- LEC弁理士講座の口コミ・評判
- LEC弁理士講座のメリット・デメリット
- LEC弁理士講座の合格率・合格実績
- LEC弁理士講座で落ちない?落ちる?
弁理士とは、知的財産に関する専門家です。
特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権を取得した人のために、代理して特許庁への手続きを行うのが主な仕事です。
弁理士試験の最終合格率は6%ほどとかなり低く、難関国家資格の1つとされています。
そのため、独学ではなく、予備校に通ったり、通信講座を受講したりする人が多いです。
弁理士試験の対策講座として、口コミ・評判でも高い評価を得ているのがLECです。
LEC弁理士講座は、数ある予備校・通信講座の中でも合格実績が高いことからとても評判がいいです。
この記事では、LEC弁理士講座の口コミ・評判、メリット・デメリット、合格率・合格実績などについてまとめています。
弁理士講座に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
LEC弁理士講座で落ちない?落ちた・落ちるに関する口コミ・評判
まずはLEC弁理士講座についての口コミ・評判についてまとめました。
LECとTACが弁理士への近道だという人の口コミ・評判
独学で弁理士試験を受ける人も多いです。しかし試験範囲が広いこともあり、すべてをカバーするのはとても大変です。結局勉強が間に合わずに試験に落ちる人も多いです。そのため、多少費用がかかったとしてもLEC弁理士講座を受講することが弁理士合格への近道だといえるでしょう。
試験に落ちたためLEC弁理士講座でリベンジを狙う人の口コミ・評判
独学で試験に落ちたため、LEC弁理士講座を受講してリベンジを狙っている人の口コミ・評判です。一度試験に落ちてからLEC弁理士講座を受講する人も少なくありません。弁理士試験は難関資格のため、確実に合格したいならば、LEC弁理士講座のような合格実績がある講座を受講したいところです。
LEC弁理士講座の合格率・合格実績
2017~2023年の弁理士試験で、初回受験合格者の5人に4人がLEC弁理士試験対策コース出身だといわれています。
- 2017~2023年度最終合格者数1,666名
- 2017~2023年初回受験合格者数185名
- LEC弁理士兼対策コース出身者145名
このように圧倒的な合格実績があるため、毎年LEC弁理士講座を受講する人はたくさんいます。
1992年からスタートしたLEC弁理士講座は30年以上の歴史があり、たくさんの合格者を輩出しています。
弁理士試験の合格率の推移
年度 | 合格率(合格者数/必須科目受験者数) |
---|---|
令和5年 | 6.1% |
令和4年 | 6.1% |
令和3年 | 6.1% |
令和2年 | 9.7% |
令和元年 | 8.1% |
平成30年 | 7.2% |
平成29年 | 6.5% |
平成28年 | 7.0% |
弁理士試験の最終合格率の推移を見ると、例年6~9%ほどであることがわかります。
合格率6%はほかの国家資格・士業資格と比較しても、かなり難易度が高いです。
弁理士試験は「短答」「論文」「口述」の3つにわけられており、これらを順番に合格していく必要があるため、難易度が高くなる傾向にあります。
LEC弁理士講座の合格者の口コミ・評判
ひとまず受講相談に行ってみると、非常に実績があり特に一発合格率が高いこと、講義の録画配信があり欠席してもフォローができるなどのサポート制度が充実していること、各講師の特徴、などを丁寧に教えていただけました。 当時は特許法や弁理士試験に対する知識が全くなかったのですが、ここなら自分でも合格できるかも、と思いLECを選択しました。
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宮口先生の講義では、実例を交えた解説が多かった点が良かったです。例えば、実際の特許出願・意匠出願・商標出願の願書や無効審判請求書を追加資料として配布してもらえました。私は仕事で特許には触れていましたが、意匠・商標は全く触れていなかったので、テキストを読んでいるだけではピンと来ない部分も多々ありました。しかし、このような配布物のお陰で実際のイメージが掴めるようになり、知識として定着しやすくなりました。
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また、宮口先生の講義では重要なポイントをかなり強調して話すので、印象に残りやすくなっています。それに加えて、マーカーを使ってテキストや条文集を様々な色で塗り分けることによって、視覚的にも記憶に残りやすくなります。このように耳と目の両方から知識を吸収できることが、一発合格に繋がったと思います。
7月頃から短答の過去問を解き始めました。しかし、1周目は、解くのにとても時間がかかる上に全く正解できないので、正誤は気にせず解説をたくさん読み、「短答ではこんな問題が出るんだな」と感じる程度で終わらせました。
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2周目は、なんとなく正誤がわかるようになっていましたが、根拠がよくわからないまま解いていました。
しかし、佐藤先生はいつも「短答を論文的に解け」と仰っていて、それを実践できていないと感じたので、3周目は、過去問10年分の全ての枝について、それが正又は誤である理由と根拠条文をノートに書きながら解きました。簡単に言えば自分で解説を書くという方法です。
この方法はとても時間がかかりましたが、短答と論文を一気に突破するためには大事な勉強法だったと思います。
口コミ・評判からわかったLEC弁理士講座のメリット
LEC弁理士講座にはどういったメリットがあるのか具体的に知りたいです。
LEC弁理士講座には、さまざまなメリットがあります。その中でも口コミ・評判で見かける主なものを紹介しましょう。
口コミ・評判からわかったLEC弁理士講座のメリットについてまとめました。
- 圧倒的な合格実績
- バラエティ豊かな一流の講師陣
- 通学講座・通信講座を選べる
- 多彩なフォロー
LEC弁理士講座のメリット①圧倒的な合格実績
LEC弁理士講座のメリットは、なんといっても圧倒的な合格実績です。
LEC弁理士講座合格実績の高さは、口コミ・評判でも話題になっています。講座を選ぶ上で、合格実績を基準に選ぶ人も多くいます。
最近のオンライン講座はまだまだ実績が少ないところが多いため、昔から開講しており、実績抜群のLEC弁理士講座を選ぶ人は多いです。
通信講座の場合、合格率・合格実績を公表していないことも多いですが、LEC弁理士講座ではしっかり実績を公表しているため、その辺りにも高い評価を受けています。
LEC弁理士講座のメリット②バラエティ豊かな一流の講師陣
LEC弁理士講座では、1つのコースを1人の講師が担当するため、講師の実績が非常に明確です。
合格実績がある人しか残らないため、現在LECに在籍している講師はレベルが高い人ばかりということになります。こうした講師の層の厚さもLEC弁理士講座のメリットといえるでしょう。
宮口先生、佐藤先生、納富先生、江口先生といったスター講師が多数在籍しているのがLEC弁理士講座の強みです。
バラエティ豊かな講師がそろっているので、自分に合った先生を見つけやすいメリットもあります。
LEC弁理士講座のメリット③通学講座・通信講座を選べる
LEC弁理士講座では、決められたスケジュールに沿って学習する通学講座と、講義映像をもとに学習を進める通信講座を選べるようになっています。
LECは全国に校舎を構えているため、地方在住者でも通学講座を選べるのが大きなメリットです。通学の場合、もし欠席した場合でもWeb講義で補うことができます。また、講義後にわからないことが質問できるのもポイントです。
通信講座は通信Web講座と通信DVD講座の2つが用意されています。
どちらも自分のペースで進められるため、空き時間を有効に使って学習を進めたい人におすすめです。
LEC弁理士講座のメリット④多彩なフォロー
LEC弁理士講座は受講生限定の多彩なフォローがあるのも大きなメリットです。
通学講座の講義を無料で録音できる「無料録音制度」や、通学の場合に参考書やテキストを置いておける「ロッカー」、講義の合間を有効活用できる「自習室」など、さまざまなフォロー体制が用意されています。
とくに自習室には、志を同じくする仲間がたくさんいるため、モチベーションアップにもつながります。土日も利用できるため、1人でいるとついサボってしまう人にも自習室はありがたい存在です。
口コミ・評判からわかったLEC弁理士講座のデメリット
LEC弁理士講座のメリットについて知ることができました。では、デメリットとしては、どういったことがあるのでしょうか。
LEC弁理士講座には、さまざまなメリットがあります。しかし人によってデメリットに感じられる部分もあることは確かです。メリットとデメリットの両方をしっかり理解することが大切です。
口コミ・評判からわかったLEC弁理士講座のデメリットについてまとめました。
- 受講料が高い
- 通信講座の質がイマイチ
LEC弁理士講座のデメリット①受講料が高い
カリキュラムの内容が優れているLEC弁理士講座ですが、受講料が高いということがデメリットとして挙げられます。
LEC弁理士講座には通学講座・通信講座のどちらも用意されていますが、通信講座の場合、他社に比べるとかなり高いです。割引制度も用意されていますが、それを利用しても相場よりも高くなってしまうのが大きなデメリットといえるでしょう。
多少費用が高くなっても質が高い講義を受けたい人にはおすすめできますが、予算の折り合いがつかない場合にはほかの講座を受講することをおすすめします。
LEC弁理士講座の受講料は40万~50万ほどですが、たとえばスタディングだと10万円以下で受けられる弁理士講座もあります。
LEC弁理士講座のデメリット②通信講座の質がイマイチ
LEC弁理士講座の通学講座は高い評価を受けていますが、通信講座の評判はそこまで高くありません。
通学生向けの講義を録画したものを視聴するだけで、学習サポート機能などは用意されていません。最近ではオンライン講義に力を入れている講座も多いため、そういったところと比較すると、かなり質が落ちてしまうのは確か胃です。
また、画質や音質もそれほどよくないため、口コミ・評判などでも否定的な感想が出ていました。
進捗管理なども自分でする必要があるため、オンラインでのサポートの充実度もほかの講座より見劣りしてしまいます。
LEC弁理士講座の受講料と他社の比較
LEC弁理士講座には、初学者向けに以下のコースが用意されています。
講座 | 価格(税込) |
---|---|
1年合格ベーシックコース | 通信 505,000円 通学 549,000円 |
1年合格メーシックコースWIDE | 通信 555,000円 通学 599,000円 |
スマート攻略コース | 368,000円 |
1年合格ベーシックコースは、3回転学習法という独自の学習方法で合格を目指すコースです。
入門講座→論文基礎力完成講座→短答基礎力完成講座という3つのステップを踏むことで、主要科目をそれぞれ違った角度で3回繰り返して学びます。また、レベルアップ学習法では、基礎学力を身につけた上で、応用的な実践力を身につけていきます。
1年合格ベーシックコースWIDEは、1年合格ベーシックコースよりもより早く習得することを目的として、早い段階から復習や問題演習に取り組むことができます。WIDEコース限定で短答総仕上げゼミを実施しており、どんな問題にも答えられる力を身につけていきます。
スマート攻略コースは、短答と論文の両方に関わる重要なテーマを横断的に学ぶカリキュラムです。1講義60分のため、スキマ時間にも無理なく見ることが可能です。スマホやタブレットでの学習も意識されているため、スマホを活用して学習したい人にもおすすめです。
LEC弁理士講座の他社の受講料の比較
LEC弁理士講座のデメリットとして、受講料の高さが口コミ・評判でも見かけられます。
では実際にどのくらいLEC弁理士講座の費用は高いのでしょうか。
講座 | コース | 価格(税込) |
---|---|---|
アガルート | 総合カリキュラム | 195,800円 |
資格スクエア | 基礎・短答・論文パック | 237,600円 |
スタディング | 基礎・短答・論文総合コース | 272,000円 |
LEC | 1年合格ベーシックコース | 505,000円 |
アガルートの弁理士講座は20万円を切るため、かなり安いです。
その他を見るとだいたい20万円台が相場なのですが、LEC弁理士講座は50万円以上となっています。こうして他社と比較してみると、LEC弁理士講座の受講料がいかに高いかがわかるでしょう。
予算の都合で、LEC弁理士講座の受講が難しい人は、他社の講座を受講することをおすすめします。
LEC弁理士講座が向いている人・おすすめな人
LEC弁理士講座のメリットとデメリットについて理解できました。結局のところ、どういった人におすすめの講座なのでしょうか。
LEC弁理士講座はとても質が高いカリキュラムの講座ですが、人によって向き不向きはあります。LEC弁理士講座が向いている人は、以下のような人です。
口コミ・評判からわかったLEC弁理士講座のメリット・デメリットを踏まえた上で、どういった人におすすめなのかをまとめました。
- 自分のレベルに合ったコースを受講したい人
- 通学講座を選びたい人
- 実績を重視したい人
LEC弁理士講座がおすすめな人①自分のレベルに合ったコースを受講したい人
LEC弁理士講座には、かなりの種類のコースがあります。
- 1年合格ベーシックコース
- 1年合格ベーシックWIDE
- スマート攻略コース
- 短答&論文速修コース
- 短答コンプリートコース
- 学習経験者向けコース
さらにさまざまな講座も豊富に用意されているため、その人の学習レベルに合わせた勉強ができるようになっています。
そのため、まったく初学者でも、すでに学習経験がある人でも、自分のレベルにあったコースが選べます。
LEC弁理士講座がおすすめな人②通学講座を選びたい人
LEC弁理士講座では、通学講座と通信講座が選べるようになっています。
LECは全国に校舎があるため、地方在住者でも通学して学習することができます。
通信講座はいつでも気軽に勉強できる分、自己管理が苦手だとサボってしまうことも多いです。通学講座の場合、校舎までいけば必ず勉強することになるため、1人だとなかなか勉強できない人にもおすすめです。
LEC弁理士講座がおすすめな人③実績を重視したい人
LEC弁理士講座はこれまでたくさんの合格者を輩出してきたという実績があります。
一発合格者の5人に4人がLEC弁理士講座の受講者であることを考えると、その実績は十分だといえるでしょう。これまで長年にわたって指導してきたノウハウがあり、講師も実力派の講師ばかりです。
できるだけ早く弁理士試験に合格したい人、一発で合格したい人には、LEC弁理士講座がおすすめです。
LEC弁理士講座のよくある質問とその答え
LEC弁理士講座のよくある質問とその答えをまとめました。
- 弁理士試験の受験者数と合格者数はどのくらい?
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令和5年度の弁理士試験の受験者数は3,065人で合格者数は188人です。令和元年が3,488人、平成30年度が3,587人だったため、以前よりも受験者数は減っています。
- LEC弁理士講座は教育訓練給付制度の対象?
-
LEC弁理士講座では、教育訓練給付制度の対象講座があります。「通学 弁理士合格ベーシックコース」「通信 弁理士合格ベーシックコース」が対象になっているため、支払った受講料の20%が講座修了後に支給されます。支給対象者の要件や給付条件は決まっているので、申込み前によく確認しておきましょう。
- LEC弁理士講座が向いていない人は?
-
LEC弁理士講座はほかの通信講座と比べ、受講料が高いというデメリットがあります。そのため、少しでも費用を安く抑えたい人には向いていません。また、オンライン機能があまり充実していないため、オンライン学習をメインに進めていこうと考えている人にもおすすめできません。
LEC弁理士講座の口コミ・評判まとめ
LEC弁理士講座の口コミ・評判についてまとめました。
- 合格実績が断トツで高い
- バラエティ豊かな一流の講師陣が在籍している
- 通学講座と通信講座から都合がいいほうを選べる
- 多彩なフォロー体制が用意されている
- 受講料が高い
- 通信講座の質がイマイチ
LEC弁理士講座は通信講座と通学講座が選べるため、校舎が近くにある人は通学講座、近くにない人は通信講座とライフスタイルに合わせて学習スタイルが選べるのが特徴です。
合格実績も非常に優秀で、弁理士試験の初回受験合格者の5人に4人がLEC弁理士講座の受講者という圧倒的な実績があります。高品質なカリキュラムに優秀な講師陣と、誰でも安心して学べる講座となっています。
ただし、受講料がほかの通信講座よりも高めになっているため、できるだけ費用を抑えたいという人には、あまり向いていません。
多少お金がかかっても質の高い講座を受けたい人、一発で弁理士試験に合格したい人におすすめの講座です。
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