特に全国公開模試は受験生の約7割が受験するとされ、本番の雰囲気を体感できる貴重な機会となっています。記述式対策の評価も高く、合格者の多くが辰已の答練を活用しています。

単科講座で弱点補強が可能:初学者向けの総合コースだけでなく、科目別・分野別の単科講座が充実しているのも特徴です。他の予備校でメイン学習を進めながら、苦手科目だけを辰已で補強するという使い方も可能です。記述式対策講座や直前期の答練だけを受講する受験生も多数います。

通信講座のシステムに改善の余地:一方で、映像講義のシステムや配信プラットフォームについては「やや古い」という声もあります。スマホアプリの使い勝手や倍速再生機能など、他の通信講座と比較すると見劣りする部分があるのは事実です。通学での受講を前提とした予備校という位置づけが色濃く残っています。

本記事と他記事の違い

本記事では、辰已法律研究所司法書士講座の評判・料金・合格率に焦点を当てています。司法書士予備校おすすめが複数の予備校を横断的に比較しているのに対し、本記事は辰已法律研究所の詳細情報と実際の口コミを深掘りして解説します。

目次

辰已法律研究所司法書士講座とは?50年の実績を持つ老舗予備校

辰已法律研究所は1973年創業の法律系資格予備校です。司法試験・司法書士試験を中心に、50年以上にわたって法律資格の受験指導を行ってきました。特に答練や模試の質の高さで定評があり、多くの合格者を輩出しています。

辰已法律研究所の歴史と司法書士講座の特徴

辰已法律研究所の創業は1973年です。当初は司法試験の受験指導からスタートし、その後司法書士や弁理士など法律系資格全般に事業を拡大してきました。半世紀にわたる受験指導のノウハウが、現在の講座に活かされています。

司法書士講座の最大の特徴は、答練・模試を中心としたアウトプット重視のカリキュラムです。インプット講義だけでなく、実践的な問題演習に多くの時間を割いています。全国公開模試は毎年多くの受験生が受験し、本試験の予行演習として高く評価されています。

講師陣はベテランが中心で、長年の受験指導経験を持つ講師が多数在籍しています。法律の理論だけでなく、試験の傾向分析や解答テクニックの指導にも定評があります。特に記述式対策では、答案の書き方を丁寧に指導してくれると評判です。

校舎は東京・大阪を中心に展開しており、通学での受講が基本スタイルです。近年は通信講座も提供していますが、依然として通学生が多い予備校といえます。教室での緊張感ある学習環境を求める受験生に支持されています。

項目内容
創業年1973年
事業内容法律系資格の受験指導
主要拠点東京・大阪
講座の特徴答練・模試中心のアウトプット重視
受講形態通学・通信
強み全国公開模試・記述式対策

辰已法律研究所の司法書士講座ラインナップ

辰已法律研究所の司法書士講座は、受験生のレベルや学習段階に応じて複数のコースが用意されています。初学者向けの総合コースから、中上級者向けの単科講座まで、幅広いラインナップです。

初学者向けコース:

  • 1年合格コース:初めて学習する方向けの基礎から始められる総合コース
  • スピードマスターコース:短期集中で基礎を固めるコース
  • オールインワンコース:講義から答練まで全て含む総合パッケージ

中上級者向けコース:

  • 択一式対策講座:択一式問題の解法テクニックを磨く講座
  • 記述式対策講座:記述式の答案作成力を強化する講座
  • 直前対策パック:本試験直前期の総仕上げ講座

答練・模試:

  • 全国公開模試:年2回実施される本試験形式の模擬試験
  • 択一式答練:定期的な択一式問題演習
  • 記述式答練:記述式の実践演習

単科講座の種類が豊富なのが辰已の特徴です。民法だけ、記述式だけといった形で必要な講座を選んで受講できます。他校で基礎学習を終えた受験生が、弱点補強のために辰已の単科講座を利用するケースも多く見られます。

答練や模試だけの受講も可能です。全国公開模試は外部生でも受験できるため、どこの予備校で学習していても辰已の模試を受けることができます。実際、他校生が辰已の模試だけを受験するパターンは一般的です。

他の司法書士予備校との違い

辰已法律研究所と他の大手予備校との主な違いは、答練・模試への特化度です。伊藤塾やLECなどが総合的な受験指導を提供するのに対し、辰已はアウトプット重視のカリキュラムが特徴的です。

伊藤塾と比較すると、伊藤塾は体系的なインプット講義と手厚いサポート体制が強みです。初学者向けのフォロー制度が充実しており、法律知識ゼロからでも安心して学習を進められます。一方、辰已は実践的な問題演習に重点を置いており、既にある程度の基礎知識がある受験生に向いています。伊藤塾司法書士講座の詳細は別記事で解説しています。

LECとの違いは、校舎数と通信講座の充実度です。LECは全国に多数の校舎を持ち、オンライン学習システムも整備されています。辰已は東京・大阪が中心で、通信講座のシステムはLECほど充実していません。ただし、答練の質では辰已が一歩リードしているとの評価もあります。

アガルートやスタディングなどのオンライン特化型と比べると、辰已は通学メインの従来型予備校です。映像講義の質やアプリの使い勝手では、オンライン専門の予備校に劣る部分があります。しかし、教室での緊張感や講師への直接質問など、通学ならではのメリットもあります。

料金面では、辰已は大手予備校の中では中程度からやや高めの価格帯です。初学者向けの総合コースは50万円前後が相場で、伊藤塾と同程度、LECよりやや高い設定となっています。

司法書士予備校の比較ランキングでは、各予備校の特徴を詳しく比較していますので、併せて参考にしてください。

辰已法律研究所司法書士講座の合格率と合格実績

予備校選びで最も気になるのが合格率です。辰已法律研究所の合格率はどの程度なのでしょうか。公式データと合格者の声から、実績を検証します。

辰已法律研究所の公式合格率データ

辰已法律研究所は、他の多くの予備校と同様、具体的な合格率を公表していません。これは司法書士試験の予備校業界全体に共通する傾向です。受験生全体の合格率が4-5%前後と非常に低いため、予備校の合格率を正確に算出するのが難しいという事情があります。

ただし、辰已法律研究所は毎年多数の合格者を輩出していることは確かです。公式サイトでは合格者の声が多数掲載されており、様々なバックグラウンドの合格者がいることが分かります。社会人合格者、主婦合格者、大学生合格者など、幅広い層からの合格報告があります。

全国公開模試の受験者数から推測すると、辰已の講座受講生は年間数千人規模と考えられます。司法書士試験全体の合格者が年間600名前後であることを考えると、一定数の合格者が辰已出身であることは間違いありません。

特に注目すべきは、答練・模試だけを受講した合格者が多いことです。他の予備校でメイン学習を進めながら、辰已の答練で実力を磨いて合格したという事例が多数報告されています。これは辰已の答練・模試の質の高さを裏付けています。

合格者の声と合格体験記から見る実績

辰已法律研究所の公式サイトには、多数の合格体験記が掲載されています。これらの体験記から、どのような受験生が辰已を活用して合格しているのかが見えてきます。

合格者の多くが評価しているのは、記述式答練の質です。「記述式の答案の書き方が身についた」「採点が丁寧で添削コメントが参考になった」といった声が目立ちます。記述式は独学では対策が難しい科目のため、辰已の記述式答練を活用する受験生が多いようです。

全国公開模試についても、「本番の雰囲気を体験できた」「自分の実力を客観的に把握できた」という肯定的な評価が多数あります。模試の成績が本試験の合否をある程度予測できるという声もあり、模試の精度の高さがうかがえます。

一方で、「基礎講義だけでは理解が不十分だった」「質問対応がもう少し手厚いとよかった」という意見も見られます。特に初学者の場合、辰已だけで全てを完結させるのは難しいケースもあるようです。

合格までの期間を見ると、1-3年での合格者が多い印象です。短期合格者の中には、他校で基礎を固めてから辰已の答練で仕上げたというパターンも見られます。辰已を答練・模試の専門校として活用する戦略は有効といえそうです。

合格率を他の大手予備校と比較

辰已法律研究所の合格率を他の大手予備校と正確に比較するのは困難です。各予備校とも具体的な合格率を公表していないためです。ただし、合格者数や受講生の規模感から、おおよその傾向は推測できます。

伊藤塾は司法書士受験指導の最大手として知られ、合格者の多くが伊藤塾出身と言われています。初学者向けのカリキュラムが充実しており、ゼロからの学習でも合格を目指せる体制が整っています。合格者占有率では伊藤塾がトップと考えられます。

LECも長年の実績を持つ大手予備校で、多数の合格者を輩出しています。全国に校舎があり受講生の母数が多いため、合格者数も相応に多いと推測されます。

辰已法律研究所は、受講生の絶対数では伊藤塾やLECに及ばないかもしれません。しかし、答練・模試の利用者まで含めると、合格者への貢献度は高いと考えられます。特に他校との併用受講生における辰已の活用率は高いでしょう。

近年台頭しているアガルートは、合格率が高いことを前面に打ち出しています。アガルートの公表データによれば、令和5年度の合格率は15.4%とされています。ただし、これは全受講生ではなく一定の条件を満たした受講生のみの数値である点に注意が必要です。

結論として、辰已法律研究所は合格率の数値では他校と比較できませんが、答練・模試の質の高さから、実質的な合格貢献度は高いと評価できます。メイン校として使うか、答練・模試専門として使うかで、位置づけが変わってくる予備校です。

辰已法律研究所司法書士講座の料金体系|コース別価格を徹底解説

予備校選びで料金は重要な判断材料です。辰已法律研究所の料金体系はどうなっているのでしょうか。主要コースから単科講座まで、詳しく見ていきます。

辰已法律研究所の主要コースと料金

辰已法律研究所の初学者向けコースの料金は、50万円前後が中心です。これは大手予備校の標準的な価格帯といえます。具体的な料金は年度や申込時期によって変動するため、最新情報は公式サイトで確認する必要があります。

初学者向け総合コースの価格帯は、概ね45万円~60万円程度です。このコースには、基礎講義・演習・答練・模試が含まれており、初めて司法書士試験の学習を始める方向けのオールインワンパッケージとなっています。

中上級者向けコースは、30万円~45万円程度の価格帯が多いです。既に基礎知識がある受験生を対象に、実践的な演習と答案作成力の強化に重点を置いたカリキュラムです。択一式と記述式の両方をバランス良くカバーしています。

直前対策パックは、15万円~25万円程度です。本試験の2-3ヶ月前から始まる短期集中型の講座で、最終的な実力の底上げを図ります。答練と模試がメインの構成です。

通学と通信で料金差はほとんどありません。これは辰已が通学メインの予備校であることを反映しています。通信講座は通学講義の収録映像を視聴する形式が基本で、通信専用の特別な教材やシステムは限定的です。

教材費は講座料金に含まれているケースが多いです。テキスト・問題集・答練の問題用紙などが受講料に含まれており、追加の教材購入は基本的に不要です。

コース区分価格帯内容
初学者向け総合コース45万円~60万円基礎講義から答練まで全て含む
中上級者向けコース30万円~45万円実践演習中心のカリキュラム
直前対策パック15万円~25万円本試験直前の総仕上げ
全国公開模試(単体)2万円~3万円本試験形式の模擬試験

単科講座・オプション講座の料金

辰已法律研究所の特徴の一つが、充実した単科講座のラインナップです。必要な科目や分野だけをピンポイントで受講できるため、費用を抑えながら弱点補強ができます。

科目別講座は、1科目あたり5万円~10万円程度です。民法・不動産登記法・商法などの主要科目を、それぞれ単独で受講できます。苦手科目だけを集中的に学習したい受験生に適しています。

記述式対策講座は、8万円~15万円程度です。記述式答案の書き方を基礎から学べる講座で、辰已の人気講座の一つです。不動産登記法と商業登記法の両方をカバーしています。採点付きの答練が含まれており、自分の答案の改善点を具体的に知ることができます。

択一式答練パックは、10万円~15万円程度です。定期的な択一式問題演習と解説講義がセットになっています。週1回ペースで実施されることが多く、継続的なアウトプット練習に最適です。

記述式答練パックは、8万円~12万円程度です。記述式問題を定期的に演習し、添削を受けられる講座です。答案作成力を段階的に高めていけます。

全国公開模試(単体受験)は、2万円~3万円程度です。他の予備校で学習している受験生でも、辰已の模試だけを受験できます。本試験直前期に自分の実力を確認する目的で利用する受験生が多数います。

単科講座の利点は、必要なものだけを選べる柔軟性です。予算に応じて組み合わせを考えられるため、費用を抑えながら効果的な学習ができます。

割引制度・キャンペーン情報

辰已法律研究所では、時期によって様々な割引制度やキャンペーンを実施しています。うまく活用すれば、受講料を大幅に削減できる可能性があります。

早割(早期申込割引)は、最も一般的な割引制度です。開講日の数ヶ月前までに申し込むと、通常価格から10-20%程度の割引が受けられます。例えば50万円のコースなら、5万円~10万円の割引となり、かなりお得です。

再受講割引は、過去に辰已の講座を受講した方向けの割引です。前年度の講座を受講していた場合、次年度の講座を割引価格で受講できます。割引率は30-50%程度と大きく、継続受講生への優遇措置となっています。

他校生割引は、他の予備校から移籍する受験生向けの割引です。他校の受講証明書などを提示することで、割引が適用されるケースがあります。割引率は10-20%程度です。

模試割引は、全国公開模試の受験生が対象です。模試を受験した方が本講座に申し込む場合、模試の受験料分が割引されることがあります。模試で辰已の講座を体験してから本格的に受講するという流れを促進する制度です。

複数講座割引は、複数の単科講座をまとめて申し込む場合の割引です。単科講座を2つ以上同時に申し込むと、総額から一定割引が受けられます。

キャンペーンの実施時期は、主に年末年始・春・秋が多いです。新年度の募集時期や試験直後のタイミングで、特別キャンペーンが実施されることがあります。公式サイトやメールマガジンで最新情報をチェックすることをおすすめします。

他社予備校との料金比較

辰已法律研究所の料金を他の大手予備校と比較すると、中程度からやや高めの価格帯に位置します。コストパフォーマンスを考える上で、他社との比較は欠かせません。

予備校名初学者向けコース特徴
辰已法律研究所45万円~60万円答練・模試が充実、単科講座も豊富
伊藤塾45万円~65万円最大手、サポート充実
LEC40万円~55万円全国に校舎、オンライン充実
アガルート14万円~17万円オンライン特化、低価格
スタディング8万円~11万円最安値、スマホ学習特化

伊藤塾との比較では、料金はほぼ同水準です。両校とも50万円前後の価格帯が中心で、大手予備校の標準的な料金設定といえます。内容面では、伊藤塾は初学者向けのフォロー体制が手厚く、辰已は答練・模試の質で優位性があります。

LECとの比較では、辰已がやや高めです。LECは40万円台から講座があり、価格面での競争力があります。ただし、答練の質や記述式対策では辰已の評価が高いため、内容面では辰已に分があります。

オンライン特化型のアガルートやスタディングと比較すると、辰已は明らかに高額です。アガルートは15万円前後、スタディングは10万円前後で受講できるため、価格差は4-5倍になります。通学型の予備校とオンライン特化型では、提供されるサービスの質が異なるため、単純な価格比較は難しい面もあります。

辰已法律研究所のコストパフォーマンスは、使い方次第です。総合コースを受講する場合は、他の通学型予備校と同程度の費用がかかります。一方、単科講座や答練・模試だけを受講すれば、必要な部分だけにコストを集中できます。

司法書士通信講座の料金比較では、各社の詳細な料金とコストパフォーマンスを解説していますので、併せて参考にしてください。

辰已法律研究所司法書士講座の評判・口コミを徹底分析

実際に受講した人の評判はどうなのでしょうか。良い口コミと悪い口コミの両方を見ていきます。

良い評判・口コミ|答練・模試の質の高さが評価

辰已法律研究所の最も高く評価されているのは、答練と模試の質です。多くの受講生・合格者が、この点を絶賛しています。

「全国公開模試の問題の質が素晴らしい。本試験の傾向を的確に捉えており、模試の成績が本番の結果とかなり相関していた」という声は非常に多いです。模試の予測精度の高さは、辰已の長年の試験分析ノウハウの結果といえます。

記述式答練についても、「添削が丁寧で具体的」「どこをどう改善すればいいか明確に示してくれる」といった肯定的な評価が目立ちます。記述式は採点基準が分かりにくい科目ですが、辰已の答練では詳細な採点基準と改善点が提示されるため、答案作成力が着実に向上すると評判です。

択一式答練も「問題の難易度が本試験に近い」「解説が分かりやすく、知識の定着に役立つ」という評価があります。定期的な答練で知識の定着度を確認しながら学習を進められる点が、受講生に支持されています。

講師陣については、「ベテラン講師の解説が分かりやすい」「実務経験が豊富で、実践的な話が聞ける」といった声があります。特に記述式を担当する講師の評価が高く、答案の書き方を丁寧に指導してくれると好評です。

教材の質も評価されています。「テキストが体系的に整理されていて使いやすい」「過去問の分析が詳しい」という意見が見られます。辰已のテキストは、試験に出るポイントが明確に示されており、効率的な学習が可能です。

通学講座の雰囲気については、「緊張感があって集中できる」「周りの受講生の熱意に刺激を受ける」という声もあります。教室での学習環境を求める受験生にとって、辰已の通学講座は良い選択肢です。

悪い評判・口コミ|通信講座の使い勝手に課題

一方で、辰已法律研究所には改善を求める声もあります。特に通信講座のシステム面での課題が指摘されています。

「映像講義のプラットフォームが使いにくい」「スマホアプリの機能が限定的」という不満は多く見られます。オンライン特化型の予備校と比較すると、映像視聴システムの使い勝手では見劣りするようです。倍速再生の速度設定が少ない、ダウンロード機能がない、といった具体的な不満が挙げられています。

「質問対応が遅い」「質問の回答が簡素」という声もあります。特に通信受講生からは、質問しにくい、回答に時間がかかるといった指摘があります。伊藤塾などの手厚いサポート体制と比較すると、この点は弱いといえます。

初学者向けのフォロー体制についても、「もう少し手厚いサポートがほしい」という意見があります。法律初学者が挫折しないような仕組みは、他の大手予備校と比べて充実度が劣るようです。学習計画の相談や進捗管理のサポートが限定的という声が聞かれます。

料金面では、「他のオンライン講座と比べて高い」「単科講座も決して安くはない」という意見もあります。確かにアガルートやスタディングと比較すると、辰已の料金は高額です。コストパフォーマンスを重視する受講生からは、料金の高さがネックになっているようです。

通信講座の教材配送については、「教材が届くのが遅い」「配送スケジュールが不明瞭」という不満も見られます。通学生は教室で直接受け取れますが、通信生は配送待ちとなるため、学習開始が遅れるケースがあるようです。

基礎講義の内容については、「もう少し丁寧な説明がほしい」「初学者には難しく感じる部分がある」という声もあります。辰已は答練・模試に強みがある一方、基礎講義では他校に及ばない面があるかもしれません。

SNS・掲示板での辰已法律研究所の評価

TwitterやブログなどのSNS、2ちゃんねる(5ちゃんねる)などの掲示板では、辰已法律研究所についてどのような評価がされているのでしょうか。

Twitterでは、「辰已の模試を受けた」「辰已の記述答練が役立った」といった投稿が多く見られます。特に試験直前期になると、全国公開模試に関するツイートが増加します。模試の問題が本試験に的中したという報告もあり、模試の質の高さが改めて確認できます。

合格者のブログでは、「メインは他校で、辰已は答練・模試だけ利用した」というパターンが多いです。伊藤塾やLECで基礎を固めてから、辰已の答練で実力を磨いて合格したという体験談が複数あります。辰已を補助的に活用する戦略は、多くの合格者に支持されているようです。

掲示板では、「辰已の答練はガチ」「模試の予測精度が高い」といった評価がある一方、「通信のシステムが古い」「初学者にはきつい」という辛口の意見も見られます。匿名の掲示板では率直な意見が出やすいため、良い面も悪い面も正直に語られています。

YouTubeなどの動画プラットフォームでは、辰已法律研究所に関する情報は他の大手予備校と比べて少ない印象です。公式チャンネルはあるものの、更新頻度は高くありません。受験生向けの情報発信という点では、他校に後れを取っている面があります。

総合すると、SNSや掲示板での辰已の評価は「答練・模試は素晴らしいが、それ以外は普通」という認識が多いようです。強みと弱みがはっきりしている予備校という印象です。

司法書士試験の模試ガイドでは、辰已を含む各社の模試を詳しく比較していますので、模試選びの参考にしてください。

辰已法律研究所司法書士講座のメリット5つ

辰已法律研究所の具体的なメリットを5つの観点から解説します。

メリット①:答練・模試の充実度が業界トップクラス

辰已法律研究所の最大のメリットは、答練と模試の充実度です。この点では業界トップクラスといっても過言ではありません。

全国公開模試は、本試験の予行演習として最適です。問題の質、採点の精度、成績表の詳細さ、すべてにおいて高いレベルを保っています。受験者数が多いため、自分の全国順位を正確に把握できるのも利点です。

択一式答練は、週1回~月2回程度の頻度で実施されます。定期的なアウトプットの機会があることで、知識の定着度を確認しながら学習を進められます。問題の難易度が本試験に近く、本番に向けた実戦力が養われます。

記述式答練は、段階的に答案作成力を高められるカリキュラムです。最初は基本的な問題から始まり、徐々に複雑な事例問題に移行していきます。添削が丁寧で、答案のどこをどう改善すればいいか具体的に示されます。

答練の問題は、過去の試験傾向を徹底的に分析して作成されています。50年以上の受験指導の歴史の中で蓄積されたノウハウが、問題作成に活かされています。出題予想の精度も高く、答練で扱った論点が本試験に出題されることも多いです。

答練の解説講義も充実しています。単に正解を示すだけでなく、なぜその答えになるのか、どう考えればいいのかを丁寧に解説してくれます。解説を聞くことで、法的思考力が磨かれます。

メリット②:記述式対策の評判が高い

司法書士試験の最大の難関は記述式です。辰已法律研究所は、記述式対策で特に高い評価を受けています。

記述式答案の書き方を基礎から学べるのが辰已の特徴です。登記申請書の形式、事実認定の方法、答案構成の仕方など、記述式に必要なスキルを段階的に習得できます。

添削指導の質が高いのも辰已の強みです。単に点数をつけるだけでなく、答案のどこが良くてどこが悪いのか、詳細なコメントがつきます。改善点が明確になるため、次の答案作成に活かせます。

記述式の採点基準が明確に示されるのも利点です。記述式は採点基準が分かりにくい科目ですが、辰已では具体的な配点と採点のポイントが示されます。どこで点数を取るべきか、どこで失点しやすいかが理解できます。

不動産登記法と商業登記法の両方をバランス良くカバーしているのも特徴です。どちらかに偏ることなく、両科目の記述式対策を並行して進められます。

記述式対策講座は、他校で基礎学習をしている受験生も多数受講しています。辰已の記述式講座だけを単科で受講するという使い方も一般的です。それだけ記述式対策の評価が高いということです。

メリット③:ベテラン講師陣の質の高い指導

辰已法律研究所の講師陣は、長年の受験指導経験を持つベテランが中心です。講師の質の高さも、辰已のメリットの一つです。

講師の多くは、10年以上の指導経験を持っています。長年の経験から、受験生がつまずきやすいポイント、理解しにくい論点を熟知しています。そのため、分かりやすく的確な指導ができます。

法律の理論だけでなく、試験対策のテクニックも教えてくれます。択一式の解法テクニック、記述式の時間配分、試験当日の心構えなど、実践的なアドバイスが得られます。

講師と受講生の距離が近いのも辰已の特徴です。通学講座では、講義後に講師に直接質問できる雰囲気があります。質問しやすい環境が整っているため、疑問点をその場で解消できます。

講師によって得意分野が異なるため、各科目で最適な講師が担当しています。民法は民法のスペシャリスト、記述式は記述式のエキスパートというように、適材適所の講師配置です。

講師のモチベーションも高いです。合格者を多数輩出してきた実績があるため、講師陣も自信を持って指導しています。受講生のモチベーション向上にもつながっています。

メリット④:単科講座で弱点補強が可能

辰已法律研究所は、単科講座のラインナップが充実しています。必要な部分だけをピンポイントで受講できるのは、大きなメリットです。

科目別の単科講座があるため、苦手科目だけを集中的に学習できます。例えば民法だけ、商法だけといった形で、弱点補強が可能です。他の予備校で全体的な学習を進めながら、苦手科目だけ辰已で補強するという使い方もできます。

記述式対策講座も単科で受講できます。記述式は独学では対策が難しいため、辰已の記述式講座だけを利用する受験生は多いです。他校で択一式対策をして、記述式は辰已という組み合わせは効果的です。

答練・模試だけの受講も可能です。全国公開模試は外部生でも受験できるため、どの予備校で学習していても辰已の模試を受けられます。実力確認のために辰已の模試だけを利用するという戦略もあります。

単科講座を組み合わせることで、自分だけのカリキュラムを作れます。予算や学習進度に応じて、必要な講座を選択できるため、無駄なコストを抑えられます。

他の予備校との併用が容易なのも、単科講座が充実している辰已ならではのメリットです。メイン校を別に持ちながら、辰已を補助的に使うというパターンは、多くの合格者が実践しています。

辰已法律研究所司法書士講座のデメリット3つ

メリットがある一方で、デメリットも存在します。辰已法律研究所の主なデメリットを3つ見ていきます。

デメリット①:通信講座の映像・システムが古い

辰已法律研究所の通信講座は、映像やシステム面で他の通信講座と比べて見劣りする部分があります。これは辰已の大きなデメリットです。

映像視聴プラットフォームの使い勝手が良くないという声は多いです。再生速度の設定が限定的、ダウンロード機能がない、スマホでの視聴がしにくいなど、具体的な不満が挙げられています。アガルートやスタディングなどのオンライン特化型と比較すると、使い勝手の差は明らかです。

スマホアプリの機能も限定的です。他の通信講座では、スマホアプリで講義視聴からテキスト閲覧、問題演習まで全てできるケースが多いです。しかし辰已のアプリは機能が少なく、スマホでの学習に最適化されていません。

講義映像自体も、撮影方法が古いという指摘があります。通学講座の教室撮影がメインで、通信専用に撮影された映像ではありません。そのため、画質や音質が今ひとつというケースもあります。

オンラインでの質問システムも、他校と比べて充実していません。質問の回答に時間がかかる、回答が簡素といった不満が見られます。リアルタイムでのサポート体制は弱いといえます。

Webでの学習管理機能も限定的です。学習進捗の可視化、スケジュール管理のサポートなど、オンライン学習を支援する機能は他校に劣ります。

辰已は通学型の予備校として発展してきた経緯があり、通信講座は後から追加された形です。そのため、通信講座のシステム整備が他校に比べて遅れているのが実情です。

デメリット②:初心者向けのサポート体制が弱い

辰已法律研究所は、初学者向けのサポート体制が他の大手予備校と比べて弱いという指摘があります。

学習相談の機会が限定的です。伊藤塾などでは、定期的なカウンセリングや学習計画のサポートがありますが、辰已ではそのようなフォロー体制は充実していません。特に通信受講生は、孤独に学習を進めることになりがちです。

初学者向けの基礎講義は、やや説明が簡潔すぎると感じる受講生もいるようです。法律の基礎から丁寧に教えるというより、ある程度の理解を前提に進むケースがあります。完全なゼロからのスタートには不向きという声もあります。

進捗管理のサポートも弱いです。自分がどこまで進んでいて、どの程度理解できているか、客観的に把握する仕組みが少ないです。自己管理能力が求められます。

モチベーション維持のサポートも限定的です。他校では受講生同士の交流の場や、モチベーションを高めるイベントなどがありますが、辰已ではそのような取り組みは少ないです。

初学者が挫折しないための仕組みという点では、伊藤塾やLECの方が手厚いといえます。辰已はある程度自分で学習を進められる、自律的な受験生に向いている予備校です。

デメリット③:料金が他社よりやや高め

辰已法律研究所の料金は、大手予備校の中でも中程度からやや高めです。特にオンライン特化型の講座と比較すると、かなりの価格差があります。

初学者向けの総合コースは50万円前後で、伊藤塾と同程度です。LECよりはやや高く、アガルートやスタディングと比べると4-5倍の価格差になります。コストを重視する受験生にとって、この料金はネックとなります。

単科講座も決して安くはありません。科目別講座は1科目5万円以上、記述式講座は10万円以上するケースが多いです。複数の単科講座を受講すると、トータルでかなりの金額になります。

割引制度はありますが、割引を適用しても他のオンライン講座より高額です。早割を使っても40万円以上はかかるため、予算が限られている受験生には厳しいです。

教材の別売りがある場合もあります。基本的な教材は含まれていますが、一部の補助教材は別途購入が必要なケースがあります。追加コストが発生する可能性がある点は注意が必要です。

費用対効果を考えると、答練・模試をメインに利用するのが賢い使い方かもしれません。総合コースではなく、必要な単科講座だけを選んで受講すれば、コストを抑えながら辰已のメリットを享受できます。

辰已法律研究所司法書士講座がおすすめな人・おすすめでない人

辰已法律研究所は、すべての受験生に適しているわけではありません。どんな人におすすめで、どんな人には向かないのか見ていきます。

辰已法律研究所がおすすめな人の特徴

辰已法律研究所が特におすすめなのは、以下のような特徴を持つ受験生です。

答練・模試を重視する人は、辰已に最適です。アウトプット練習を多くこなしたい、本試験形式の演習を繰り返したいという受験生にとって、辰已の答練・模試は最高の教材となります。

記述式対策を強化したい人にも辰已はおすすめです。記述式の答案作成力を高めたい、丁寧な添削指導を受けたいという受験生は、辰已の記述式講座を検討する価値があります。

他の予備校と併用したい人にも向いています。メインは伊藤塾やLECで、答練・模試だけ辰已という使い方は効果的です。弱点補強のために単科講座を利用するパターンも有効です。

通学での学習を希望する人は、辰已の教室環境が合うでしょう。緊張感ある雰囲気で集中して学習したい、講師に直接質問したいという受験生に適しています。

自己管理ができる人は、辰已で十分に成果を出せます。自分で学習計画を立てられる、モチベーションを自分で維持できるという受験生なら、辰已のカリキュラムを活用して合格を目指せます。

中上級者・再受験者にもおすすめです。既にある程度の基礎知識がある受験生にとって、辰已の実践的なカリキュラムは効果的です。答練で実力を磨き、合格レベルまで引き上げられます。

法律系の学部出身者も辰已に向いています。法律の基礎知識がある程度ある人なら、辰已の講義をスムーズに理解できるでしょう。

辰已法律研究所がおすすめでない人の特徴

逆に、以下のような特徴を持つ受験生には、辰已法律研究所はあまり向いていないかもしれません。

完全な初学者は、辰已以外の選択肢も検討すべきです。法律知識が全くない状態からスタートする場合、より基礎から丁寧に教えてくれる予備校の方が安心です。伊藤塾司法書士講座など、初学者向けのフォロー体制が充実している予備校を検討しましょう。

手厚いサポートを求める人も、辰已には向かないかもしれません。学習相談やモチベーション維持のサポートを重視する場合、他の予備校の方が適しています。

オンライン学習を重視する人には、辰已のシステムは物足りないでしょう。スマホでの学習、使いやすいアプリ、充実したオンラインサポートを求めるなら、アガルート司法書士講座などのオンライン特化型を選ぶべきです。

予算が限られている人は、他の選択肢を検討した方がよいでしょう。50万円前後の受講料を用意するのが難しい場合、より低価格のオンライン講座を選ぶ方が現実的です。

地方在住で通学が困難な人も、辰已はあまり向きません。辰已の校舎は東京・大阪が中心で、地方には少ないです。通信講座のシステムも他校ほど充実していないため、地方在住者にはメリットが少ないです。

すぐに質問の回答がほしい人には向かないかもしれません。オンラインでの質問対応が他校ほど迅速ではないため、疑問点をすぐに解消したい人にはストレスとなる可能性があります。

他の予備校・通信講座との併用パターン

辰已法律研究所は、他の予備校と併用することで最大の効果を発揮するケースが多いです。効果的な併用パターンをいくつか紹介します。

パターン①:伊藤塾(メイン)+ 辰已(答練・模試)
伊藤塾で基礎から体系的に学習し、辰已の答練・模試で実力を確認するパターンです。伊藤塾の丁寧な講義で知識を固め、辰已の質の高い答練でアウトプット力を磨けます。

パターン②:LEC(メイン)+ 辰已(記述式)
LECで全体的な学習を進め、記述式対策だけ辰已を利用するパターンです。LECの充実したカリキュラムと辰已の記述式特化講座を組み合わせることで、バランスの取れた学習ができます。

パターン③:アガルート(メイン)+ 辰已(答練・模試)
低価格のアガルートで基礎学習をし、辰已の答練・模試で実践力を養うパターンです。コストを抑えながら、高品質な答練・模試を受けられます。

パターン④:独学 + 辰已(答練・模試のみ)
市販のテキストで独学し、答練・模試だけ辰已を利用するパターンです。独学のコストメリットを活かしつつ、実力確認や本番対策は辰已でカバーできます。司法書士独学での合格方法では、独学での学習戦略を詳しく解説しています。

パターン⑤:スタディング(メイン)+ 辰已(記述式・答練)
最安値のスタディングでインプットし、記述式と答練は辰已という組み合わせです。予算を最小限に抑えながら、記述式対策と答練は質の高いものを受けられます。

併用のメリットは、各予備校の強みを組み合わせられる点です。コストはかかりますが、合格可能性を高められます。予算と相談しながら、最適な組み合わせを見つけましょう。

辰已法律研究所司法書士講座に関するよくある質問(FAQ)

辰已法律研究所に関してよく寄せられる質問に回答します。

辰已法律研究所の司法書士講座の合格率は?

辰已法律研究所は具体的な合格率を公表していません。多くの司法書士予備校が合格率を公表しない理由は、正確な数値の算出が難しいためです。 ただし、毎年多数の合格者を輩出していることは確かです。公式サイトには多くの合格体験記が掲載されており、様々なバックグラウンドの合格者がいることが分かります。特に答練・模試を利用した合格者が多く、辰已の教材の質の高さを裏付けています。 合格率よりも注目すべきは、答練・模試の利用者における合格貢献度の高さです。他の予備校でメイン学習をしながら、辰已の答練・模試を利用して合格したという事例が多数あります。この点から、辰已の答練・模試が合格に有効であることは間違いありません。 なお、司法書士の合格率データでは、試験全体の合格率推移や予備校選びのポイントを解説していますので、併せて参考にしてください。

辰已法律研究所は初心者でも大丈夫ですか?

辰已法律研究所は、完全な初心者よりも、ある程度基礎知識がある中上級者に向いている予備校です。 初学者向けのコースもありますが、初心者へのサポート体制は伊藤塾などと比べると手薄です。学習相談やモチベーション維持のフォローが限定的なため、自己管理能力が求められます。 法律の基礎知識が全くない状態からスタートする場合、他の予備校の方が安心かもしれません。特に法学部出身でない方、法律の勉強が初めての方は、より丁寧な基礎講義とサポート体制が充実した予備校を選ぶことをおすすめします。 一方、法学部出身者や法律系の仕事経験がある方なら、辰已の講義でも十分についていけるでしょう。また、他の予備校で一度学習経験がある再受験者にとっては、辰已の実践的なカリキュラムは効果的です。 初学者の方は、まず司法書士試験の全体像を理解した上で、自分に合った予備校を選ぶことをおすすめします。

辰已法律研究所の模試だけ受けることは可能ですか?

はい、辰已法律研究所の模試だけを受験することは可能です。全国公開模試は外部生でも受験できます。 模試の受験料は2万円~3万円程度で、どの予備校で学習している受験生でも申し込めます。実際、多くの受験生が他の予備校で学習しながら、辰已の模試を受験しています。 辰已の全国公開模試は、本試験の予行演習として非常に有効です。問題の質が高く、本試験の傾向を的確に捉えているため、実力確認に最適です。模試の成績が本試験の結果とかなり相関しているという報告も多く、予測精度の高さが評価されています。 模試だけでなく、答練の単科受講も可能です。記述式答練パックや択一式答練パックを単独で申し込めるため、答練だけを利用することもできます。 模試や答練を有効活用することで、合格可能性を高められます。メインの予備校を持ちつつ、辰已の模試・答練で実力を磨くという戦略は、多くの合格者が実践しています。

辰已法律研究所と伊藤塾、どちらがおすすめですか?

辰已法律研究所と伊藤塾は、それぞれ異なる強みを持つ予備校です。どちらがおすすめかは、受験生の状況や優先順位によって変わります。

伊藤塾がおすすめな人:

  • 法律初学者で、基礎から丁寧に学びたい
  • 手厚いサポート体制を重視する
  • 体系的なインプット講義を求める
  • 学習相談やモチベーション維持のフォローがほしい

辰已法律研究所がおすすめな人:

  • 答練・模試を重視する
  • 記述式対策を強化したい
  • 既にある程度の基礎知識がある
  • アウトプット中心の学習を好む

両校の併用も効果的です。伊藤塾で基礎を固めつつ、辰已の答練・模試で実践力を養うという組み合わせは、多くの合格者が実践しています。予算が許すなら、両校の強みを組み合わせるのが理想的です。

単独で選ぶなら、初学者は伊藤塾、中上級者は辰已という選択が無難でしょう。ただし、最終的には自分の学習スタイルや予算と相談して決めることが大切です。

伊藤塾司法書士講座LEC司法書士講座TAC司法書士講座など、他の予備校の情報も参考にして、総合的に判断しましょう。

まとめ|辰已法律研究所は答練・模試重視の受験生におすすめ

本記事では、辰已法律研究所司法書士講座について、評判・料金・合格率から詳しく解説しました。

辰已法律研究所司法書士講座の総合評価

辰已法律研究所の最大の強みは、答練と模試の質の高さです。50年以上にわたる受験指導のノウハウが凝縮された答練・模試は、業界トップクラスの評価を受けています。特に全国公開模試は多くの受験生が受験し、本試験の予行演習として欠かせない存在となっています。

記述式対策の評判も高く、丁寧な添削指導によって答案作成力を段階的に高められます。ベテラン講師陣による質の高い指導も、辰已の大きなメリットです。

一方、通信講座のシステムや初心者向けのサポート体制には課題があります。映像視聴プラットフォームの使い勝手や質問対応の充実度では、他の予備校に及ばない面があります。料金も大手予備校の中では中程度からやや高めで、オンライン特化型と比べると割高感があります。

総合的に見ると、辰已法律研究所は「答練・模試に特化した予備校」という位置づけです。メインの予備校として全てを辰已で完結させるよりも、他校と併用して答練・模試を活用する使い方が効果的です。

こんな受験生に辰已がおすすめ:

  • 答練・模試を重視する人
  • 記述式対策を強化したい人
  • 中上級者・再受験者
  • 他の予備校との併用を考えている人

こんな受験生には他の選択肢も検討を:

  • 完全な法律初学者
  • 手厚いサポートを求める人
  • オンライン学習を重視する人
  • 予算を抑えたい人

次のステップ|資料請求・無料体験で自分に合うか確認

辰已法律研究所が自分に合っているか確認するには、まず資料請求をしてみましょう。公式サイトから無料で資料を取り寄せられます。パンフレットには、コースの詳細や料金、合格者の体験記などが掲載されています。

可能であれば、無料体験講義を受講することをおすすめします。実際の講義を体験することで、講師の教え方や教材の質を確認できます。自分に合うかどうかは、実際に体験してみないと分かりません。

模試の単発受験もおすすめです。いきなり本講座を申し込むのではなく、まず模試を受けてみることで、辰已の教材の質を確認できます。模試の結果が良ければ、本格的に辰已を利用するという判断もできます。

他の予備校とも比較検討しましょう。司法書士予備校おすすめランキング司法書士通信講座比較を参考に、複数の選択肢を検討することが大切です。

司法書士試験は長期戦です。自分に合った予備校を選ぶことが、合格への近道となります。本記事の情報を参考に、最適な学習環境を整えて、合格を目指しましょう。

司法書士の勉強時間計画を立てることも重要です。効率的な学習スケジュールを組んで、計画的に合格を目指してください。

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