MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格を取得したものの、「履歴書に書いても良いのか」「恥ずかしくないか」と迷っているあなたへ。MOSは履歴書に堂々と記載できる実務スキルの証明資格です。
本記事では、MOSの正式名称と正しい表記方法、履歴書への具体的な記載例、職種別の評価傾向について、実際の採用データを交えて詳しく解説します。この情報をもとに、自信を持ってMOS資格を履歴書でアピールしましょう。
この記事を読むとわかること
- MOS資格が履歴書に記載できる理由と客観的な評価
- 正式名称と表記方法の具体的なルール
- 科目別・バージョン別の正しい記載例
- 職種による評価の違いと効果的な活用法
押さえておきたい3つのポイント
- MOSは履歴書に書ける実務資格:累計受験者数480万人を超える国際資格で、パソコンスキルを客観的に証明できるため、履歴書への記載は全く恥ずかしいことではありません。
- 正式名称とバージョンの記載が重要:「Microsoft Office Specialist Excel 2019」のように、正式名称・科目名・バージョンを明記することで、採用担当者に正確なスキルレベルを伝えられます。
- 職種によって評価が大きく異なる:事務職や営業職では強力なアピール材料となる一方、エンジニア職では評価されにくい傾向があるため、応募職種に応じた記載判断が必要です。
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MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は履歴書に書ける資格
MOS資格は、履歴書の資格欄に正式に記載できる国際的な認定資格です。「パソコンの基本スキルは当たり前」という風潮から、履歴書への記載を躊躇する方もいますが、実際には多くの企業で評価される実務スキルの証明として認識されています。
MOSとは、マイクロソフトが公式に認定するOfficeソフトの利用スキルを証明する資格制度です。世界的に通用する国際資格であり、日本国内でも幅広い業種・職種で活用されています。
MOSを履歴書に書くことは恥ずかしくない
MOSを履歴書に記載することに抵抗を感じる必要はありません。この資格は、単なる「パソコンが使える」という漠然とした主張ではなく、具体的な操作スキルを第三者が認定したものです。
特に事務職や営業職の採用現場では、「Excelの関数が使える」「Wordで文書作成ができる」といったスキルを客観的に示せる点が高く評価されます。採用担当者にとっても、応募者のパソコンスキルを判断する明確な指標となるため、書類選考での差別化につながります。
「基本的なスキルだから書くべきではない」という意見もありますが、これは職種や業界によって評価が異なるだけであり、MOS資格自体の価値を否定するものではありません。むしろ、実務で必要とされるスキルを体系的に習得している証明として、自信を持って記載すべきです。
パソコンスキルを客観的に証明できる資格
MOS資格の最大の強みは、パソコンスキルを客観的に証明できる点にあります。履歴書に「Excelが使えます」と記載しても、その熟練度は採用担当者には伝わりません。しかし「Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert取得」と記載すれば、高度な関数やピボットテーブル、マクロの基礎まで扱えることが明確に伝わります。
この客観性は、実技試験による認定という試験形式に基づいています。ペーパーテストではなく、実際にOfficeソフトを操作して課題を解決する形式のため、暗記だけでは合格できません。実務で即戦力となるスキルを持っていることの証明として、多くの企業で信頼されています。
また、国際的な認定資格であることも重要なポイントです。マイクロソフトが世界共通の基準で認定しているため、転職や異動の際にも、一貫したスキルレベルを示すことができます。
MOSの累計受験者数と認知度
MOS試験の累計受験者数は、日本国内だけで480万人を超えています(2023年度時点)。この数字は、多くのビジネスパーソンや学生がMOS資格の価値を認識し、取得に挑戦していることを示しています。
年間の受験者数は約30万人規模で推移しており、パソコン関連資格の中でも特に人気の高い資格の一つです。企業の人事担当者や採用担当者の多くがMOS資格を知っているため、履歴書に記載した際の認知度も高く、説明を求められることはほとんどありません。
特に事務職や営業職の求人では、応募要件に「Excel・Wordの基本操作ができる方」という条件が含まれることが多く、MOS資格がこの要件を満たす明確な証明になります。新卒採用においても、学生時代にパソコンスキルを習得した証として評価されるケースが増えています。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の正式名称と表記方法
履歴書にMOS資格を記載する際、最も重要なのが正式名称と表記方法の理解です。正確な記載によって、採用担当者に正しいスキルレベルを伝えることができます。
MOSの正式名称は「Microsoft Office Specialist」
MOSの正式名称は「Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」です。この名称は、マイクロソフトが公式に定めた国際的な認定資格の呼称であり、履歴書に記載する際の基本となります。
「MOS」は略称であり、正式な資格名ではありません。ただし、この略称は広く認知されているため、履歴書の限られたスペースでは「MOS」と表記することも許容されています。重要なのは、略称を使う場合でも、科目名やバージョンを明記して、どのレベルのスキルを持っているかを明確にすることです。
正式名称を使用することで、資格の信頼性が高まり、採用担当者に対してより専門的な印象を与えることができます。特に、複数の資格を持っている場合は、それぞれの資格を正式名称で区別して記載することで、体系的なスキル習得をアピールできます。
履歴書で使える3つの表記パターン
履歴書にMOS資格を記載する際、以下の3つの表記パターンが一般的に使用されています。それぞれの特徴を理解し、履歴書のフォーマットやスペースに応じて選択しましょう。
パターン1:正式名称(英語表記)
Microsoft Office Specialist Excel 2019
最も正式で詳細な表記方法です。国際資格としての側面を強調でき、外資系企業や英語を使用する職場への応募に適しています。
パターン2:正式名称(カタカナ表記)
マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2019
日本語で統一された履歴書に適した表記方法です。一般的な日本企業への応募では、この形式が読みやすく推奨されます。
パターン3:略称表記
MOS Excel 2019
簡潔な表記で、履歴書のスペースが限られている場合に有効です。ただし、初めてMOS資格を記載する場合は、括弧書きで正式名称を補足することをおすすめします。
英語表記・カタカナ表記・略称の使い分け
表記方法の使い分けは、応募先企業の特性や履歴書全体の統一感を考慮して決定します。一般的なガイドラインとして、以下の基準を参考にしてください。
英語表記は、外資系企業、グローバル企業、英語使用環境のある職場への応募に適しています。また、履歴書全体を英文で作成する場合も、当然ながら英語表記を使用します。国際的な資格であることを強調したい場合にも効果的です。
カタカナ表記は、日本の一般企業への応募で最も無難な選択肢です。特に、他の資格も日本語で記載している場合は、統一感を保つためにカタカナ表記を推奨します。履歴書を読む採用担当者にとっても、最も読みやすく理解しやすい形式です。
略称の「MOS」は、認知度が高く簡潔であるため、多くの資格を記載する必要がある場合に便利です。ただし、初回記載時は「MOS(Microsoft Office Specialist)Excel 2019」のように、括弧書きで正式名称を示すことで、資格の正式性を保つことができます。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の履歴書への基本的な書き方
履歴書にMOS資格を正しく記載するためには、基本的なフォーマットと記入ルールを理解することが重要です。ここでは、採用担当者に正確な情報を伝えるための記載方法を解説します。
履歴書記載の基本フォーマット
MOS資格の履歴書記載は、以下の基本フォーマットに従って記入します。
取得年月 | 資格名称(正式名称 科目名 バージョン レベル)
具体例:
2023年6月 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 取得
2023年8月 | Microsoft Office Specialist Word 2019 取得
2024年3月 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert 取得
このフォーマットには、次の4つの要素が含まれています。
- 取得年月:資格を取得した年月を記載
- 正式名称:Microsoft Office Specialist または MOS
- 科目名:Excel、Word、PowerPoint、Access、Outlookのいずれか
- バージョンとレベル:2019、2016、365&2019など、スペシャリストまたはエキスパート
この基本形式を守ることで、採用担当者は一目であなたのパソコンスキルレベルを把握できます。レベルの表記がない場合はスペシャリスト(一般レベル)を意味しますが、明確に記載することでより正確な情報を伝えられます。
取得年月日の正しい記載方法
MOS資格の取得年月日は、合格認定証またはデジタル認定証に記載されている試験合格日を基準にします。注意すべき点は、「試験を受けた日」と「合格認定証が発行された日」は異なる場合があることです。
履歴書には、実際に試験に合格した日付を記載します。MOS試験は随時試験方式のため、受験した当日に合否結果が分かり、その日が取得年月日となります。デジタル認定証には正確な取得日が記載されているため、履歴書作成前に確認しておきましょう。
年月の表記については、履歴書全体の統一性を保つことが重要です。学歴や職歴を西暦で記載している場合は資格欄も西暦で、和暦で記載している場合は資格欄も和暦で統一します。混在すると読みづらく、不注意な印象を与えてしまいます。
取得年月のみを記載し、日付(〇日)は省略する形式が一般的です。「2023年6月」のように、年月までの記載で十分であり、「2023年6月15日」と日付まで記載する必要はありません。
資格欄への記入順序のルール
履歴書の資格欄には、一般的に取得年月の古い順(時系列順)に記載します。これは、学歴や職歴と同様の記載ルールであり、採用担当者にとって最も読みやすい形式です。
2022年10月 | MOS Word 2019 取得
2023年3月 | MOS Excel 2019 取得
2023年9月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
2024年1月 | MOS PowerPoint 365&2019 取得
ただし、応募する職種に特に関連性の高い資格がある場合、その資格を上位に配置する方法も効果的です。たとえば、データ分析を重視する職種であれば、Excel Expertを目立つ位置に記載することで、即戦力性をアピールできます。
複数のMOS資格を持っている場合でも、全て記載する必要はありません。特に、同じ科目の異なるバージョンを複数取得している場合は、最新バージョンのみを記載することで、履歴書をすっきりとまとめることができます。この判断については、応募職種の要件や履歴書のスペースを考慮して行いましょう。
MOSスペシャリストとエキスパートの違いを理解することで、より効果的な資格の記載順序を決定できます。
MOSの科目別・バージョン別の具体的な記載例
MOS資格には複数の科目とバージョンがあり、それぞれ正確に記載することが重要です。ここでは、実際の履歴書記入で使える具体的な記載例を科目別・バージョン別に紹介します。
Excel・Wordの記載例(スペシャリスト・エキスパート)
ExcelとWordは、MOSの中で最も取得者が多く、実務でも頻繁に使用される科目です。スペシャリスト(一般レベル)とエキスパート(上級レベル)では記載方法が異なります。
Excelの記載例
スペシャリスト:
2023年6月 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 取得
または
2023年6月 | MOS Excel 2019(スペシャリスト)取得
エキスパート:
2023年9月 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert 取得
または
2023年9月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
Wordの記載例
スペシャリスト:
2023年4月 | Microsoft Office Specialist Word 2019 取得
エキスパート:
2023年7月 | Microsoft Office Specialist Word 2019 Expert 取得
スペシャリストの場合、レベル表記を省略することも可能ですが、エキスパートの場合は必ず「Expert」の表記を含めましょう。これにより、高度なスキルレベルを明確にアピールできます。
PowerPoint・Access・Outlookの記載例
PowerPoint、Access、Outlookは、ExcelやWordに比べて取得者は少ないものの、特定の職種では高く評価される科目です。
PowerPointの記載例
2023年8月 | Microsoft Office Specialist PowerPoint 2019 取得
または
2023年8月 | MOS PowerPoint 2019 取得
PowerPointは営業職やプレゼンテーション業務が多い職種で特に評価されます。スペシャリストレベルのみで、エキスパートレベルは設定されていません。
Accessの記載例
2024年2月 | Microsoft Office Specialist Access 2019 取得
または
2024年2月 | MOS Access 2019(エキスパート)取得
Access 2019からは、スペシャリストレベルとエキスパートレベルが統合され、1つのレベルのみとなっています。データベース管理が必要な職種では強力なアピール材料となります。
Outlookの記載例
2023年12月 | Microsoft Office Specialist Outlook 2019 取得
または
2023年12月 | MOS Outlook 2019 取得
Outlookもスペシャリストレベルのみです。メール管理やスケジュール管理を重視する職種では、業務効率化スキルの証明として評価されます。
MOS 365&2019・2016・2013の表記方法
MOSにはバージョンの違いがあり、それぞれ正確に記載する必要があります。バージョンの記載を誤ると、採用担当者に誤った情報を伝えてしまう可能性があります。
MOS 365&2019の記載例
2024年5月 | Microsoft Office Specialist Excel 365&2019 取得
2024年5月 | MOS Excel 365&2019 Expert 取得
MOS 365&2019は、Microsoft 365とOffice 2019の両方に対応した試験です。最新のバージョンとして、2023年以降に取得した場合はこの表記になります。
MOS 2016の記載例
2022年3月 | Microsoft Office Specialist Excel 2016 取得
2022年6月 | Microsoft Office Specialist Word 2016 Expert 取得
MOS 2016は、2020年代前半まで主流だったバージョンです。現在でも多くの企業でOffice 2016が使用されているため、履歴書に記載する価値は十分にあります。
MOS 2013の記載例
2019年9月 | Microsoft Office Specialist Excel 2013 取得
MOS 2013は、やや古いバージョンですが、2013年から2018年頃に取得した資格であれば記載しても問題ありません。ただし、可能であれば最新バージョンへの更新を検討することをおすすめします。
バージョンの表記は省略せず、必ず明記しましょう。「MOS Excel」だけでは、どのバージョンのスキルを持っているのか採用担当者に伝わりません。
MOSの複数資格を取得している場合の書き方
複数のMOS資格を取得している場合、履歴書への記載方法を工夫することで、スペースを効率的に使いながら、体系的なスキル習得をアピールできます。
同じバージョンの複数科目を1行にまとめる方法
同じバージョンで複数の科目を取得している場合、1行にまとめて記載することで履歴書をすっきりと見せることができます。
まとめて記載する方法
2023年6月 | Microsoft Office Specialist 2019(Excel・Word・PowerPoint)取得
または
2023年6月 | MOS 2019(Excel・Word・PowerPoint スペシャリスト)取得
この記載方法は、同じ時期に複数科目を取得した場合や、履歴書のスペースが限られている場合に有効です。ただし、取得年月が異なる場合は、それぞれの取得時期を正確に記載することが望ましいでしょう。
個別に記載する方法
2023年4月 | MOS Word 2019 取得
2023年6月 | MOS Excel 2019 取得
2023年8月 | MOS PowerPoint 2019 取得
個別記載は、それぞれの資格取得に向けた計画的な学習姿勢をアピールできる利点があります。また、取得時期が異なる場合は、この形式が正確な情報伝達につながります。
異なるバージョンは別々に記載
異なるバージョンのMOS資格を取得している場合は、必ず別々の行に記載します。バージョンが異なれば、対応するソフトウェアの機能や操作方法も異なるため、それぞれ独立した資格として扱います。
2021年10月 | MOS Excel 2016 取得
2023年6月 | MOS Excel 2019 取得
2024年3月 | MOS Excel 365&2019 Expert 取得
この例では、Excel資格を段階的に更新・グレードアップしていることが分かります。継続的な学習意欲と、最新技術へのキャッチアップ能力を示すことができるため、プラスの評価につながりやすいでしょう。
ただし、同じ科目で古いバージョンと新しいバージョンの両方を記載する必要は必ずしもありません。最新バージョンのみを記載することで、現在のスキルレベルを明確に示すこともできます。履歴書のスペースや、アピールしたいポイントに応じて判断しましょう。
スペシャリストとエキスパートの併記方法
同じ科目でスペシャリストとエキスパートの両方を取得している場合、記載方法には注意が必要です。一般的には、エキスパートのみを記載すれば十分ですが、学習の段階的な進行をアピールしたい場合は両方記載することも可能です。
エキスパートのみ記載(推奨)
2023年9月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
エキスパートを取得していれば、スペシャリストレベルのスキルも当然含まれています。そのため、上位レベルのみを記載することで、履歴書をシンプルにまとめることができます。
両方記載する場合
2023年6月 | MOS Excel 2019(スペシャリスト)取得
2023年9月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
この記載方法は、短期間で段階的にスキルアップした過程を示すことができます。計画的な学習姿勢や向上心をアピールしたい場合に効果的です。
ただし、履歴書のスペースが限られている場合や、他にも多くの資格を記載する必要がある場合は、エキスパートのみの記載を推奨します。重要なのは、現在のスキルレベルを正確に伝えることです。
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MOSを「履歴書に書くのは恥ずかしい」と言われる理由
インターネット上では「MOSを履歴書に書くのは恥ずかしい」という意見を見かけることがあります。しかし、この認識は誤解や偏った情報に基づいている場合が多く、実際の評価とは異なります。
「パソコンスキルは当たり前」という風潮
「今どきパソコンが使えるのは当たり前だから、わざわざ資格として書く必要はない」という意見が、MOSを履歴書に書くことへの抵抗感の一因となっています。
確かに、基本的なパソコン操作は多くのビジネスパーソンに求められるスキルです。しかし、「パソコンが使える」という表現は非常に曖昧で、その熟練度は人によって大きく異なります。メールとインターネット閲覧ができる程度の人もいれば、高度な関数やマクロを駆使できる人もいます。
MOS資格は、この曖昧さを排除し、具体的なスキルレベルを客観的に証明するための資格です。特に新卒採用や異業種からの転職では、パソコンスキルを証明する手段が限られているため、MOS資格の記載は非常に有効です。
「当たり前のスキルだから書かない」という考え方は、自分のスキルを過小評価することにつながります。採用担当者は、応募者のスキルを客観的に判断したいと考えているため、証明できる資格は積極的に記載すべきです。
高度なIT人材との比較で見劣りする誤解
エンジニアやプログラマーなど、高度なIT人材と比較して、「MOSは簡単すぎる資格だから恥ずかしい」と感じる人もいます。しかし、この比較自体が適切ではありません。
MOS資格は、システム開発やプログラミングのスキルを証明する資格ではなく、ビジネスツールとしてのOfficeソフトの活用スキルを証明する資格です。応用情報技術者試験やCCNAなどのIT専門資格とは、そもそも目的と対象が異なります。
エンジニア職に応募する場合は確かにMOS資格の評価は低いかもしれませんが、事務職や営業職、一般的なビジネス職に応募する場合は、MOSこそが最も関連性の高い資格となります。職種に応じた適切な資格を選択することが重要であり、他分野の資格と比較して価値を判断する必要はありません。
また、MOS Expert(エキスパート)レベルは、実務で高度な操作を要求される場面でも十分に通用するスキルレベルです。ピボットテーブルの活用、高度な関数の組み合わせ、データ分析など、多くのビジネスパーソンが苦手とする領域をカバーしているため、決して「簡単すぎる」資格ではありません。
実際は職種によって評価が異なる
「MOSは恥ずかしい」という意見の多くは、職種による評価の違いを考慮していません。実際には、応募する職種によってMOS資格の評価は大きく異なります。
事務職や営業職、企画職など、日常的にOfficeソフトを使用する職種では、MOS資格は高く評価されます。これらの職種では、ExcelやWordのスキルが業務効率に直結するため、客観的なスキル証明として歓迎されます。
一方、エンジニア職やWeb系職種、デザイナー職では、MOS資格よりも専門的な技術資格やポートフォリオが重視されます。そのため、これらの職種に応募する場合は、MOSではなく、職種に適した資格やスキルをアピールすべきです。
重要なのは、「MOSが恥ずかしいかどうか」ではなく、「応募職種にとってMOSが適切な資格かどうか」です。適切な職種に対して適切な資格をアピールすることが、効果的な履歴書作成の鍵となります。
MOSを履歴書に書くべき職種と適切なケース
MOS資格が履歴書で評価される職種と、逆に効果が薄い職種を理解することで、戦略的な履歴書作成が可能になります。
事務職・営業職での強力なアピール材料
事務職と営業職は、MOS資格が最も高く評価される職種です。これらの職種では、Excel、Word、PowerPointを日常的に使用するため、実務スキルの証明として非常に効果的です。
事務職での評価ポイント
一般事務、営業事務、経理事務など、あらゆる事務職でMOS資格は歓迎されます。特にExcelのスペシャリストやエキスパートは、データ入力、集計、分析業務で即戦力として期待されます。
具体的には、以下のようなスキルが評価されます:
- Excelでの関数を使った集計・計算
- ピボットテーブルによるデータ分析
- Wordでの文書作成・書式設定
- PowerPointでの資料作成
多くの企業が「Excel・Word操作ができる方」という応募要件を設定していますが、MOS資格はこの要件を明確に満たす証明となります。書類選考の段階で、パソコンスキルに関する不安を払拭できるため、選考通過率の向上につながります。
営業職での評価ポイント
営業職では、提案資料の作成、見積書の作成、顧客データの管理など、Officeソフトを活用する場面が多くあります。特にPowerPointのスキルは、プレゼンテーション資料の作成で重宝されます。
また、Excelでのデータ分析スキルは、営業成績の管理や顧客分析に役立つため、データドリブンな営業活動を求める企業では高く評価されます。MOS資格を持っていることで、「パソコンスキルも備えた営業担当者」として差別化できます。
転職・就職でMOSが評価される業界
MOS資格は、特定の業界で特に高く評価される傾向があります。これらの業界への応募では、積極的に履歴書に記載すべきです。
金融・保険業界
銀行、証券会社、保険会社では、データ管理や書類作成の正確性が重視されます。ExcelやWordのスキルは必須であり、MOS資格はこれらのスキルを証明する有効な手段です。特に、窓口業務や事務職では高く評価されます。
人材業界
人材紹介会社や派遣会社では、求人情報の管理や候補者データの分析にExcelを多用します。また、企業への提案資料作成にPowerPointも頻繁に使用されるため、MOS資格保有者は歓迎されます。
教育業界
学校事務や教育関連企業では、成績管理、生徒データの分析、保護者向け資料の作成など、Officeソフトの活用が不可欠です。MOS資格は、これらの業務をスムーズに遂行できる証明として評価されます。
医療・福祉業界
病院やクリニックの医療事務、介護施設の事務職では、患者データの管理やレセプト業務でExcelを使用します。正確なデータ入力と管理が求められるため、MOS資格は信頼性の証明となります。
MOSは役に立たない?という疑問に対しては、これらの業界での実務活用例が明確な答えとなります。
MOSの記載が効果的でない職種(エンジニア・Web系)
一方で、MOS資格の記載が効果的でない、あるいはマイナス評価につながる可能性がある職種も存在します。これらの職種では、MOS以外の資格やスキルをアピールすべきです。
エンジニア職(プログラマー、SE、インフラエンジニア)
システム開発やインフラ構築を行うエンジニア職では、MOS資格はほとんど評価されません。これらの職種では、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、Oracle、AWSなどの専門的なIT資格が重視されます。
MOSを記載すること自体がマイナスになるわけではありませんが、限られた履歴書のスペースを考えると、より関連性の高い資格や技術スキルを記載する方が効果的です。
Web系職種(Webデザイナー、フロントエンドエンジニア)
Webデザインやコーディングを行う職種では、IllustratorやPhotoshopなどのデザインツール、HTML/CSS/JavaScriptなどのコーディングスキルが求められます。MOS資格よりも、これらのスキルやポートフォリオの提示が重要です。
クリエイティブ職(グラフィックデザイナー、動画編集者)
クリエイティブ職では、Adobe Creative Cloudなどのプロフェッショナルツールのスキルやポートフォリオが評価基準となります。MOS資格は業務に直接関連しないため、記載の優先度は低くなります。
ただし、これらの職種でも、事務作業やプロジェクト管理でOfficeソフトを使用する場面はあります。職務内容に応じて、記載するかどうかを判断しましょう。
MOS資格を履歴書に書く際の注意点とよくある間違い
MOS資格を履歴書に記載する際、よくある間違いを避けることで、採用担当者に正確な情報を伝え、好印象を与えることができます。
正式名称を省略しすぎない
「MOS」という略称のみで記載し、科目名やバージョンを省略してしまうケースがよく見られます。これでは、どの科目のどのレベルのスキルを持っているのか、採用担当者に伝わりません。
❌ 不適切な記載例
2023年6月 | MOS 取得
この記載では、ExcelなのかWordなのか、スペシャリストなのかエキスパートなのか、バージョンは何なのか、全く分かりません。
✅ 適切な記載例
2023年6月 | MOS Excel 2019 取得
または
2023年6月 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 取得
少なくとも、科目名とバージョンは必ず記載しましょう。エキスパートレベルの場合は、必ず「Expert」の表記を含めることで、高度なスキルレベルをアピールできます。
正式名称の省略は、履歴書のスペースが極端に限られている場合以外は避けるべきです。資格の価値を正しく伝えるためには、適切な情報量が必要です。
バージョンとレベルの記載漏れを防ぐ
バージョンやレベルの記載漏れは、採用担当者に誤解を与える可能性があります。特に、古いバージョンの資格しか持っていないのに、バージョンを記載しないことで、最新のスキルを持っていると誤認される場合があります。
バージョン記載漏れの例
❌ 2020年5月 | MOS Excel 取得
この記載では、Excel 2013なのか、2016なのか、2019なのか分かりません。面接で詳しく聞かれた際に、古いバージョンだと分かると、不誠実な印象を与えてしまう可能性があります。
レベル記載漏れの例
❌ 2023年6月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
❌ 2023年9月 | MOS Word 2019 取得
Excelはエキスパート、Wordはスペシャリストと分かりますが、統一感を持たせるため、両方にレベル表記を含めることをおすすめします。
✅ 統一感のある記載例
2023年6月 | MOS Excel 2019 Expert 取得
2023年9月 | MOS Word 2019(スペシャリスト)取得
取得年月日と取得した日の違い
MOS試験は随時試験方式のため、受験した日が合格日となります。この「試験合格日」を正確に記載することが重要です。
よくある間違いとして、「合格認定証が届いた日」や「デジタル認定証を確認した日」を記載してしまうケースがあります。これらは実際の合格日とは異なる場合があるため、注意が必要です。
正確な取得年月日は、以下の方法で確認できます:
- デジタル認定証の確認:Certiport(試験実施団体)のサイトでデジタル認定証を確認すると、正確な試験合格日が記載されています。
- 合格認定証の確認:紙の合格認定証にも試験日が記載されています。
- 受験確認メールの確認:受験後に送られてくる確認メールにも合格日が記載されている場合があります。
西暦・和暦の統一ルール
履歴書全体で西暦と和暦を統一することは、見やすさと正確性の観点から非常に重要です。混在すると、採用担当者が時系列を把握しづらくなり、不注意な印象を与えてしまいます。
統一ルールの基本
- 学歴欄が西暦なら、職歴欄も資格欄も西暦で統一
- 学歴欄が和暦なら、職歴欄も資格欄も和暦で統一
西暦表記の例
2022年4月 | ○○大学 経済学部 入学
2026年3月 | ○○大学 経済学部 卒業見込み
2023年6月 | MOS Excel 2019 取得
2023年9月 | MOS Word 2019 取得
和暦表記の例
令和4年4月 | ○○大学 経済学部 入学
令和8年3月 | ○○大学 経済学部 卒業見込み
令和5年6月 | MOS Excel 2019 取得
令和5年9月 | MOS Word 2019 取得
一般的に、西暦表記の方が国際的でわかりやすいため、外資系企業やグローバル企業への応募では西暦を推奨します。一方、日本の伝統的な企業では和暦も広く使用されているため、企業の文化に合わせて選択しましょう。
MOSを履歴書に書くことで得られる5つのメリット
MOS資格を履歴書に記載することは、単なる資格の列挙ではなく、戦略的なアピール手段として多くのメリットをもたらします。
パソコンスキルの客観的な証明になる
MOS資格の最大のメリットは、パソコンスキルを客観的に証明できることです。「Excelが使えます」という主観的な記述ではなく、第三者機関(マイクロソフト)が認定した公式な資格として、スキルレベルを明確に示せます。
採用担当者は、応募者のスキルを判断する際、客観的な指標を求めています。自己申告のスキルレベルは、人によって基準が異なるため、判断材料として不十分です。MOS資格があれば、「この人は確実にExcelの基本操作ができる」「この人は高度な関数やピボットテーブルを使える」といった具体的な判断が可能になります。
特に、以下のような状況では、客観的な証明の価値が高まります:
- 新卒採用で実務経験がない場合
- 異業種からの転職で、パソコンスキルの実績を示しにくい場合
- ブランクがあり、スキルの維持をアピールしたい場合
- 派遣やアルバイトから正社員を目指す場合
これらのケースでは、MOS資格が「実務で使えるスキル」を持っていることの明確な証拠となります。
書類選考での差別化につながる
MOS資格は、書類選考の段階で他の応募者との差別化を図る効果的な手段です。特に、事務職や営業職など、応募者数が多い職種では、この差別化が選考通過の鍵となります。
多くの企業が「Excel・Word操作ができる方」という応募要件を設定していますが、実際にこのスキルを客観的に証明できる応募者は限られています。MOS資格を持っていることで、他の応募者よりも一歩リードできます。
また、同じようなスキルや経験を持つ候補者が複数いる場合、MOS資格の有無が選考の決め手となることもあります。採用担当者にとって、スキルが保証されている候補者は、採用リスクが低く、安心して選考を進められるためです。
さらに、MOS資格は国際資格であるため、グローバル企業や外資系企業でも認知されています。国内外で通用するスキル証明として、幅広い企業への応募で活用できます。
学習意欲や向上心のアピール
MOS資格の取得自体が、学習意欲や向上心の証明になります。特に、働きながら資格を取得した場合や、複数の科目・レベルを段階的に取得した場合は、計画的な自己啓発姿勢をアピールできます。
採用担当者は、応募者のポテンシャルを評価する際、過去の学習姿勢や自己啓発の実績を重視します。MOS資格は、「必要なスキルを自ら学び、習得する能力がある」ことを示す具体的な証拠となります。
特に以下のようなケースでは、学習意欲のアピールとして効果的です:
- 複数の科目を計画的に取得している
- スペシャリストからエキスパートへステップアップしている
- 最新バージョンへの更新を継続的に行っている
- 業務に必要な資格を自主的に取得している
これらの行動は、入社後も継続的に成長し、新しいスキルを習得していくポテンシャルがあることを示します。
実務スキルの即戦力性を示せる
MOS資格は、実技試験による認定であるため、「知識だけでなく実際に操作できる」ことの証明となります。この即戦力性は、採用担当者にとって非常に魅力的なポイントです。
多くの資格試験がペーパーテストで実施される中、MOS試験は実際にOfficeソフトを操作して課題を解決する形式です。そのため、合格者は確実に実務レベルの操作スキルを持っていると判断されます。
特に、以下のような実務スキルを具体的にアピールできます:
Excelスペシャリスト
- データ入力と基本的な計算
- SUM、AVERAGE、COUNTなどの基本関数
- グラフ作成とデータの視覚化
- 表の書式設定と印刷設定
Excel Expert
- VLOOKUP、IF関数などの高度な関数
- ピボットテーブルによるデータ分析
- マクロの基本操作
- データベース機能の活用
これらのスキルは、入社初日から業務で活用できるため、研修期間の短縮やスムーズな業務立ち上げにつながります。企業にとっては、即戦力人材の採用という大きなメリットがあります。
MOS古いバージョンの履歴書への記載可否
MOS資格には複数のバージョンが存在し、古いバージョンの資格をどう扱うかは、履歴書作成時の重要な判断ポイントです。
2013以降のバージョンは記載を推奨
MOS 2013、MOS 2016、MOS 2019、MOS 365&2019といった、2013年以降のバージョンは、現在でも十分に履歴書に記載する価値があります。これらのバージョンは、現在の業務環境で広く使用されているOfficeソフトに対応しており、実務で通用するスキルとして認識されています。
MOS 2013
2013年にリリースされたバージョンですが、多くの企業で Office 2013 が現役で使用されています。特に、大企業や公的機関では、システムの安定性を優先して、最新バージョンへの移行を慎重に進めるため、Office 2013 が長く使われ続けています。
2019年から2021年頃に取得した資格であれば、履歴書に記載しても問題ありません。ただし、可能であれば最新バージョンへの更新を検討することをおすすめします。
MOS 2016
2016年にリリースされたバージョンで、2020年代前半まで主流でした。現在でも多くの企業でOffice 2016が使用されているため、履歴書に記載する価値は十分にあります。
MOS 2016を持っている場合、特に更新の必要性は低いですが、最新のOffice 365環境に対応したスキルを示したい場合は、MOS 365&2019の取得を検討しても良いでしょう。
MOS 2019 / 365&2019
最新のバージョンであり、現在取得するならこのバージョンを選択すべきです。Office 2019やMicrosoft 365に対応しており、クラウド連携機能など、最新の業務環境に対応したスキルを証明できます。
2010以前のバージョンは慎重に判断
MOS 2010、MOS 2007など、2010年以前のバージョンは、履歴書への記載を慎重に判断する必要があります。これらのバージョンは、現在の業務環境では使用されていないことが多く、スキルの陳腐化を懸念される可能性があります。
記載を避けた方が良いケース
- 取得から10年以上経過している場合
- 他に記載すべき新しい資格やスキルがある場合
- 応募先企業が最新の技術環境を重視している場合
古いバージョンのMOS資格のみを記載すると、「パソコンスキルの更新を怠っている」という印象を与える可能性があります。特に、IT関連企業やスタートアップ企業など、最新技術への対応を重視する企業では、マイナス評価につながるリスクがあります。
記載しても良いケース
- 他に記載する資格が少ない場合
- 応募先企業が古いバージョンのOfficeを使用している場合
- 資格取得後も継続的にOfficeソフトを使用している実務経験がある場合
ただし、これらのケースでも、面接で「現在も同レベルのスキルを維持しているか」を問われる可能性があります。古いバージョンの資格を記載する場合は、現在のスキルレベルを説明できるよう準備しておきましょう。
最新バージョンへの更新を検討すべきケース
以下のような状況では、MOS資格の最新バージョンへの更新を積極的に検討すべきです。
ケース1:古いバージョンから5年以上経過している
MOS 2013以前のバージョンを持っている場合、最新バージョン(MOS 365&2019)への更新を検討しましょう。5年以上経過すると、Officeソフトの機能やインターフェースが大きく変わっているため、新しい環境への対応力を示すために更新が効果的です。
ケース2:転職活動を本格的に始める場合
転職活動では、最新のスキルを持っていることが重視されます。古いバージョンのMOS資格しか持っていない場合、更新することで「常に最新の知識を習得している」という印象を与えられます。
ケース3:応募先企業が最新のOffice環境を使用している
応募先企業がMicrosoft 365やOffice 2019を使用している場合、それに対応したMOS資格を持っていることは大きなアピールポイントになります。企業のIR情報や採用ページから、使用しているシステム環境を調べ、それに合わせた資格取得を検討しましょう。
ケース4:キャリアアップを目指す場合
現在スペシャリストレベルのみ持っている場合、最新バージョンのエキスパートレベルへの挑戦は、スキルアップの証明として非常に効果的です。昇進や昇給の材料としても活用できます。
MOS試験の最新情報では、最新バージョンの試験内容や申込方法を詳しく解説しています。
MOSの履歴書記載に関連するよくある質問(FAQ)
MOS資格を履歴書に記載する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. MOSのスペシャリスト(一般レベル)でも履歴書に書いて良いですか?
はい、MOSスペシャリストは履歴書に堂々と記載できる資格です。スペシャリストレベルでも、Excel、Word、PowerPointなどの基本的な機能を体系的に習得していることの証明となり、特に事務職や営業職では十分に評価されます。
エキスパートレベルでなければ意味がないという考えは誤解です。実際の業務では、スペシャリストレベルのスキルで十分対応できる場面が多く、採用担当者もスペシャリストレベルの資格を歓迎します。ただし、より高度なスキルをアピールしたい場合や、データ分析を重視する職種に応募する場合は、エキスパートレベルの取得も検討すると良いでしょう。
Q. MOSを複数持っている場合、全て書くべきですか?
履歴書のスペースや応募職種によって判断しましょう。基本的には、応募職種に関連性の高い資格を優先的に記載することをおすすめします。
例えば、事務職に応募する場合はExcelとWordを記載し、営業職に応募する場合はExcelとPowerPointを記載するなど、職種に応じて選択します。全ての資格を記載しても問題ありませんが、履歴書のスペースが限られている場合は、優先順位をつけることが重要です。
同じ科目の異なるバージョンを複数持っている場合は、最新バージョンのみを記載すれば十分です。また、スペシャリストとエキスパートの両方を持っている場合は、エキスパートのみの記載で問題ありません。
Q. MOSの略称「MOS」だけで履歴書に書いても問題ありませんか?
略称「MOS」のみの記載も可能ですが、初回記載時は括弧書きで正式名称を補足することを推奨します。例えば「MOS(Microsoft Office Specialist)Excel 2019」のように記載することで、資格の正式性を示せます。
ただし、科目名とバージョンは必ず記載しましょう。「MOS 取得」だけでは、どの科目のどのレベルのスキルを持っているのか全く分かりません。少なくとも「MOS Excel 2019」のように、科目とバージョンまで明記することが重要です。
複数のMOS資格を記載する場合、2つ目以降は括弧書きの説明を省略しても構いません。一度正式名称を示せば、採用担当者は理解できます。
Q. MOS資格の取得年月日はどこで確認できますか?
Q. MOSの古いバージョン(2010以前)は履歴書に書かない方が良いですか?
MOS 2010以前のバージョンは、現在の業務環境ではほとんど使用されていないため、履歴書への記載は慎重に判断すべきです。取得から10年以上経過している場合や、他に記載すべき新しい資格がある場合は、記載を避けることをおすすめします。
ただし、他に記載する資格が少ない場合や、資格取得後も継続的にOfficeソフトを使用している実務経験がある場合は、記載しても構いません。その場合でも、面接で「現在も同レベルのスキルを維持しているか」を説明できるよう準備しておきましょう。
可能であれば、最新バージョン(MOS 365&2019)への更新を検討することをおすすめします。更新によって、常に最新の知識を習得している姿勢をアピールできます。
Q. MOS資格を履歴書に書くとマイナス評価になる職種はありますか?
MOS資格自体がマイナス評価になることは基本的にありませんが、職種によっては評価されにくい場合があります。
エンジニア職(プログラマー、SE、インフラエンジニア)では、MOS資格よりも基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などのIT専門資格が重視されます。MOS資格を記載しても問題ありませんが、限られた履歴書のスペースを考えると、より関連性の高い資格を優先すべきです。
同様に、Webデザイナーやグラフィックデザイナーなどのクリエイティブ職でも、MOS資格よりもポートフォリオやデザインツールのスキルが重視されます。これらの職種では、MOSの記載優先度は低くなります。
ただし、どの職種でも「MOS資格を持っているからマイナス評価」ということはありません。適切な職種に対して適切な資格をアピールすることが重要です。
- MOSのスペシャリスト(一般レベル)でも履歴書に書いて良いですか?
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はい、MOSスペシャリストは履歴書に堂々と記載できる資格です。スペシャリストレベルでも、Excel、Word、PowerPointなどの基本的な機能を体系的に習得していることの証明となり、特に事務職や営業職では十分に評価されます。 エキスパートレベルでなければ意味がないという考えは誤解です。実際の業務では、スペシャリストレベルのスキルで十分対応できる場面が多く、採用担当者もスペシャリストレベルの資格を歓迎します。ただし、より高度なスキルをアピールしたい場合や、データ分析を重視する職種に応募する場合は、エキスパートレベルの取得も検討すると良いでしょう。
- MOSを複数持っている場合、全て書くべきですか?
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履歴書のスペースや応募職種によって判断しましょう。基本的には、応募職種に関連性の高い資格を優先的に記載することをおすすめします。 例えば、事務職に応募する場合はExcelとWordを記載し、営業職に応募する場合はExcelとPowerPointを記載するなど、職種に応じて選択します。全ての資格を記載しても問題ありませんが、履歴書のスペースが限られている場合は、優先順位をつけることが重要です。 同じ科目の異なるバージョンを複数持っている場合は、最新バージョンのみを記載すれば十分です。また、スペシャリストとエキスパートの両方を持っている場合は、エキスパートのみの記載で問題ありません。
- MOSの略称「MOS」だけで履歴書に書いても問題ありませんか?
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略称「MOS」のみの記載も可能ですが、初回記載時は括弧書きで正式名称を補足することを推奨します。例えば「MOS(Microsoft Office Specialist)Excel 2019」のように記載することで、資格の正式性を示せます。 ただし、科目名とバージョンは必ず記載しましょう。「MOS 取得」だけでは、どの科目のどのレベルのスキルを持っているのか全く分かりません。少なくとも「MOS Excel 2019」のように、科目とバージョンまで明記することが重要です。 複数のMOS資格を記載する場合、2つ目以降は括弧書きの説明を省略しても構いません。一度正式名称を示せば、採用担当者は理解できます。
- MOS資格の取得年月日はどこで確認できますか?
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MOS資格の正確な取得年月日は、以下の方法で確認できます。
- デジタル認定証:Certiport(試験実施団体)のウェブサイトにログインして、デジタル認定証を確認できます。ここには正確な試験合格日が記載されています。
- 合格認定証(紙):試験合格後に郵送される紙の認定証にも、試験日が明記されています。
- 受験確認メール:受験後に送られてくる確認メールにも、合格日が記載されている場合があります。
これらの記録を基に、履歴書に正確な取得年月を記載しましょう。デジタル認定証は、Certiportのサイトでいつでも確認できるため、紛失の心配もありません。
- MOSの古いバージョン(2010以前)は履歴書に書かない方が良いですか?
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MOS 2010以前のバージョンは、現在の業務環境ではほとんど使用されていないため、履歴書への記載は慎重に判断すべきです。取得から10年以上経過している場合や、他に記載すべき新しい資格がある場合は、記載を避けることをおすすめします。 ただし、他に記載する資格が少ない場合や、資格取得後も継続的にOfficeソフトを使用している実務経験がある場合は、記載しても構いません。その場合でも、面接で「現在も同レベルのスキルを維持しているか」を説明できるよう準備しておきましょう。 可能であれば、最新バージョン(MOS 365&2019)への更新を検討することをおすすめします。更新によって、常に最新の知識を習得している姿勢をアピールできます。
- MOS資格を履歴書に書くとマイナス評価になる職種はありますか?
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MOS資格自体がマイナス評価になることは基本的にありませんが、職種によっては評価されにくい場合があります。 エンジニア職(プログラマー、SE、インフラエンジニア)では、MOS資格よりも基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などのIT専門資格が重視されます。MOS資格を記載しても問題ありませんが、限られた履歴書のスペースを考えると、より関連性の高い資格を優先すべきです。 同様に、Webデザイナーやグラフィックデザイナーなどのクリエイティブ職でも、MOS資格よりもポートフォリオやデザインツールのスキルが重視されます。これらの職種では、MOSの記載優先度は低くなります。 ただし、どの職種でも「MOS資格を持っているからマイナス評価」ということはありません。適切な職種に対して適切な資格をアピールすることが重要です
まとめ:MOSは履歴書に堂々と書ける実務スキルの証明
本記事では、MOS資格が履歴書に記載できる理由、正しい記載方法、職種による評価の違いについて詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。
- MOSは履歴書に記載できる国際資格:累計受験者数480万人を超える認知度の高い資格であり、パソコンスキルを客観的に証明できるため、履歴書への記載は全く恥ずかしいことではありません。特に事務職や営業職では強力なアピール材料となります。
- 正式名称とバージョンの明記が重要:「Microsoft Office Specialist Excel 2019」のように、正式名称・科目名・バージョンを明確に記載することで、採用担当者に正確なスキルレベルを伝えられます。略称を使用する場合も、科目とバージョンは必ず含めましょう。
- 職種に応じた戦略的な記載判断:MOS資格は全ての職種で同じように評価されるわけではありません。事務職・営業職・金融業界では高く評価される一方、エンジニア職やクリエイティブ職では優先度が低くなります。応募職種に応じて、記載するかどうかを判断することが重要です。
MOS資格を取得したら、次は履歴書への記載方法を実践し、面接でのアピールポイントを準備しましょう。MOSとはで資格の基本情報を再確認し、MOS試験の最新情報で最新バージョンの試験内容をチェックすることをおすすめします。
本記事を通じて、MOS資格の正しい履歴書記載方法と職種別の評価基準を理解いただけたはずです。この情報を活用して、自信を持ってMOS資格を履歴書でアピールし、希望する職種への就職・転職を実現しましょう。
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