- LEC行政書士講座の口コミ・評判
- LEC行政書士講座のメリット・デメリット
- LEC行政書士講座の合格率・合格実績
- LEC行政書士講座で落ちない?落ちる?
LEC(レック)リーガルマインドは1984年から行政書士試験対策の講座を開講している老舗のスクールです。
通信講座だけでなく、通学講座も選べるため、自己管理が苦手な人でもスクールに通うことで学習が続けやすくなっています。
LEC行政書士講座は、講座の質も高く、講師も選りすぐりのベテランばかりです。ただ、教室を運営している分、受講料が高めという口コミもあります。
この記事では、LEC行政書士講座の口コミ・評判、メリット・デメリット、合格率・合格実績などについてまとめています。
これから行政書士試験を受験予定の人で、どの予備校・通信講座にしようか悩んでいる人がいれば、ぜひ参考にしてください。
LEC行政書士講座で落ちない?落ちた・落ちるに関する口コミ・評判
まずはLEC行政書士講座の口コミ・評判をピックアップしました。
行政書士試験に2回落ちてからLECで合格した人の口コミ・評判
行政書士試験に2回落ちてからLEC行政書士講座を受けて合格した人の口コミ・評判です。独学だと自己管理が難しいですが、通学だと強制力があるため、継続できる人も多いです。LECは通学スタイルが選べるのも大きなメリットです。
LECの模試を受験した人の口コミ・評判
LEC行政書士講座の模試を受験してマークミスした人の口コミ・評判です。LEC行政書士講座では本番さながらの模試を受けることができます。本番と同じような環境で受けることで本番でやったら落ちたかもしれないようなミスを確認することができます。
LEC行政書士講座の合格率・合格実績
LEC行政書士講座では、2023年度の行政書士試験で255名の合格者を輩出しています。
※1 コースとは、2023年度合格目標の「合格に必要なインプット講義・演習・模試をパッケージ化した商品」のことです。パッケージ化した商品を申し込んだ人を「コース生」と表記しています。
※2 有料講座とは、申込者から金銭を受け取り、その対価として問題冊子や講座内テキストなどの教材を提供する講座のことです。
LEC行政書士講座は、1984年開講のため長きにわたる運営実績があります。
この間、多数の合格者を輩出してきました。
ただし、具体的な合格率については公開されていません。
通信講座の場合、合格率や合格実績を公開していないケースが多いです。通信講座という性質上、正確な合格者の数を把握できないことが多いため、合格率を公開していないところがほとんどとなっています。
ただLEC行政書士講座の場合、合格者数は明記されているため、かなりの実績があることは確かだと言えるでしょう。
行政書士試験の合格率の推移
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2022年(令和4年度) | 47,850人 | 5,802人 | 12.13% |
2021年(令和3年度) | 47,870人 | 5,353人 | 11.18% |
2020年(令和2年度) | 41,681人 | 4,470人 | 10.72% |
2019年(令和元年度) | 39,821人 | 4,571人 | 11.48% |
2018年(平成30年度) | 39,105人 | 4,968人 | 12.70% |
2017年(平成29年度) | 40,449人 | 6,360人 | 15.72% |
2016年(平成28年度) | 41,053人 | 4,084人 | 9.95% |
2015年(平成27年度) | 44,366人 | 5,820人 | 13.12% |
2014年(平成26年度) | 48,869人 | 4,043人 | 8.27% |
2013年(平成25年度) | 55,436人 | 5,597人 | 10.10% |
平均 | 44,650人 | 5,107人 | 11.44% |
行政書士試験の平均合格率は11.44%とかなり難易度が高いことがわかります。
行政書士試験の場合、全体の合格点が基準をクリアすればいいだけでなく、それぞれの科目ごとに設定されている基準点をすべて満たす必要があります。
そのため、どれか1つでも苦手で基準を満たせないと試験に落ちてしまいます。また、基礎知識に関しては、出題範囲が広く、出題予想も難しいため、法令等科目でどれだけ点数が伸ばせるかがポイントになってきます。
LEC行政書士講座の合格者の口コミ・評判
教材については、とても分かりやすく簡潔にまとめてあり、出題ランク別にもなっているため、学習の強弱もつけやすかったです。私は、講義+テキストで理解学習、肢別問題集で問題演習を繰り返すのみで、他の教材等は、一切使っていませんでしたが、結果、これで十分だったと感じています。また、伊東先生の講義は抜群に良かったです。難しい内容はかみ砕いて丁寧に説明され、出題される可能性が高い箇所、低い箇所を分析的に説明して頂けたおかげで、強弱をつけて学習を進めることができました。
LEC公式サイト
教材をただ読むのではなく、きちんと記憶に残るように話を組み立てているところがさすがでした。過去問も解いたり、判例の補足もあり、詰め込み過ぎもなければムダもありませんでした。また試験の傾向や学習の仕方についても適宜案内があり、まさに試験対策がバッチリできます。さすがプロの講師ですね。直前対策イベントが多数実施され、色々な講師が担当していたのもマンネリにならずに良かったです。
LEC公式サイト
2022年度の宅建士に独学で一発合格出来ました。宅建士と行政書士のダブルライセンスで相乗効果も期待でき、勤め先への評価にもつながると考えました。また、その勢いのまま行政書士を目指すのもいいのではないかと考えました。LECと他社2校まで絞り込み、それぞれのお試し講義を受講しました。結果、通学を含めて3名の講師で学習ができるLECを選択しました。また、教育訓練給付金制度を利用できることもポイントでした。
LEC公式サイト
口コミ・評判からわかったLEC行政書士講座のメリット
LEC行政書士講座には、具体的にどういったメリットがあるのか、ぜひ知りたいです。
LEC行政書士講座には、さまざまなメリットがあります。その中から口コミ・評判で見かける主なメリットを紹介しましょう。
口コミ・評判からわかったLEC行政書士講座のメリットについてまとめました。
- 合格実績があり大手の信頼感がある
- 全国に校舎がある
- 講師の質が高い
- サポート・バックアップが充実している
LEC行政書士講座のメリット①合格実績があり大手の信頼感がある
LEC行政書士講座は、行政書士試験での合格実績が高いことでも口コミで評価されています。
受講生が多数存在するため、過去の答練や本試験などの解答といった膨大なデータを保有しています。この膨大なデータから、試験に出やすいポイントや間違えやすいポイントを分析し、テキストや講義などに反映させています。
また、大手で受講生が多いため、模試の結果から、自分が今どのくらいの位置にいるかも把握しやすいメリットがあります。
LEC行政書士講座のメリット②全国に校舎がある
LEC行政書士講座は通学講座を選ぶこともできます。
LECの校舎は都心だけではなく、地方にもあるため、地方在住者でも通いやすいです。提携校も合わせると、全国に50ヶ所以上の校舎があります。
高い質の講義を全国どこにいても受けられるのは、LEC行政書士講座ならではのメリットといえるでしょう。
もちろん通信講座も選べるため、近くに校舎がない人でも講座を受講可能です。
LEC行政書士講座のメリット③講師の質が高い
LEC行政書士講座は全国19校25クラスあり、通信と合わせると26名もの講師が在籍しています。
厳選された講師が揃っているため、合格までしっかりとサポートしてくれます。どの講師も受験指導歴が長いため、安心して任せることができます。
また、受講を申し込む前に無料講座説明会に参加することができます。その際、講師陣が講座の内容を説明してくれるため、実際の講師の質を確認可能です。
もし無料講座説明会で自分に合わないと判断した場合は、受講をもう1度検討し直しましょう。
LEC行政書士講座のメリット④サポート・バックアップが充実している
LEC行政書士講座のメリットとして、サポートやバックアップが充実している点も挙げられます。
口コミ・評判でも高い評価を得ているだけあり、LEC行政書士講座ではサポート体制が整っています。
- 受験・受講相談
- 資格説明会
- チューター/合格アドバイザー
- 自習室
- 生涯学習修了証の発行
- 人材紹介
オンライン予備校や通信講座の弱点である模試やアウトプットに関してもしっかり場を整えているため、安心して学習が進められます。
サポート体制として、いつでもチューターや合格アドバイザーに相談できるのも大きなメリットです。
口コミ・評判からわかったLEC行政書士講座のデメリット
LEC行政書士講座のメリットについて知ることができました。では、デメリットとしてはどういった内容があるのでしょうか?
さまざまなメリットがあるLEC行政書士講座ですが、人によってデメリットに感じられる部分もあります。メリットだけでなく、デメリットについてもよく知っておくことが大切です。
口コミ・評判からわかったLEC行政書士講座のデメリットについてまとめました。
- 受講料が高い
- カリキュラムの量が多すぎる
- Web機能がイマイチ
LEC行政書士講座のデメリット①受講料が高い
LEC行政書士講座のデメリットとして、まず挙げられるのが受講料の高さです。
口コミ・評判でも「受講料が高い」「ほかよりも高すぎる」といった内容が見つかりました。
LEC行政書士講座では、さまざまな受講形態・コースを用意しているため、どうしてもその分、運営コストがかさんでしまいます。その影響で、受講料が他社よりも高くなってしまうことが多いです。
費用を少しでも抑えたい人は、オンラインを中心に学べる通学講座を選んだほうがいいかもしれません。
LEC行政書士講座のデメリット②カリキュラムの量が多すぎる
LEC行政書士講座はカリキュラムが充実しているのが特徴ですが、口コミ・評判を見ると人によってはボリュームが多すぎると感じられるようです。
すべてを網羅できれば、合格に確実に近づけるのでしょうが、その前に挫折してしまう人も多いのが現実です。
LEC行政書士講座は1回の講義が2時間~2時間半かかるので「スキマ時間にちょっと」という感覚では見づらいです。まとまった勉強時間が取りづらい人にとっては大きなデメリットに感じられるはずです。
テキストもかなりの厚さになっているため使いづらいといった口コミ・評判がありました。
LEC行政書士講座のデメリット③Web機能がイマイチ
LEC行政書士講座は通学講座、通学講座が選べるところが大きな魅力ですが、通信講座のWeb機能は正直イマイチだという口コミ・評判が多いです。
まず講義動画の画質があまりよくありません。
スマホでオフライン再生することはできるのですが、オンライン機能が充実している他社の通信講座と比較すると、見劣りするのが確かです。
最近では、資格スクエアやスタディングのようなオンラインに力を入れている講座が増えてきているため、そういったところと比べると、かなり気になるかもしれません。
基本的にはテキスト中心に学んでいくことになるため、スマホ中心に学習を進めたい人は他社を選んだほうがいいかもしれません。
LEC行政書士講座のコースについて
LEC行政書士講座はその人のレベルに合わせたさまざまなコースが用意されています。
LEC行政書士講座のコースは大きく分けると「初学者向け」「学習経験者向け」「S式合格講座」の3つです。
各コースの料金・費用は以下の通りです。
コース | 料金 |
---|---|
初学者向け | 245,000円~ |
学習経験者向け | 341,000円~ |
S式合格講座 | 45,000円~ |
LEC行政書士講座の種類①初学者向け講座
初学者向けのパーフェクトコースは、初めて法律について学ぶ人、法律の学習経験はあるけれどももう一度最初から学習し直したい人向けのコースです。
初学者にもわかりやすい内容になっており、時間をかけて基礎から学んでいくコースになっています。
合格実績が多いLEC行政書士講座のノウハウが活かされたカリキュラムになっているため、段階的な学習で確実にレベルアップできます。
LEC行政書士講座の種類②学習経験者向け講座
学習経験者向け講座は、すでに法律についての学習経験がある人が、さらなるレベルアップを目指すコースです。
横溝プレミアム合格塾、野畑式ビルドアップコース、180点アルティメットコースが用意されており、それぞれ特徴が異なります。
中でも横溝プレミアム合格塾は開設から10年以上の歴史があるため、受講生の口コミ・評判でも高い評価を得ています。
LEC行政書士講座の種類③S式合格講座
LEC行政書士講座のS式合格講座はスマホで学習する初学者向けの講座です。
スマホやタブレット、PCを使って学習を進めていくのが特徴です。動画講義は行政書士試験のすべての範囲を網羅しているため、スマホだけで学習が進められます。また、別売りのテキストを使うことで知識の定着が図れます。
S式合格講座は45,000円という圧倒的な低価格が大きな魅力です。
LEC行政書士講座が向いている人・おすすめな人
LEC行政書士講座のメリットとデメリットについて知ることができました。結局のところ、どういった人におすすめの講座なのでしょうか。
LEC行政書士講座にはさまざまなメリットがありますが、人によってデメリットがあるのも確かです。そこでLEC行政書士講座がオススメな人についても紹介していきます。
口コミ・評判からわかったLEC行政書士講座のメリット・デメリットを踏まえた上で、どういった人におすすめなのかをまとめました。
- 多少高くても合格実績のある講座を受講したい人
- 自分のライフスタイルに合わせて学習を進めたい人
- 全国各地にある校舎に通学して学習したい人
LEC行政書士講座がおすすめな人①多少高くても合格実績のある講座を受講したい人
LEC行政書士講座は受講料が他社よりも高いという一面はあるものの、それでもたくさんの人が受講しているのも確かです。
つまり多くの人がそれだけのお金を払ってでも、LEC行政書士講座を受講したいと考えているわけです。
LEC行政書士講座では毎年たくさんの合格者を輩出しており、試験に対するノウハウも蓄積されています。そのノウハウを活かしたカリキュラムが組まれているため、着実に合格に近づくことができます。
そのため、受講料が多少高くても、確実に実力をつけたいという人にLEC行政書士講座がおすすめです。
LEC行政書士講座がおすすめな人②自分のライフスタイルに合わせて学習を進めたい人
LEC行政書士講座は通信講座だけでなく、通学もできるところがほかの通信講座との大きな違いです。
それぞれのライフスタイルに合わせて学習が進められるため、近くに校舎があれば通学、近くに校舎がなければ通信講座というように選択肢の幅が広いです。
また受講しているコースによっては通信講座を受講していても自習室が使えるため、1人だとなかなか勉強が進まないという人にもぴったりです。
その人にあったムリのない学び方ができるので、いろいろな選択肢があったほうがいいという人にLEC行政書士講座がおすすめです。
LEC行政書士講座がおすすめな人③全国各地にある校舎に通学して学習したい人
LEC行政書士講座では校舎に通学して学習を進めることができます。
いくら通信講座のカリキュラムが充実していても、結局やるかどうかは本人次第です。カリキュラムの質が高くても、本人がやらなければ試験に落ちてしまいます。
スクールに通えば、ある程度の強制力が働くため、さすがにまったく勉強しないわけにはいきません。周りの目もあるため、ずっとサボるのも難しくなります。
1人で勉強を続ける自信がない人にもLEC行政書士講座がおすすめです。
LEC行政書士講座のよくある質問とその答え
LEC行政書士講座のよくある質問とその答えをまとめました。
- LEC行政書士講座の通信講座では質問できる?
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LEC行政書士講座には「教えてメイト」「教えてチューター」という制度があります。教えてメイトでは受講生同士で質問や相談が可能です。教えてチューターでは、LECフォロースタッフに質問できます。
- LEC行政書士講座は教育訓練給付制度に対応している?
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LEC行政書士講座は教育訓練給付制度の対象講座です。そのため、条件を満たしていれば講座修了後、受講料の20%が支給されます。実質20%で受講できるため、とてもお得な制度です。自分が条件を満たしているかどうか、必ず確認しておきましょう。
- LEC行政書士講座に向いていないのはどんな人?
-
受講料をできるだけ安く抑えたい人にはLEC行政書士講座が向いていません。また、カリキュラムのボリュームがかなりあるため、長時間にわたって勉強し続けることができない人にも向いていません。
LEC行政書士講座の口コミ・評判まとめ
LEC行政書士講座の口コミ・評判についてまとめました。
- 合格実績があり、大手ならではの信頼感がある
- 全国に校舎がある
- 講師の質が高い
- サポートやバックアップが充実している
- 受講料が他社よりも高い
- カリキュラムのボリュームがかなり多い
- Web機能が不十分でイマイチ
LEC行政書士講座は口コミ・評判でも高い評価を得ている実績ある講座です。
カリキュラムもしっかりボリュームがあり、こなせば確実に合格に近づけます。講師の質も高く、ハイレベルな講座が受講できます。
ただし、その一方で受講料が高いという面もあるため、メリット・デメリットを踏まえた上で受講を検討しましょう。
多少値段が高くても合格実績がある講座を受講したいという人には強くおすすめできる講座です。
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