FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)の試験日について知りたいあなたへ。「いつ受験できるのか」「どのように申し込めばいいのか」という疑問は、CBT方式の導入によって大きく変わった試験制度を理解することで解決できます。
本記事では、FP3級のCBT試験の実施スケジュール、申し込み方法から試験当日の流れ、合格発表日まで、2025年度の最新情報を交えて詳しく解説します。この情報をもとに、FP(ファイナンシャルプランナー)3級合格に向けて、あなたに最適な受験計画を立てましょう。
- FP3級のCBT試験の実施期間と随時受験の仕組み
- 試験の申し込み方法と受験日時の選び方
- 試験時間・合格発表日・受験料などの詳細情報
- CBT方式を活用した効率的な学習計画の立て方
- 2024年4月からCBT方式に完全移行:FP(ファイナンシャルプランナー)3級は好きな日時に受験できる随時受験制度となり、年3回の試験日程という制約がなくなりました
- 申し込みから3日後に受験可能:CBTソリューションズで予約すれば、最短で申し込みの3日後から受験できるため、準備が整ったタイミングで試験に臨めます
- 学科90分・実技60分に短縮:FP3級の試験時間は従来のペーパー方式から短縮され、コンピュータ受験による効率的な試験運営が実現しています
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FP(ファイナンシャルプランナー)3級はCBT方式で随時受験可能
FP(ファイナンシャルプランナー)3級試験は、2024年4月からCBT(Computer Based Testing)方式に完全移行し、受験者の利便性が大幅に向上しました。従来の年3回の統一試験日という制約がなくなり、自分のペースで学習を進めて受験できる柔軟な制度となっています。
FP3級の詳細情報でも解説していますが、CBT方式の導入により、FP試験の受験環境は大きく変化しました。この変化は受験者にとって多くのメリットをもたらしています。
2024年4月からCBT方式に完全移行
FP3級試験は2024年4月から、日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の両団体でCBT方式による実施に統一されました。これにより、従来の年3回(5月・9月・1月)のペーパー試験という形式は終了し、毎月実施される試験配信期間内であればいつでも受験できる体制が整っています。
CBT方式への移行は、FP(ファイナンシャルプランナー)試験の近代化を象徴する大きな変革です。全国のテストセンターでコンピュータを使用して受験する形式となり、試験の公平性と効率性が向上しました。
好きな日時に受験できる柔軟性
CBT方式の最大のメリットは、受験日時を自由に選択できる点です。試験配信期間内であれば、平日・土日祝日を問わず、また午前・午後の都合の良い時間帯を選んで受験できます。仕事や学業と両立しながらFP資格取得を目指す方にとって、この柔軟性は大きな利点となっています。
従来のペーパー試験では、年3回の指定された日曜日にしか受験できませんでした。そのため、その日に予定が入っていれば次の試験日まで数ヶ月待たなければなりませんでした。FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験では、こうした制約から解放されます。
申し込みから3日後に受験可能
CBT試験では、申し込み手続きを完了してから最短3日後に受験することができます。学習の進捗状況を見ながら、「準備が整った」と感じたタイミングで申し込み、すぐに受験できる即応性が特徴です。
ただし、人気のあるテストセンターや希望する日時によっては、予約が埋まっている場合もあります。FP試験の繁忙期(従来の試験日程前後)には、早めの予約をおすすめします。余裕を持って1〜2週間前に予約しておくと、希望する日時と会場を確保しやすくなります。
FP3級に関してもっと詳しい記事はこちら
FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)とは?試験内容・取得メリット・学習方法を徹底解説
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験実施期間【2025年度】
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験は、年間を通じてほぼ毎月実施されていますが、試験配信期間と休止期間が設定されています。2025年度の実施スケジュールを把握して、計画的に受験準備を進めましょう。
毎月実施される試験配信期間
FP3級のCBT試験は、基本的に毎月1日から末日まで実施されています。月の前半でも後半でも、自分の都合に合わせて受験日を選択できます。ただし、テストセンターによって営業日や営業時間が異なるため、予約時に確認が必要です。
試験配信期間中は、学科試験と実技試験を同日に受験することも、別々の日に受験することも可能です。FP(ファイナンシャルプランナー)の学習状況に応じて、柔軟にスケジュールを組むことができます。
2025年度の主な試験配信期間は以下の通りです。
| 月 | 試験配信期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 2025年1月 | 1月6日~1月31日 | 年始は6日から開始 |
| 2025年2月 | 2月1日~2月28日 | 通常実施 |
| 2025年3月 | 3月1日~3月31日 | 通常実施 |
| 2025年4月 | 4月1日~4月30日 | 通常実施 |
| 2025年5月 | 休止期間 | メンテナンス期間 |
| 2025年6月 | 6月1日~6月30日 | 通常実施 |
| 2025年7月 | 7月1日~7月31日 | 通常実施 |
試験休止期間の確認
FP3級試験には、年に数回の休止期間が設定されています。休止期間は主にシステムメンテナンスや問題の入れ替え作業のために設けられており、この期間中は受験できません。2025年度の主な休止期間は5月と11月です。
休止期間を事前に把握しておくことで、学習計画に支障が出ないよう調整できます。特に、特定の時期までにFP(ファイナンシャルプランナー)3級に合格したい方は、休止期間を避けて受験スケジュールを組む必要があります。
年末年始・GWなどの注意点
年末年始(12月29日~1月5日)やゴールデンウィークなどの大型連休期間中は、テストセンターが休業している場合があります。休日を利用して受験を考えている方は、テストセンターの営業カレンダーを必ず確認しましょう。
また、祝日の営業状況はテストセンターによって異なります。多くのテストセンターは祝日も営業していますが、一部のセンターでは休業している場合もあります。FP試験の予約サイトで、希望する日時の空き状況とともに営業日を確認することをおすすめします。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級CBT試験の申し込み方法
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験は、CBTソリューションズの専用サイトから申し込みます。初めて受験する方でも、画面の指示に従って進めれば簡単に予約できる仕組みになっています。
FP試験の申し込み手続きでは、日本FP協会ときんざいの違いについても詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。
CBTソリューションズでの予約手順
FP3級試験の申し込みは、以下の手順で進めます。
- 受験者専用サイトへのアカウント登録:CBTソリューションズのサイトでマイページを作成します。氏名、生年月日、メールアドレスなどの基本情報を入力します。
- 試験団体の選択:日本FP協会またはきんざいのどちらで受験するかを選択します。FP(ファイナンシャルプランナー)3級では、どちらの団体でも学科試験は共通ですが、実技試験の科目が異なります。
- 受験科目の選択:学科試験のみ、実技試験のみ、または両方を選択します。実技試験では、日本FP協会の「資産設計提案業務」またはきんざいの「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」から選びます。
- 受験日時とテストセンターの選択:希望する受験日、時間帯、会場を選択します。複数の候補を検討しながら、最適な組み合わせを選びましょう。
- 受験料の支払い:クレジットカードまたはコンビニ/銀行ATM(Pay-easy)で受験料を支払います。
受験日時とテストセンターの選択
受験日時の選択では、平日・土日祝日、午前・午後など、多様な選択肢から選べます。FP試験では、学科試験(90分)と実技試験(60分)を同日に受験する場合、合計で約3時間程度の時間が必要です。移動時間や休憩時間も考慮して、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
テストセンターは、全国の主要都市に設置されています。自宅や職場からアクセスしやすい会場を選ぶことで、当日の移動ストレスを軽減できます。FP(ファイナンシャルプランナー)の試験では、リラックスした状態で臨むことが重要です。
申し込み期限(試験3日前まで)
CBT試験の申し込みは、受験希望日の3日前まで可能です。ただし、人気のある日時や会場は早めに予約が埋まることがあります。特に土日や平日夜間の枠は混雑しやすい傾向があります。
また、試験日の3日前までであれば、日程変更も可能です(後述)。学習の進捗を見ながら、最適なタイミングで受験できる柔軟性がFP(ファイナンシャルプランナー)CBT試験の強みです。
FP試験の申し込みに関してもっと詳しい記事はこちら
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み方法|日本FP協会・きんざいの違いと手続きの流れ
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験時間とスケジュール
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験時間は、CBT方式への移行に伴って変更されました。コンピュータ受験による効率化により、受験者の負担が軽減されています。
FP試験全体の日程では、1級・2級を含む全体的なスケジュールについても解説していますので、将来的なステップアップを考えている方は参考にしてください。
学科試験90分・実技試験60分
FP3級試験の試験時間は、学科試験が90分、実技試験が60分です。両方を同日に受験する場合、試験時間の合計は150分(2時間30分)となります。ただし、試験間の休憩時間や受付・チェックインの時間も必要なため、テストセンターには余裕を持って到着することをおすすめします。
学科試験はマークシート形式(コンピュータ上での選択問題)で、60問が出題されます。実技試験は事例形式の問題で、日本FP協会の場合は20問、きんざいの場合は15問が出題されます。FP試験の各科目で6割以上の正答率が合格基準となっています。
CBT方式による時間短縮(旧120分→新90分)
従来のペーパー試験では、学科試験の試験時間は120分でした。CBT方式への移行により、これが90分に短縮されています。コンピュータ画面での解答は、マークシートに記入する手間が省けるため、より効率的に問題を解くことができます。
ただし、試験時間が短縮されたとはいえ、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の出題範囲や難易度は変わっていません。60問を90分で解くため、1問あたり1分30秒の配分となります。時間配分を意識した学習と、過去問演習での時間感覚の習得が重要です。
試験当日の流れ
FP3級CBT試験の当日は、以下のような流れで進行します。
- 受付・本人確認:試験開始時刻の15分前までにテストセンターに到着し、受付で本人確認を行います。身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提示が必要です。
- ロッカーへの荷物預け:携帯電話や参考書などの持ち込み禁止物品は、ロッカーに預けます。試験室には筆記用具、電卓、身分証明書のみ持ち込めます。
- 試験室への案内:試験開始時刻になったら、試験室に案内されます。パソコンの前に着席し、試験監督員の指示に従って操作を開始します。
- チュートリアル:試験開始前に、CBT試験の操作方法を説明するチュートリアルが表示されます。初めてCBT試験を受ける方は、この時間を使って操作に慣れておきましょう。
- 試験開始:チュートリアル終了後、本試験が始まります。画面上に問題が表示され、選択肢をクリックして解答します。FP(ファイナンシャルプランナー)の学科試験、実技試験の順で進行します。
- 試験終了・退出:全ての問題に解答し、最終確認が完了したら、試験終了ボタンを押します。試験監督員に退出の合図を受けてから、静かに退出します。
FP試験全体の日程に関してもっと詳しい記事はこちら
FP(ファイナンシャルプランナー)試験日程|年3回の試験スケジュールと申し込み期間を完全ガイド
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FP(ファイナンシャルプランナー)3級の合格発表日
FP(ファイナンシャルプランナー)3級CBT試験の合格発表は、試験月の翌月中旬に行われます。従来のペーパー試験では試験日から約1ヶ月後でしたが、CBT方式でもほぼ同様のスケジュールとなっています。
試験月の翌月中旬に発表
例えば、1月に受験した場合、合格発表は2月中旬に行われます。月の前半に受験しても後半に受験しても、合格発表日は同じです。FP試験の受験者は、試験月の全ての受験者の結果が集計されてから、一斉に発表される仕組みです。
ただし、具体的な発表日時は試験団体(日本FP協会またはきんざい)によって若干異なる場合があります。受験後は、各団体の公式サイトで正確な発表日を確認しましょう。
2025年度の合格発表日一覧
2025年度のFP(ファイナンシャルプランナー)3級合格発表の目安は以下の通りです。
| 試験月 | 合格発表日(予定) |
|---|---|
| 2025年1月受験 | 2025年2月中旬 |
| 2025年2月受験 | 2025年3月中旬 |
| 2025年3月受験 | 2025年4月中旬 |
| 2025年4月受験 | 2025年5月中旬 |
| 2025年6月受験 | 2025年7月中旬 |
| 2025年7月受験 | 2025年8月中旬 |
| 2025年8月受験 | 2025年9月中旬 |
※正確な発表日は、受験した試験団体の公式サイトで確認してください。
合格発表の確認方法(マイページ)
合格発表は、CBTソリューションズのマイページで確認できます。発表日の午前10時頃から、試験結果が閲覧可能になります。合格者には、後日、日本FP協会またはきんざいから合格証書が郵送されます。
FP3級試験では、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。片方のみ合格した場合、その科目の合格は次回以降の試験で有効です(一部合格)。FP(ファイナンシャルプランナー)の試験では、この一部合格制度を活用して、段階的に資格取得を目指すこともできます。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT方式とペーパー方式の違い
FP(ファイナンシャルプランナー)3級試験は、2024年4月からCBT方式に完全移行しました。従来のペーパー方式との違いを理解することで、CBT試験の特性を活かした学習と受験が可能になります。
FP試験のCBT方式では、CBT試験の詳細な対策方法や注意点について解説していますので、初めてCBT試験を受ける方は併せてご覧ください。
CBT方式の特徴(コンピュータ受験)
CBT方式の最大の特徴は、テストセンターのコンピュータを使用して受験する点です。問題は画面上に表示され、マウスやキーボードを使って解答します。FP試験の選択問題では、該当する選択肢をクリックするだけで解答できます。
コンピュータ受験のメリットとして、以下の点が挙げられます。
- 解答の修正が簡単:マークシートの塗りつぶしミスの心配がなく、選択肢の変更も容易です
- 見直し機能:画面上で「後で見直す」フラグを付けておくことができ、効率的な時間管理が可能です
- 計算スペースの提供:試験室では計算用紙と筆記用具が提供されます
- 即座の終了:全問解答後、すぐに試験を終了できます
一方、FP(ファイナンシャルプランナー)の問題文や図表を紙ベースで読むことに慣れている方は、画面での読解に多少の慣れが必要かもしれません。事前にCBT形式の模擬試験で練習しておくことをおすすめします。
ペーパー方式の終了時期
FP3級のペーパー方式による試験は、2024年1月実施分をもって終了しました。2024年4月以降は、全てCBT方式での実施となっています。長年続いた年3回の統一試験日という形式は、歴史の一ページとなりました。
ペーパー方式では、全国の試験会場で一斉に試験が実施され、試験問題冊子とマークシートを使用していました。この形式に慣れ親しんだ受験者も多いでしょうが、CBT方式への完全移行により、より受験しやすい環境が整いました。
CBT移行による変更点
CBT方式への移行に伴い、FP(ファイナンシャルプランナー)3級試験では以下の変更がありました。
試験日程の柔軟化:年3回の指定日から、毎月実施の随時受験へと変更されました。これにより、自分のペースで学習を進め、準備が整ったタイミングで受験できるようになりました。
試験時間の短縮:学科試験の試験時間が120分から90分に短縮されました。コンピュータ操作の効率性により、問題数を変えずに時間短縮が実現しています。
受験機会の増加:年3回しかなかった受験チャンスが、毎月(休止期間を除く)受験可能になったことで、不合格の場合でも短期間で再挑戦できます。FP試験の学習継続のモチベーション維持にも効果的です。
申し込みの簡便化:オンラインでの予約システムにより、24時間いつでも申し込みが可能です。また、試験3日前までの変更も可能という柔軟性があります。
これらの変更により、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受験環境は大幅に改善され、より多くの方が挑戦しやすくなっています。
FP試験のCBT方式に関してもっと詳しい記事はこちら
FP試験のCBT方式とは?ネット試験のメリット・申し込み方法・対策のポイント
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験会場(テストセンター)
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験は、全国各地のテストセンターで受験できます。自宅や職場から通いやすい会場を選択することで、当日の負担を軽減できます。
全国のテストセンターで受験可能
CBTソリューションズが運営するテストセンターは、全国の主要都市に設置されています。都道府県庁所在地や政令指定都市には複数のセンターがあり、地方都市にも順次展開されています。FP試験の受験者は、居住地や勤務地に近い便利な会場を選べます。
大都市圏では、駅近くのビジネスビル内にテストセンターが設置されていることが多く、公共交通機関でのアクセスが便利です。地方では、駐車場完備の会場もあり、車での来場も可能です。
テストセンターの検索方法
テストセンターの検索は、CBTソリューションズの受験者専用サイトから行います。都道府県や市区町村を選択すると、該当エリアの会場一覧が表示されます。各会場の住所、アクセス方法、営業日、空き状況などを確認できます。
FP(ファイナンシャルプランナー)の試験予約時には、以下の点を確認しましょう。
- アクセスの良さ:自宅や職場からの移動時間、最寄り駅からの距離
- 営業日時:希望する日時に営業しているか
- 設備の充実度:パソコンの台数、待合室の有無
- 周辺環境:試験前後の時間調整ができる場所(カフェなど)の有無
会場の設備と環境
テストセンターには、受験用のコンピュータ、計算用紙、筆記用具が用意されています。試験室は静かな環境が保たれており、集中して試験に臨めます。ただし、会場の規模やパソコンの台数は施設によって異なります。
多くのテストセンターでは、以下の設備が整っています。
- ロッカー:貴重品や携帯電話などを保管
- 待合室:試験開始前の待機スペース
- 空調設備:快適な室温管理
- パーテーション:受験者同士のプライバシー確保
FP試験では、試験中に電卓を使用できますが、持ち込める電卓には制限があります。四則演算(加減乗除)とメモリー機能のみの電卓に限られ、関数電卓や電卓機能付き時計などは使用できません。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験日変更・キャンセル
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験では、受験日の変更やキャンセルに柔軟に対応できる制度が用意されています。予期せぬ事情が発生した場合でも、適切な手続きを行うことで対処できます。
試験3日前まで日程変更可能
受験予約後に予定が変わった場合、試験日の3日前までであれば、マイページから日程変更が可能です。変更手数料はかからず、何度でも変更できます(ただし、常識の範囲内での利用が求められます)。
日程変更の手順は以下の通りです。
- CBTソリューションズのマイページにログイン
- 「予約の確認・変更」を選択
- 変更したい予約を選択
- 新しい受験日時と会場を選択
- 変更内容を確認して確定
FP試験の学習進捗に合わせて受験日を調整できるため、「もう少し準備したい」と感じた場合でも安心です。
キャンセル・返金の条件
受験をキャンセルする場合も、試験日の3日前までであれば手続きが可能です。ただし、キャンセル時の返金には条件があります。
- 3日前までのキャンセル:受験料の一部が返金されます(事務手数料を除く)
- 3日前を過ぎた後のキャンセル:返金はありません
FP(ファイナンシャルプランナー)の試験では、キャンセルよりも日程変更の方が損失が少ないため、受験する意思がある場合は変更手続きをおすすめします。
体調不良時の対応
試験当日に体調不良や緊急の用事が発生した場合、試験開始時刻までにテストセンターに連絡することで、欠席の記録を残せます。ただし、当日のキャンセルは返金対象外となります。
体調不良などのやむを得ない事情で欠席した場合、次回の受験に向けて新たに申し込みが必要です。受験料も再度支払う必要があります。FP試験に万全の体調で臨むためにも、試験前日は十分な睡眠を取り、体調管理に気を配りましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受験料と支払い方法
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受験料と支払い方法について、詳しく確認しておきましょう。CBT試験では、複数の支払い方法から選択できます。
学科4,000円・実技4,000円
FP3級の受験料は、学科試験が4,000円、実技試験が4,000円です。両方を同時に受験する場合、合計8,000円の受験料が必要となります。学科試験のみ、または実技試験のみの受験も可能で、その場合は4,000円です。
一部合格制度により、前回の試験で学科または実技のどちらかに合格している場合、次回は不合格だった科目のみを受験できます。この場合の受験料は4,000円です。FP(ファイナンシャルプランナー)の試験では、この制度を活用することで、費用を抑えながら段階的に合格を目指せます。
クレジットカード決済
受験料の支払いは、クレジットカードが最も便利です。CBTソリューションズのサイトで予約する際、その場で決済が完了します。使用できるクレジットカードは、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなどの主要ブランドです。
クレジットカード決済のメリットは、即座に予約が確定する点です。支払い待ち期間がないため、希望する日時の枠を確実に押さえられます。
コンビニ/銀行ATM(Pay-easy)
クレジットカードを持っていない方や使用したくない方は、コンビニ支払いまたは銀行ATM(Pay-easy)での支払いも選択できます。予約時に支払い番号が発行されるので、期限内(通常は予約から3日以内)に支払いを完了させる必要があります。
FP試験の受験料を支払える主なコンビニは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどです。各店舗の端末機で支払い番号を入力し、レジで現金支払いをします。銀行ATMでのPay-easy支払いも、画面の指示に従って操作すれば簡単に完了します。
支払い期限を過ぎると予約が自動的にキャンセルされるため、早めの支払いを心がけましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の学習スケジュールの立て方
FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験では、受験日を自由に設定できるメリットを最大限に活かした学習計画が立てられます。従来の年3回の試験日程という制約がなくなったことで、自分のペースで着実に合格を目指せます。
FP3級の勉強時間では、必要な学習時間の目安と効率的なスケジュールの立て方を詳しく解説していますので、学習計画の参考にしてください。
CBT方式のメリットを活かした学習計画
CBT試験の最大のメリットは、「準備が整ってから受験できる」点です。従来のペーパー試験では、次の試験日までに間に合わせるために、無理な詰め込み学習をしてしまうケースがありました。FP試験のCBT方式では、そのような心配がありません。
効果的な学習計画のポイントは以下の通りです。
逆算スケジュールよりも積み上げ型:「○月の試験に合格する」という固定目標ではなく、「これだけ学習が進んだら受験する」という柔軟な計画を立てましょう。
週次の進捗確認:毎週末に学習の進み具合を確認し、必要に応じてスケジュールを調整します。FP(ファイナンシャルプランナー)の各科目の理解度を自己評価し、弱点補強に時間を割きます。
模擬試験で実力測定:本番前に必ず模擬試験を受け、合格ラインに達しているか確認します。合格圏内に入ったと判断できた時点で、受験日を決定しましょう。
試験日を自由に設定できる強み
CBT試験では、「この週は仕事が忙しいから来月にしよう」「思ったより早く準備できたから来週受験しよう」といった柔軟な対応が可能です。FP試験の学習と仕事や生活のバランスを取りやすくなっています。
また、万が一不合格になった場合でも、翌月にすぐ再挑戦できます。従来のペーパー試験では、次の試験まで3〜4ヶ月待たなければなりませんでしたが、CBT方式では学習のモチベーションを維持したまま短期間で再受験できます。
準備が整ってから申し込む戦略
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の合格に必要な学習時間は、一般的に80〜150時間と言われています。初学者の場合、1日2時間の学習で2〜3ヶ月程度が目安です。
おすすめの学習フローは以下の通りです。
- 基礎学習期間(1〜1.5ヶ月):テキストで全範囲を一通り学習します。FP試験の6つの科目(ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)を順に進めます。
- 問題演習期間(3〜4週間):過去問や問題集で実践的な演習を行います。間違えた問題は必ず復習し、理解を深めます。
- 総仕上げ期間(1〜2週間):模擬試験で実力を測定し、弱点を最終確認します。合格ラインに達していると判断できたら、受験日を予約します。
- 直前期(3日〜1週間):予約完了後、試験日までの期間で最終確認を行います。
この流れで進めることで、確実な合格を目指せます。焦らず、自分のペースで着実に力をつけることが、FP(ファイナンシャルプランナー)3級合格への近道です。
FP3級の勉強時間に関してもっと詳しい記事はこちら
FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)に必要な勉強時間|初学者の学習時間と効率的なスケジュールの立て方
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験日程に関連するよくある質問(FAQ)
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)3級はいつでも受験できますか?
FP3級は基本的に毎月受験できます。2024年4月からCBT方式に完全移行したことで、試験配信期間内(通常は毎月1日〜末日)であれば、好きな日時に受験可能です。ただし、年に数回の休止期間(2025年度は5月、11月など)があり、この期間は受験できません。また、年末年始やゴールデンウィークなど、テストセンターが休業する期間もあります。試験予約時に、希望する日時の空き状況と営業日を確認しましょう。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験はいつから始まりましたか?
FP3級のCBT試験は、2024年4月から本格的に開始されました。日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の両団体が同時にCBT方式へ移行し、従来のペーパー試験は2024年1月実施分で終了しました。この移行により、年3回の統一試験日という制約がなくなり、随時受験できる柔軟な制度となっています。FP試験の受験環境は、CBT化によって大幅に改善されました。
Q. FP3級の試験日は変更できますか?
試験日の変更は、受験日の3日前まで可能です。CBTソリューションズのマイページから、何度でも無料で変更できます(常識の範囲内での利用)。学習の進捗状況や予定の変更に応じて、柔軟に受験日を調整できる点が、FP(ファイナンシャルプランナー)CBT試験の大きなメリットです。ただし、人気のある日時や会場は予約が埋まりやすいため、変更する際は早めに新しい日程を確保することをおすすめします。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)3級の申し込みから受験まで何日必要ですか?
申し込みから最短3日後に受験できます。CBTソリューションズのサイトで予約手続きを完了すれば、3日後以降の空いている日時で受験が可能です。ただし、希望する日時や会場によっては予約が埋まっている場合もあります。FP試験では、余裕を持って1〜2週間前に予約しておくと、希望する条件で受験しやすくなります。学習の進捗を見ながら、準備が整ったタイミングで申し込むことをおすすめします。
Q. FP3級の合格発表はいつですか?
合格発表は、試験月の翌月中旬に行われます。例えば、1月に受験した場合は2月中旬、6月に受験した場合は7月中旬に発表されます。月の前半に受験しても後半に受験しても、合格発表日は同じです。FP(ファイナンシャルプランナー)の試験結果は、CBTソリューションズのマイページで確認できます。合格者には、後日、受験した試験団体(日本FP協会またはきんざい)から合格証書が郵送されます。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)3級のペーパー試験はまだ受けられますか?
FP3級のペーパー試験は、2024年1月実施分をもって終了しました。2024年4月以降は、全てCBT方式での実施となっています。従来の年3回(5月・9月・1月)の統一試験日というペーパー試験の形式は、もう実施されていません。現在FP3級を受験する場合は、必ずCBT方式で受験することになります。CBT試験は全国のテストセンターで随時実施されており、より柔軟に受験できる環境が整っています。
Q. FP3級の試験時間は何分ですか?
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験時間は、学科試験が90分、実技試験が60分です。両方を同日に受験する場合、試験時間の合計は150分(2時間30分)となります。CBT方式への移行により、従来のペーパー試験(学科120分、実技60分)から学科試験の時間が30分短縮されました。コンピュータでの解答は効率的ですが、60問を90分で解く必要があるため、時間配分を意識した学習が重要です。
まとめ:FP(ファイナンシャルプランナー)3級のCBT試験を活用して効率的に合格を目指そう
本記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験日程とCBT試験の活用方法について詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。
- CBT方式で随時受験が可能:2024年4月からCBT方式に完全移行し、毎月実施される試験配信期間内であれば、好きな日時に受験できます。申し込みから3日後に受験可能で、自分のペースで学習を進められます。
- 柔軟な試験日程管理:試験日の3日前まで日程変更が可能で、学習の進捗に合わせて受験時期を調整できます。受験料は学科・実技各4,000円で、クレジットカードやコンビニ支払いなど複数の決済方法が選択できます。
- 効率的な学習計画の立案:CBT試験のメリットを活かし、準備が整ってから受験する戦略が有効です。試験時間は学科90分・実技60分で、合格発表は試験月の翌月中旬に行われます。
FP3級の学習を開始する準備ができたら、次はFP3級の勉強時間とFP3級の詳細情報を参考に、具体的な学習計画を立てましょう。CBT試験の柔軟性を活用すれば、無理のないスケジュールで合格を目指せます。
本記事を通じて、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験日程とCBT試験の仕組みを理解いただけたはずです。これらの情報を活用して、あなたに最適な受験計画を立て、FP3級合格に向けて着実に前進しましょう。
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