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FP1級(ファイナンシャルプランナー1級)とは?試験内容・受験資格・実技試験を完全ガイド

FP1級(ファイナンシャルプランナー1級)の取得を目指しているあなたへ。「受験資格は何が必要なのか」「試験内容はどのようなものか」という疑問は、正確な試験制度の理解で解決できます。

本記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)1級の試験制度と受験資格、学科試験と実技試験の内容、合格へのルートについて、最新のデータを交えて詳しく解説します。この情報をもとに、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の最高峰取得に向けて、確実な一歩を踏み出しましょう。

この記事を読むとわかること
  • FP1級の試験制度と受験資格の詳細
  • 学科試験と実技試験の内容と出題形式
  • 合格率・難易度・必要な勉強時間
  • FP1級とCFPの違いと取得ルート
押さえておきたい3つのポイント
  1. FP(ファイナンシャルプランナー)1級は学科試験と実技試験の2段階制:学科試験合格後、実技試験に合格することで1級FP技能士の称号を得られます
  2. 受験資格には実務経験が必要:FP2級合格者は実務経験1年以上、未保持者は実務経験5年以上が受験資格となります
  3. 学科試験の難易度が高い:学科試験の合格率は7%~18%と低く、基礎編と応用編の両方で高得点が求められます

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目次

FP(ファイナンシャルプランナー)1級とは?FP資格の最高峰

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は、FP資格の中で最も高度な知識と実務能力を証明する国家資格です。正式名称は「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」といい、FP技能検定の最上位に位置づけられています。FP1級を取得することで、個人の資産設計から相続対策、事業承継まで、幅広い分野で高度なコンサルティングができる専門家として認められます。

FP(ファイナンシャルプランナー)資格の種類を理解すると、FP1級の位置づけがより明確になります。FP資格には3級・2級・1級のFP技能士と、民間資格であるAFP・CFPがあり、それぞれ異なる役割を持っています。

FP1級は国家資格の最高レベル

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は、厚生労働省が認定する国家技能検定制度に基づく資格です。FP技能検定には3級・2級・1級の3つのレベルがあり、1級が最高峰となります。1級FP技能士の称号は、金融、不動産、税務、相続など幅広い分野における専門知識と実務経験を有することを証明するものです。

FP1級取得者は、個人の資産設計だけでなく、中小企業の事業承継対策や富裕層向けの相続対策など、高度なコンサルティング業務を担うことができます。金融機関、保険会社、不動産会社などでは、FP1級資格者を重要なポジションに配置するケースが多く、キャリアアップの大きな武器となります。

FP1級とCFPの関係性

FP(ファイナンシャルプランナー)1級と混同されやすいのがCFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)です。CFPは日本FP協会が認定する民間資格で、国際的に通用するFP資格として位置づけられています。FP1級とCFPは別の資格ですが、密接な関係があります。

CFP認定者またはCFP全科目合格者は、FP1級実技試験の受験資格が得られます。つまり、CFPを取得してからFP1級実技試験を受験するルートも選択できるのです。FP2級合格後、AFP認定を経てCFPを取得し、その後FP1級実技試験を受験する流れは、一般的な上級資格取得のルートの一つとなっています。

FP1級の正式名称と位置づけ

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の正式名称は「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」です。この称号は、職業能力開発促進法に基づく国家資格であり、名称独占資格として法律で保護されています。1級FP技能士を名乗れるのは、学科試験と実技試験の両方に合格した者のみです。

FP1級は、金融業界における最高峰の実務資格として位置づけられており、取得難易度も極めて高いことで知られています。銀行、証券会社、保険会社などの金融機関では、管理職昇進の要件にFP1級を設定しているケースもあり、プロフェッショナルとしての地位を確立するために重要な資格といえるでしょう。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の試験制度と仕組み

FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は、学科試験と実技試験の2段階で構成されています。両方の試験に合格することで、初めて1級FP技能士の称号を得ることができます。この2段階制は、FP1級が単なる知識だけでなく実務能力も重視していることを示しています。試験の実施機関や日程、合格基準など、制度の仕組みを正確に理解することが、効率的な受験計画につながります。

学科試験と実技試験は別日程で実施

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の学科試験と実技試験は、完全に別の日程で実施されます。学科試験は年3回(1月・5月・9月)実施され、きんざい(金融財政事情研究会)が試験を運営しています。一方、実技試験はきんざいと日本FP協会の両方が実施しており、それぞれ異なる日程と試験形式を採用しています。

学科試験に合格しなければ実技試験を受験できないため、まずは学科試験の合格を目指すことになります。学科試験の合格発表は試験実施の約1ヶ月後で、合格者には合格証書が送付されます。FP1級の学科試験合格には期限がなく、学科試験合格後であればいつでも実技試験を受験できます。

実技試験の合格がFP1級取得の条件

FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得には、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。学科試験だけに合格しても1級FP技能士を名乗ることはできず、実技試験まで完了して初めて正式な資格取得となります。実技試験では、学科試験で問われる知識を実務でどのように活用するかが評価されます。

実技試験の合格率は80%を超えることが多く、学科試験に比べると難易度は低めです。ただし、きんざいの実技試験は面接形式、日本FP協会の実技試験は記述式と、試験形式が大きく異なります。FP1級の価値は、この2段階の試験を通じて知識と実務能力の両方を証明できる点にあります。

きんざいとFP協会の役割分担

FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は、きんざい(金融財政事情研究会)と日本FP協会が役割を分担して実施しています。学科試験はきんざいのみが実施し、実技試験はきんざいと日本FP協会の両方が実施する形です。受験者は実技試験についてのみ、どちらの実施機関を選択するか決めることができます。

きんざいの実技試験は「資産相談業務」という名称で、面接形式で実施されます。試験官2名と受験者1名で行われる口頭試問形式です。一方、日本FP協会の実技試験は「資産設計提案業務」という名称で、記述式の筆記試験として実施されます。FP2級や3級と同様に、実技試験の選択は受験者の得意分野や業務内容に応じて決めることが推奨されます。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の受験資格

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験には、明確な受験資格が定められています。FP2級保持者であっても、実務経験が必須となる点が大きな特徴です。受験資格は大きく分けて3つのルートがあり、自分の状況に合った受験資格を満たす必要があります。特にFP業務の実務経験の定義は重要なポイントで、該当業務を正しく理解しておくことが受験の第一歩となります。

FP2級の試験内容と受験資格を確認しておくと、FP1級へのステップアップがスムーズになります。

FP2級合格者+実務経験1年以上

FP(ファイナンシャルプランナー)2級合格者の場合、FP業務に関する実務経験が1年以上あればFP1級学科試験の受験資格が得られます。これが最も一般的な受験ルートです。FP2級取得後、金融機関や保険会社などで実務経験を積みながらFP1級の学習を進めるケースが多く見られます。

実務経験の期間は、FP業務に従事した通算期間でカウントされます。同一企業での継続勤務である必要はなく、複数の企業や職場での経験を合算できます。ただし、FP業務として認められる業務内容に該当しているかを確認することが重要です。実務経験の証明には、勤務先からの実務経験証明書が必要となります。

実務経験5年以上での受験

FP(ファイナンシャルプランナー)2級を取得していない場合でも、FP業務に関する実務経験が5年以上あれば、FP1級学科試験の受験資格が得られます。このルートは、長年金融業界で実務経験を積んできたものの、FP資格を取得していなかった方に適しています。

実務経験5年以上のルートでは、FP2級や3級を経由せず、直接FP1級学科試験に挑戦できます。ただし、FP2級の知識が前提となる試験内容のため、実質的にはFP2級相当の学習が必要です。金融機関で長年勤務している方でも、FP試験特有の出題形式に慣れるための準備は欠かせません。

実務経験の定義と該当業務

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の受験資格における実務経験は、きんざいによって明確に定義されています。該当する業務は、資産の設計・運用、ライフプランニング、リスク管理、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継など、FP業務として認められる分野での実務です。

具体的には、銀行・信用金庫・証券会社での資産運用相談業務、保険会社での保険設計業務、不動産会社での不動産コンサルティング業務、税理士事務所での税務相談業務などが該当します。一方、事務作業のみや営業活動のみの業務は、FP業務の実務経験として認められないケースがあるため注意が必要です。実務経験の該当可否について疑問がある場合は、きんざいに事前確認することをおすすめします。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の受験資格

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の受験資格は、学科試験の受験資格とは異なります。実技試験は学科試験合格後に受験するのが一般的ですが、CFP認定者やCFP全科目合格者は学科試験を経由せずに直接実技試験を受験できます。実技試験の受験資格には有効期限がないため、学科試験合格後、自分のペースで実技試験の準備を進めることができます。

FP1級学科試験合格者

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験に合格した者は、自動的に実技試験の受験資格を得ます。学科試験合格後であれば、きんざいまたは日本FP協会のどちらの実技試験でも受験可能です。学科試験合格から実技試験受験までの期間に制限はなく、数ヶ月後でも数年後でも受験できます。

学科試験合格者の多くは、合格発表後すぐに実技試験の準備を始めます。学科試験で学んだ知識が記憶に残っているうちに実技試験に臨むことで、効率的に合格を目指せます。ただし、実技試験では知識の暗記だけでなく、実務での応用力が問われるため、学科試験とは異なる対策が必要です。

CFP認定者・CFP全科目合格者

CFP認定者またはCFP全科目合格者は、FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験を受験せずに、直接実技試験の受験資格が得られます。このルートは、日本FP協会が実施するAFP・CFP資格制度とFP技能検定制度の連携によって設けられています。

CFP資格は6科目からなる試験に全て合格し、かつ実務経験を含む要件を満たすことで認定されます。CFPを取得している時点で高度な知識を有しているとみなされるため、FP1級学科試験が免除される仕組みです。CFPからFP1級を目指すルートは、国際資格であるCFPと国家資格であるFP1級の両方を取得できるメリットがあります。

受験資格の有効期限

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の受験資格には、有効期限がありません。学科試験に一度合格すれば、その合格資格は生涯有効です。同様に、CFP認定者やCFP全科目合格者も、その資格を保持している限り実技試験の受験資格を持ち続けます。

この制度により、仕事が忙しい時期は実技試験を見送り、時間的余裕ができてから受験するといった柔軟な計画が可能です。ただし、学科試験で学んだ知識は時間とともに忘れやすいため、あまり長期間空けると実技試験の準備に時間がかかる可能性があります。FP1級取得を目指すなら、学科試験合格後できるだけ早めに実技試験に挑戦することが推奨されます。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の内容と出題形式

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験は、基礎編と応用編の2部構成となっています。基礎編はマークシート形式の四肢択一問題50問、応用編は記述式の計算問題15問が出題されます。両方の編で基準点以上を獲得する必要があり、どちらか一方だけ高得点でも合格できません。出題範囲はFP業務全般に及び、2級よりもはるかに深い知識と実務的な応用力が求められます。

基礎編50問(四肢択一・マークシート)

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の基礎編は、四肢択一のマークシート形式で50問が出題されます。出題分野は、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野です。各分野から幅広く出題され、FP業務全般の基礎知識が問われます。

基礎編の問題は、選択肢が4つある中から正しいものまたは誤っているものを選ぶ形式です。FP2級と比較すると、より細かい数字や専門的な法律知識が問われます。税制改正や法改正の最新情報も出題されるため、常に最新の情報をキャッチアップする必要があります。基礎編は1問2点の配点で、合計100点満点です。

応用編15問(記述式・計算問題)

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の応用編は、記述式の計算問題が15問出題されます。応用編では、複雑な事例に基づいて具体的な数値を計算し、解答欄に記入する形式です。単なる知識の暗記ではなく、実務での計算能力と応用力が試されます。

応用編の出題内容は、相続税の計算、不動産投資の収益計算、所得税の計算、年金額の計算、生命保険の必要保障額の計算など、実務に直結するものばかりです。計算式を理解していても、複雑な条件設定や複数の要素を組み合わせる必要があるため、高度な問題解決能力が求められます。応用編は1問あたり5点または10点の配点で、合計100点満点です。

合格基準は200点満点中120点以上

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の合格基準は、基礎編100点満点と応用編100点満点の合計200点満点中、120点以上(正答率60%以上)です。ただし、基礎編と応用編にはそれぞれ基準点が設定されており、どちらか一方だけが高得点でも合格できません。

具体的には、基礎編で60点満点中36点以上、応用編で100点満点中60点以上を取得し、かつ合計で120点以上が必要です。つまり、両方の編でバランスよく得点する必要があります。この基準により、FP1級では幅広い知識と計算能力の両方が求められることがわかります。合格ラインは固定されているため、相対評価ではなく絶対評価で合否が決まる点も特徴です。

FP1級学科試験に関してもっと詳しい記事はこちら
FP1級の難易度|試験の特徴・学科と実技の違い・合格への対策

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FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の内容と選択

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験は、きんざいと日本FP協会のどちらかを選択して受験します。きんざいは面接形式、日本FP協会は記述式と、試験形式が大きく異なります。それぞれに特徴があり、自分の得意分野や業務内容に応じて選択することが重要です。どちらの実技試験も合格率は80%を超えており、学科試験に比べると合格しやすい傾向にあります。

きんざいの実技試験(面接形式)

きんざいが実施するFP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験は、「資産相談業務」という名称で、面接形式(口頭試問形式)により実施されます。試験官2名と受験者1名で行われ、設例に基づいた質疑応答を通じて実務能力が評価されます。試験時間は約20分程度です。

試験当日は、事前に配布される設例資料を読み、その内容について試験官から質問されます。資産運用、不動産活用、相続対策、事業承継など、幅広い分野から出題されます。面接形式のため、知識だけでなくコミュニケーション能力や説明能力も重要です。金融機関などで顧客対応の経験がある方には、実務に近い形式といえるでしょう。

FP協会の実技試験(記述式)

日本FP協会が実施するFP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験は、「資産設計提案業務」という名称で、記述式の筆記試験として実施されます。試験時間は120分で、設例に基づいた計算問題や記述問題が出題されます。マークシート形式ではなく、解答用紙に直接記入する形式です。

出題内容は、総合的なライフプラン設計、資産運用計画、リタイアメントプラン、相続対策など多岐にわたります。顧客の状況を分析し、具体的な提案を行う能力が問われます。記述式のため、計算過程や提案内容を論理的に説明する力が必要です。面接に不安がある方や、じっくり考えて解答したい方には、記述式の方が向いているかもしれません。

実技試験の選び方

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の選択は、自分の得意分野や性格に合わせて決めることが重要です。きんざいの面接形式は、実務で顧客対応をしている方や口頭での説明が得意な方に適しています。一方、日本FP協会の記述式は、計算問題が得意な方や、時間をかけて丁寧に解答したい方に向いています。

どちらを選んでも合格すれば同じ1級FP技能士の資格が得られるため、難易度や合格率の違いよりも、自分の強みを活かせる試験形式を選ぶことが推奨されます。また、勤務先の業務内容に近い試験を選ぶことで、実務経験を活かしやすくなります。迷った場合は、FP2級実技試験でどちらの機関を選んだか、その時の経験も参考になるでしょう。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の試験日程とスケジュール

FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は、学科試験と実技試験で日程が異なります。学科試験は年3回実施され、実技試験はきんざいと日本FP協会でそれぞれ異なるスケジュールで実施されています。試験日程と申し込み期間を正確に把握し、計画的に受験準備を進めることが合格への第一歩です。特に実技試験は実施回数が限られているため、学科試験合格後のスケジュール管理が重要になります。

FP試験の年間スケジュールを確認すると、1年間の受験計画が立てやすくなります。

学科試験は年3回(1月・5月・9月)

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験は、毎年1月、5月、9月の年3回実施されます。試験日は通常、1月下旬の日曜日、5月下旬の日曜日、9月中旬の日曜日です。きんざいが試験を実施しており、全国の主要都市で受験できます。試験時間は午前中に基礎編150分、午後に応用編150分の合計300分(5時間)です。

申し込み期間は、試験日の約2ヶ月前から1ヶ月前までです。例えば、1月試験の申し込みは前年11月頃、5月試験の申し込みは3月頃、9月試験の申し込みは7月頃となります。受験手数料は学科試験が8,900円です。年3回の試験機会があるため、万が一不合格でも次回に挑戦しやすいスケジュールといえます。

実技試験の日程(きんざい・FP協会別)

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の日程は、きんざいと日本FP協会で異なります。きんざいの実技試験は年3回(2月、6月、10月)実施され、面接形式で行われます。日本FP協会の実技試験は年3回(2月、9月、翌年2月)実施され、記述式の筆記試験として行われます。

きんざいの実技試験は、学科試験の約2~3ヶ月後に設定されているため、学科試験合格後すぐに受験できるスケジュールです。一方、日本FP協会の実技試験は年3回の実施で、9月試験は学科試験合格者がすぐに受験できるタイミングですが、次回まで約5ヶ月空く場合もあります。受験手数料は、きんざいの実技試験が25,000円、日本FP協会の実技試験が20,000円です。

申し込み期間と受験の流れ

FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験の申し込みは、インターネットまたは郵送で行います。学科試験はきんざいのウェブサイトから申し込み、実技試験は選択した実施機関(きんざいまたは日本FP協会)のウェブサイトから申し込みます。申し込み期間は試験日の約1~2ヶ月前に設定されており、期間内に手続きを完了する必要があります。

受験の流れは、まず学科試験に申し込み、合格後に実技試験に申し込む形です。学科試験の合格発表は試験実施の約1ヶ月後で、合格者には合格証書が郵送されます。実技試験の申し込みには、学科試験の合格証書番号またはCFP認定番号が必要です。試験当日は、受験票、本人確認書類、筆記用具、電卓などを持参します。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の難易度と合格率

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は、FP資格の中で最も難易度が高く、特に学科試験の合格率は7%~18%と極めて低い水準です。実技試験の合格率は80%を超えますが、学科試験という高い壁を越える必要があります。FP1級の難易度は、他の難関資格と比較しても遜色なく、十分な準備期間と計画的な学習が不可欠です。合格率のデータを正しく理解することで、現実的な学習計画を立てることができます。

FP1級の難易度と合格対策では、より詳細な難易度分析と効果的な対策方法を解説しています。

学科試験の合格率は7%~18%

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の合格率は、実施回によって変動しますが、おおむね7%~18%の範囲で推移しています。2023年度のデータでは、1月試験が18.96%、5月試験が12.77%、9月試験が7.22%でした。平均すると10%前後となり、10人受験して1人合格するかどうかという極めて狭き門です。

この低い合格率の要因は、出題範囲の広さと問題の難易度の高さにあります。基礎編の四肢択一問題でも、細かい法律の条文や最新の税制改正まで問われます。応用編の計算問題は、複数の知識を組み合わせて解く必要があり、実務経験がないと対応が難しい問題も含まれます。FP2級の合格率が40%前後であることと比較すると、FP1級の難易度の高さがよくわかります。

実技試験の合格率は80%超

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の合格率は、きんざい・日本FP協会ともに80%を超える高水準です。2023年度のデータでは、きんざいの実技試験合格率が約85%、日本FP協会の実技試験合格率が約88%でした。学科試験と比較すると、実技試験の方が圧倒的に合格しやすい傾向にあります。

実技試験の合格率が高い理由は、受験者の質の高さにあります。学科試験という難関を突破した受験者、またはCFP全科目合格者が実技試験を受験するため、もともと実力のある受験者が集まっています。また、実技試験では知識の暗記よりも実務での応用力が問われるため、実務経験がある受験者にとっては対応しやすい内容といえます。

他の難関資格との比較

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の難易度を他の資格と比較すると、学科試験の難易度は社会保険労務士や中小企業診断士と同等レベルといわれています。税理士や公認会計士ほどではありませんが、金融・税務分野の国家資格としては十分に難関資格に位置づけられます。

必要な勉強時間で比較すると、FP1級は450時間~600時間が目安です。社会保険労務士が800時間~1,000時間、中小企業診断士が1,000時間~1,300時間とされているため、FP1級の方がやや短い学習時間で合格を目指せます。ただし、FP2級からのステップアップであれば、基礎知識があるため効率的に学習を進められる点が大きな違いです。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級に必要な勉強時間

FP(ファイナンシャルプランナー)1級合格に必要な勉強時間は、450時間~600時間が一般的な目安とされています。FP2級からのステップアップであれば、既に基礎知識があるため効率的に学習を進められます。ただし、実務経験の有無や学習開始時の知識レベルによって必要時間は大きく変わります。計画的なスケジュール管理と、学科試験・実技試験それぞれに適した学習方法が、効率的な合格への鍵となります。

FP1級の勉強時間と学習計画では、より詳細な学習時間の内訳と効果的なスケジュールの立て方を紹介しています。

450時間~600時間が目安

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の合格に必要な勉強時間は、FP2級合格者を基準とすると450時間~600時間が目安とされています。この時間は、学科試験と実技試験の両方を含めた総学習時間です。学科試験に300時間~400時間、実技試験に150時間~200時間程度を配分するのが一般的です。

初学者の場合や、FP2級取得から時間が経過している場合は、さらに多くの時間が必要になります。700時間~800時間程度の学習時間を確保することが推奨されます。一方、金融機関での実務経験が豊富な方や、CFP取得を経由する方は、より短い時間で合格を目指せる可能性があります。自分の知識レベルと実務経験を考慮し、現実的な学習時間を設定することが重要です。

FP2級からのステップアップ期間

FP(ファイナンシャルプランナー)2級合格後、FP1級取得までの期間は、6ヶ月~12ヶ月が標準的です。平日に1日2時間、週末に1日4時間学習すると、月間約60時間の学習時間を確保できます。この ペースで進めると、450時間の学習には約8ヶ月、600時間の学習には約10ヶ月かかる計算です。

働きながら学習する場合、学科試験の準備に6ヶ月、合格後に実技試験の準備に3ヶ月といったスケジュールが現実的です。例えば、1月の学科試験を目標とする場合、前年7月頃から学習を開始し、学科試験合格後の2月から実技試験の準備を始め、6月の実技試験で合格を目指す流れです。ただし、最初の学科試験で不合格の場合は、次回に再挑戦するスケジュール調整も必要になります。

学習期間の設定とスケジュール管理

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の学習期間を設定する際は、自分のライフスタイルと学習ペースを考慮することが重要です。仕事が忙しい時期や家庭の事情で学習時間が取れない期間も想定し、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。学習開始から試験日まで最低でも6ヶ月、できれば9ヶ月~12ヶ月の期間を確保すると良いでしょう。

スケジュール管理のコツは、月単位・週単位で学習計画を立て、進捗を定期的に確認することです。学科試験の6分野を2ヶ月ずつ学習し、最後の2ヶ月で総復習と過去問演習を行うといった具体的な計画を立てます。実技試験は学科試験合格後に準備を始めても間に合いますが、学科試験の学習中から実務的な視点を意識しておくと、実技試験の準備がスムーズになります。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級合格へのルート

FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得には複数のルートがあります。最も一般的なのは、FP2級合格後に実務経験を積み、FP1級学科試験、FP1級実技試験と進むルートです。もう一つの選択肢として、AFPやCFPを経由するルートもあります。自分の状況や目標に応じて最適なルートを選ぶことで、効率的にFP1級取得を目指せます。実務経験がない場合の対策も含めて、それぞれのルートの特徴を理解しておきましょう。

一般的なルート:FP2級→FP1級学科→FP1級実技

FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得の最も一般的なルートは、FP2級合格後、実務経験1年以上を経てFP1級学科試験を受験し、合格後にFP1級実技試験を受験する流れです。このルートは、段階的にステップアップできるため、着実に知識を積み上げられる点がメリットです。

具体的なスケジュール例としては、1年目にFP2級を取得し、金融機関などで実務経験を1年以上積みます。2年目にFP1級学科試験の学習を開始し、3年目の1月または5月に学科試験を受験します。学科試験合格後、2~3ヶ月で実技試験の準備を行い、同じ年の実技試験で合格を目指します。トータルで2年~3年の期間でFP1級取得を達成できるルートです。

CFPルート:FP2級→AFP→CFP→FP1級実技

もう一つの選択肢は、日本FP協会のAFP・CFP資格制度を経由するルートです。FP(ファイナンシャルプランナー)2級合格後、AFP認定研修を修了してAFP認定を受けます。その後、CFP試験の6科目全てに合格し、実務経験要件を満たしてCFP認定を受けます。CFP認定者はFP1級学科試験が免除され、直接FP1級実技試験を受験できます。

CFPルートのメリットは、国際資格であるCFPと国家資格であるFP1級の両方を取得できる点です。また、CFPは6科目に分かれているため、1科目ずつ受験できる柔軟性があります。一方、CFP取得には時間と費用がかかる点がデメリットです。AFP・CFP登録には年会費も必要となるため、長期的なコストを考慮する必要があります。

実務経験なしの場合の対策

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の受験には実務経験が必須ですが、金融機関などに勤務していない場合でも取得を目指す方法があります。一つは、FP業務を行う企業に転職し、実務経験を積む方法です。もう一つは、実務経験5年以上のルートを選択し、該当する業務経験を積む方法です。

また、CFPルートを選択する場合、CFP認定要件には実務経験が含まれますが、AFP資格登録後に通算で3年以上の実務経験でCFP認定が可能です。実務経験の範囲は広く解釈されており、保険代理店、不動産会社、税理士事務所など、FP業務に関連する職場での経験が該当する可能性があります。受験資格について不明な点があれば、きんざいや日本FP協会に事前確認することをおすすめします。

FP(ファイナンシャルプランナー)1級とCFPの違い

FP(ファイナンシャルプランナー)1級とCFPは、どちらも高度なFP資格として認知されていますが、資格の性質や制度が大きく異なります。FP1級は国家資格、CFPは民間資格という根本的な違いがあります。また、資格更新の有無や、国内資格と国際資格という位置づけの違いも重要なポイントです。両資格の違いを正しく理解することで、自分のキャリアプランに合った資格選択ができます。

国家資格と民間資格の違い

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は、厚生労働省が認定する国家技能検定制度に基づく国家資格です。職業能力開発促進法に基づく名称独占資格として法律で保護されており、1級FP技能士の称号は国が認めた資格といえます。一方、CFPは日本FP協会が認定する民間資格で、国際CFP組織(FPSB)による国際ライセンスです。

国家資格であるFP1級は、日本国内で公的に認められた資格として広く通用します。金融機関などの就職・転職において、国家資格である点が評価されるケースも多くあります。一方、CFPは国際資格として海外でも認知されている点が特徴です。グローバルに活躍したい方には、CFPの国際ライセンスとしての価値が高いといえます。

資格更新の有無

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は、一度合格すれば生涯有効な資格です。資格更新の手続きや更新費用は一切不要で、1級FP技能士の称号を永久に名乗ることができます。試験合格後の維持コストがかからない点は、FP1級の大きなメリットです。

一方、CFPは2年ごとの資格更新が必要です。更新要件として、継続教育単位の取得と年会費の支払いが求められます。継続教育では、FPに関する研修やセミナーに参加し、一定の単位数を取得する必要があります。CFP登録維持には、入会金と年会費を合わせて初年度約3万円、次年度以降も年間約2万円のコストがかかります。常に最新知識をアップデートできる点はメリットですが、費用負担を考慮する必要があります。

国内資格と国際資格の違い

FP(ファイナンシャルプランナー)1級は日本国内の資格制度であり、主に国内で活用されます。日本の法律、税制、社会保障制度に基づいた知識が問われるため、日本国内でのFP業務に特化した資格です。国内の金融機関や企業で高く評価される資格といえます。

CFPは国際CFP組織(FPSB)が認定する国際資格で、世界26の国と地域で認められています。CFP資格は各国で共通の倫理基準と専門性を保証するものとして、グローバルに通用します。海外勤務や国際的な顧客対応を視野に入れている方には、CFPの国際ライセンスとしての価値が高いでしょう。ただし、CFP試験も日本の法律・税制に基づいているため、そのまま海外で業務ができるわけではない点には注意が必要です。

FP1級とCFPの違いに関してもっと詳しい記事はこちら
FP(ファイナンシャルプランナー)資格の種類と選び方|FP技能士・AFP・CFPの違いと取得方法

FP(ファイナンシャルプランナー)1級に関連するよくある質問(FAQ)

FP(ファイナンシャルプランナー)1級に関して、受験を検討している方から多く寄せられる質問をまとめました。独学での合格可能性、CFPとの選択、実務経験の範囲、学科試験の難易度、実技試験の選び方、取得のメリット、受験資格など、重要なポイントについて詳しく解説します。これらのFAQを参考に、FP1級取得への道筋を明確にしましょう。

Q. FP1級は独学で合格できますか?

FP(ファイナンシャルプランナー)1級に独学で合格することは可能ですが、FP2級や3級と比べて格段に難易度が高いため、十分な準備期間と計画的な学習が必要です。学科試験の合格率が10%前後であることからも、独学の場合は特に綿密な学習計画が求められます。

独学で合格を目指す場合、市販のテキストと過去問題集を中心に学習を進めます。基礎編対策として網羅的なテキストで知識を固め、応用編対策として計算問題に特化した問題集を繰り返し解くことが重要です。独学のメリットは費用を抑えられる点ですが、デメリットとして学習ペースの管理やモチベーション維持が難しい点があります。通信講座や予備校を利用することで、効率的な学習と合格率向上が期待できます。

Q. FP(ファイナンシャルプランナー)1級とCFPはどちらを取得すべきですか?

FP(ファイナンシャルプランナー)1級とCFPのどちらを取得すべきかは、あなたのキャリアプランや目的によって異なります。国内の金融機関でキャリアアップを目指す場合は、国家資格であるFP1級が有利です。一方、独立系FPとして国際的に活躍したい場合は、CFPの国際ライセンスが価値を持ちます。

コスト面では、FP1級は試験費用のみで更新費用が不要なため、長期的に見ると経済的です。CFPは資格維持に継続教育と年会費が必要ですが、常に最新知識をアップデートできるメリットがあります。理想的には両方取得することですが、まずは自分の目的に合った資格から取得し、その後もう一方の取得を検討する方法もあります。

Q. FP1級の実務経験に該当する業務を教えてください

FP(ファイナンシャルプランナー)1級の実務経験として認められるのは、資産設計や運用相談、保険設計、不動産コンサルティング、税務相談、相続対策など、FP業務に直接関連する実務です。具体的には、銀行や証券会社での資産運用相談、保険会社での保険商品の提案と設計、不動産会社での不動産投資相談、税理士事務所での税務アドバイスなどが該当します。

一方、単純な事務作業や商品販売のみの業務は、FP実務として認められない可能性があります。例えば、銀行の窓口業務でも預金の入出金業務のみではFP実務に該当せず、顧客の資産状況を分析して運用提案を行う業務であれば該当します。実務経験の該当可否について不明な点がある場合は、勤務先で証明書を発行してもらう前に、きんざいに問い合わせて確認することをおすすめします。

Q. FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の基礎編と応用編はどちらが難しいですか?

FP(ファイナンシャルプランナー)1級学科試験の難易度は、受験者の得意分野によって感じ方が異なりますが、一般的には応用編の方が難しいとされています。基礎編は知識を問う問題が中心ですが、応用編は複雑な計算問題が出題されるため、実務経験や計算力が問われます。

基礎編の難しさは、出題範囲の広さと細かい知識が問われる点にあります。法律の条文や数値を正確に覚える必要があり、暗記量が膨大です。一方、応用編は計算式を理解していても、複雑な条件設定や複数の要素を組み合わせる必要があるため、問題解決能力が求められます。どちらか一方が得意でも、両方で基準点以上を取らないと合格できないため、バランスの良い学習が重要です。

Q. FP1級実技試験はきんざいとFP協会のどちらがおすすめですか?

FP(ファイナンシャルプランナー)1級実技試験の選択は、自分の得意分野と実務経験に応じて決めることをおすすめします。きんざいの面接形式は、実務で顧客と対面相談を行っている方や、口頭での説明が得意な方に向いています。一方、日本FP協会の記述式は、計算問題が得意な方や、じっくり考えて解答したい方に適しています。

合格率はきんざい・日本FP協会ともに80%を超えており、難易度に大きな差はありません。むしろ、自分の性格や強みを活かせる試験形式を選ぶことが合格への近道です。金融機関の営業職であればきんざい、分析業務が中心の職種であればFP協会を選ぶなど、普段の業務内容に近い形式を選択すると、実務経験を活かしやすくなります。

Q. FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得のメリットは何ですか?

FP(ファイナンシャルプランナー)1級を取得する最大のメリットは、金融・財務分野における高度な専門知識を証明できる点です。FP資格の最高峰として、顧客や職場からの信頼度が大きく向上します。金融機関では、FP1級取得者を管理職や専門職に登用するケースが多く、昇進や昇給のチャンスが広がります。

独立系FPとして活動する場合も、FP1級の肩書きは大きな武器となります。高度なコンサルティングサービスを提供できることの証明となり、富裕層や企業経営者からの依頼を受けやすくなります。また、FP1級取得の過程で得られる知識は、実務で直接活用できる実践的な内容です。相続対策、事業承継、不動産活用など、複雑な案件に対応できるスキルが身につきます。

Q. FP2級に合格していないとFP1級は受験できませんか?

FP(ファイナンシャルプランナー)2級に合格していなくても、FP1級学科試験を受験する方法はあります。FP業務に関する実務経験が5年以上あれば、FP2級を経由せずに直接FP1級学科試験の受験資格が得られます。長年金融機関で勤務してきた方などは、このルートでFP1級に挑戦できます。

ただし、FP1級の試験内容はFP2級の知識が前提となっているため、FP2級を取得していない場合でも、FP2級レベルの学習は必要です。試験対策としては、FP2級のテキストで基礎を固めてからFP1級の学習に進むことをおすすめします。また、CFP認定者もFP1級実技試験の受験資格が得られるため、CFPルートを選択する方法もあります。

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まとめ:FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得への道筋と学習戦略

本記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)1級の試験制度、受験資格、試験内容、合格へのルートについて詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。

  1. FP1級は学科試験と実技試験の2段階制:学科試験合格後、実技試験に合格することで1級FP技能士の称号を得られます。学科試験の合格率は7%~18%と極めて低く、十分な準備期間が必要です
  2. 受験資格には実務経験が必須:FP2級合格者は実務経験1年以上、未保持者は実務経験5年以上が受験資格となります。CFP認定者は学科試験が免除され、直接実技試験を受験できます
  3. 450時間~600時間の学習時間が目安:FP2級からのステップアップでも6ヶ月~12ヶ月の学習期間を確保し、計画的に進めることが合格への鍵です

FP(ファイナンシャルプランナー)1級取得を理解できたら、次は具体的な学習計画を立てましょう。FP1級の勉強時間と学習計画FP1級の難易度と合格対策を参考に、計画的に進めることをおすすめします。

本記事を通じて、FP(ファイナンシャルプランナー)1級の試験制度と受験資格、合格へのルートを理解いただけたはずです。これらの情報を活用して、FP資格の最高峰取得に向けて一歩を踏み出しましょう。FP1級は難関資格ですが、計画的な学習と継続的な努力により、必ず合格を勝ち取ることができます。

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