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大原公認会計士講座の評判・料金・合格実績を徹底比較

大原公認会計士講座について調べているあなたへ。「大原の評判や合格実績は実際どうなのか」「料金は他校と比べて高いのか」という疑問は、実際のデータと受講生の声を確認することで解決できます。

本記事では、大原公認会計士講座の合格実績と信頼性、常勤講師制度の充実度、料金体系と他校との比較について、最新のデータを交えて詳しく解説します。この情報をもとに、あなたに最適な公認会計士予備校選びの第一歩を踏み出しましょう。

この記事を読むとわかること
  • 大原公認会計士講座の2024年合格実績247名という具体的な数字
  • 常勤講師89.92%という業界トップクラスの講師体制の実態
  • 1年・1.5年・2年コースの料金体系と割引制度
  • CPA会計学院・TACとの詳細な比較ポイント
押さえておきたい3つのポイント
  1. 合格実績の安定性:大原は2024年公認会計士試験で247名の合格者を輩出し、全体の約15%を占めています。長年の実績と信頼性があり、特に専門課程生の短答式試験合格率は60%を超える高水準です。
  2. 常勤講師制度の充実:大原の講師120名中107名が常勤講師で、割合は89.92%に達します。非常勤講師中心の予備校が多い中、大原ではいつでも質問できる体制が整っており、受講生との信頼関係も厚いのが特徴です。
  3. 的中率の高さと答練の質:大原の答練は本試験での的中率が高く、特に企業法では過去に複数の的中実績があります。受講生数が多いため、大原で見たことのない問題は捨てる戦略も有効とされ、多くの合格者がこの戦略を実践しています。

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目次

資格の大原公認会計士(CPA)講座とは

資格の大原は、公認会計士試験対策において長年の実績を持つ大手予備校です。全国に多数の校舎を展開し、専門学校・集中資格取得コース・社会人講座という3つの形態で、様々な受講生のニーズに対応しています。

大原学園グループの歴史と信頼性

大原学園グループは1957年に設立され、60年以上の教育実績を持つ総合教育機関です。公認会計士だけでなく、税理士・簿記・公務員試験など、幅広い資格試験対策を展開しています。

長年培ってきた教育ノウハウと、毎年多数の合格者を輩出し続ける実績により、受験業界における信頼性は非常に高いと言えます。特に会計系資格においては、大原学園グループの存在感は圧倒的です。

全国に約100校の拠点を持ち、通学・通信の両方で質の高い教育サービスを提供しています。この全国ネットワークにより、どの地域に住んでいても大原の講座を受講できる環境が整っています。

専門学校・集中資格取得コース・社会人講座の3形態

大原の公認会計士講座は、受講生のライフスタイルに合わせて3つの形態に分かれています。

専門課程は高校卒業後に入学する2年制・4年制の専門学校形態で、朝から夕方まで集中的に学習できる環境が整っています。全日制のカリキュラムにより、短期間での合格を目指す学生に最適です。

集中資格取得コースは、大学生や既卒者を対象とした全日制の短期集中コースです。1年または1.5年での合格を目標とし、平日の日中に通学して集中的に学習します。

社会人講座は、仕事をしながら学習したい方向けのコースです。平日の夜間や週末を活用したカリキュラムで、Web通信講座も充実しており、自分のペースで学習を進められます。

公認会計士試験における大原の位置づけ

公認会計士予備校の中で、大原はTAC、CPA会計学院と並ぶ大手3校の一角を占めています。それぞれの予備校に特色がありますが、大原の特徴は安定した合格実績と、常勤講師による手厚いサポート体制にあります。

受講生数の多さも大原の強みです。多くの受講生が同じ教材・答練で学習しているため、「大原で見たことのない問題は捨てる」という戦略が有効になります。これは他の受験生も解けない問題である可能性が高く、差がつかないためです。

また、長年の実績により蓄積された過去問分析や傾向対策のノウハウも、大原の大きなアドバンテージとなっています。毎年の試験結果を綿密に分析し、カリキュラムや教材に反映させる体制が確立されています。

公認会計士(CPA)試験における大原の合格実績

大原の公認会計士講座を選ぶ際に最も気になるのが、実際の合格実績です。ここでは最新の合格者数や、過去からの推移について詳しく見ていきましょう。

2024年合格者数247名の実績

2024年公認会計士試験において、大原からは247名の合格者が誕生しました。この数字は公認会計士予備校の中でも上位に位置し、大原の教育システムの質の高さを示しています。

合格者247名という実績は、単に多いだけでなく、毎年安定して多数の合格者を輩出し続けているという点で評価できます。一時的な合格者増加ではなく、継続的に高い合格実績を維持していることが重要です。

この合格者数には、専門課程・集中資格取得コース・社会人講座の全てが含まれており、どの受講形態でも合格を目指せる環境が整っていることを示しています。

合格者の約15%を占める安定感

2024年公認会計士試験の合格者総数は約1,600名でしたので、大原の247名という数字は全体の約15%を占めることになります。これは予備校単体で見れば非常に高い占有率です。

この15%という数字は、大原で学習すれば合格の可能性が十分にあることを示しています。もちろん個人の努力が前提ですが、合格者の多くが大原の教材や答練を活用していたという事実は、大原のカリキュラムの信頼性を裏付けています。

また、合格者占有率が安定しているということは、大原の教育システムが継続的に機能していることを意味します。一時的な好成績ではなく、長年にわたって高い水準を維持している点が評価できます。

専門課程生の短答式試験合格実績

大原の専門課程では、特に短答式試験の合格率が高いことで知られています。2024年度の専門課程生の短答式試験合格率は60%を超えており、これは一般的な合格率10-15%と比較して非常に高い水準です。

専門課程は朝から夕方まで集中的に学習できる環境であり、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できることが、この高い合格率につながっています。全日制のカリキュラムにより、効率的に学習時間を確保できる点も大きなメリットです。

短答式試験は公認会計士試験の第一関門であり、ここを突破できるかどうかが合格への大きな分かれ道となります。大原の専門課程では、この短答式試験対策に特に力を入れています。

過去の合格実績推移

大原は過去10年以上にわたり、毎年200名以上の合格者を輩出し続けています。年度によって若干の増減はありますが、概ね安定した実績を維持しています。

2020年度:約230名、2021年度:約250名、2022年度:約240名、2023年度:約255名、2024年度:247名という推移を見ると、大原の教育システムが継続的に機能していることが分かります。

この安定した合格実績は、大原が単なる一時的なブームではなく、長年にわたって受験生に信頼され続けている証拠です。受験生にとって、過去の実績が安定していることは、予備校選びにおいて重要な判断材料となります。

公認会計士試験の合格率に関してもっと詳しい記事はこちら
公認会計士試験の合格率推移と短答式・論文式の傾向分析

大原公認会計士(CPA)講座の特徴

大原公認会計士講座には、他の予備校と差別化できる独自の特徴がいくつかあります。ここでは、カリキュラムや学習方法の特徴について詳しく見ていきましょう。

合格に的を絞ったカリキュラム

大原のカリキュラムは「合格するために必要な知識だけを効率的に習得する」というコンセプトで設計されています。公認会計士試験は範囲が広大ですが、実際に出題される論点には一定の傾向があります。

大原では、過去の本試験を徹底的に分析し、頻出論点を重点的に学習できるカリキュラムを構築しています。これにより、限られた時間の中で効率的に合格レベルに到達できるよう工夫されています。

また、カリキュラムは短答式試験と論文式試験の両方を見据えて設計されており、段階的に実力を養成できる構成になっています。基礎から応用まで、無理なくステップアップできる点が特徴です。

10分程度の映像講義による効率学習

大原のWeb通信講座では、講義を10分程度の短い映像に分割して配信しています。これにより、隙間時間を活用した効率的な学習が可能になります。

通勤時間や休憩時間など、短い時間でも1つの単元を完結して学習できるため、社会人受験生にとって非常に便利です。また、復習の際にも特定の論点だけをピンポイントで視聴できるため、時間効率が良くなります。

短い映像であれば集中力も維持しやすく、学習効果が高まります。長時間の講義動画だと集中力が途切れがちですが、10分程度であれば最後まで高い集中力を保って視聴できます。

短答対策特訓企画の充実

大原では、短答式試験の直前期に「短答対策特訓」という集中講座を実施しています。この特訓では、過去問や予想問題を大量に解くことで、本試験レベルの問題に対応できる実力を養成します。

短答式試験は択一式のマークシート試験ですが、単なる暗記では対応できない応用問題も多数出題されます。大原の短答対策特訓では、こうした応用問題への対応力を徹底的に鍛えます。

また、本試験と同じ時間配分で問題を解く練習も行い、時間管理能力も養成します。短答式試験では時間との戦いになることが多いため、この訓練は非常に重要です。

論述テクニック重視の論文対策

論文式試験は記述式試験であり、知識だけでなく論述力が求められます。大原では、論文式試験対策として論述テクニックの指導に力を入れています。

具体的には、答案の書き方、論理的な文章構成、キーワードの盛り込み方など、採点者に評価される答案を作成するためのテクニックを丁寧に指導します。同じ知識を持っていても、答案の書き方次第で得点が大きく変わるため、この指導は非常に重要です。

また、添削指導も充実しており、自分の答案の弱点を把握して改善できる体制が整っています。繰り返し答案を書いて添削を受けることで、論述力が着実に向上します。

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大原公認会計士の常勤講師制度

大原の大きな特徴の一つが、常勤講師制度の充実です。他の予備校と比較して、常勤講師の割合が非常に高いことが大原の強みとなっています。

常勤講師89.92%という高い割合

大原の公認会計士講座には約120名の講師が在籍していますが、そのうち107名が常勤講師です。常勤講師の割合は89.92%に達し、これは業界トップクラスの水準です。

多くの予備校では非常勤講師が中心となっており、常勤講師の割合が50%を下回るケースも少なくありません。それと比較すると、大原の89.92%という数字がいかに高いかが分かります。

常勤講師が多いということは、それだけ講師が予備校に常駐し、受講生のサポートに時間を割ける体制が整っているということです。これが大原の教育品質の高さを支える基盤となっています。

120名中107名が常勤の意味

120名中107名が常勤講師であるということは、ほとんどの講師が大原に専従していることを意味します。これにより、講師間の情報共有がスムーズに行われ、教育内容の統一性が保たれます。

また、常勤講師は受講生一人ひとりの学習状況を把握しやすく、個別の課題に応じたアドバイスを提供できます。非常勤講師だけでは、こうしたきめ細かなサポートは困難です。

さらに、常勤講師は最新の試験傾向や教材開発にも携わっており、常に質の高い講義と教材を提供できる体制が整っています。これが大原の合格実績を支える重要な要素となっています。

いつでも質問できる体制

常勤講師が多いということは、受講生がいつでも質問できる環境が整っているということです。大原では、講義の前後や自習時間に講師に直接質問できるだけでなく、電話やメールでの質問対応も充実しています。

特に通学生の場合、自習室で学習中に疑問が生じた際、すぐに講師に質問できることは大きなメリットです。疑問をその場で解決できることで、学習効率が大幅に向上します。

また、Web通信講座の受講生に対しても、オンライン質問システムを通じて迅速に回答する体制が整っています。質問から24時間以内に回答が返ってくることが多く、学習のリズムを崩さずに済みます。

講師との信頼関係の厚さ

常勤講師制度により、受講生と講師の間に強い信頼関係が築かれやすくなります。長期間にわたって同じ講師から指導を受けることで、講師は受講生の得意分野や苦手分野を把握し、適切なアドバイスを提供できます。

この信頼関係は、学習のモチベーション維持にも大きく寄与します。講師からの励ましや的確なアドバイスは、長く厳しい受験勉強を乗り越える大きな支えとなります。

また、合格後も講師との繋がりが続くケースが多く、キャリア相談などにも応じてもらえることがあります。こうした長期的な関係性が築けることも、常勤講師制度の大きなメリットです。

大原公認会計士講座の教材・テキスト

大原の教材とテキストは、長年の指導経験と合格者のフィードバックを反映して作成されています。初心者から上級者まで対応できる質の高い教材が揃っています。

大原オリジナルテキストの特徴

大原の教材は全てオリジナルで作成されており、公認会計士試験に特化した内容になっています。市販の教科書とは異なり、試験対策に必要な情報だけが厳選されて掲載されています。

テキストは毎年改訂されており、最新の試験傾向や法改正に対応しています。また、過去に出題された論点には「過去問マーク」が付いており、重要度が一目で分かる工夫がされています。

カラー印刷や図表を多用することで、視覚的に理解しやすい構成になっています。特に複雑な会計処理や法律の体系については、フローチャートや図解を用いて分かりやすく説明されています。

初心者にも分かりやすい丁寧な解説

大原のテキストは、会計や法律の知識がゼロの初心者でも理解できるよう、基礎から丁寧に解説されています。専門用語には必ず説明が付いており、段階的に理解を深められる構成になっています。

また、重要な論点については、「なぜそうなるのか」という理由まで丁寧に説明されています。単なる暗記ではなく、理解に基づいた学習ができるよう配慮されています。

各章の最後には確認問題が付いており、学習した内容を即座にアウトプットして定着を図れます。インプットとアウトプットのバランスが取れた教材設計になっています。

過去問を徹底分析した実戦問題集

大原の問題集は、過去問を徹底的に分析して作成されています。単に過去問を収録するだけでなく、類似問題や応用問題も豊富に掲載されており、本試験レベルの問題に対応できる実力を養成できます。

特に「肢別チェック」という教材は、短答式試験対策として非常に評価が高く、多くの合格者が活用しています。過去問を肢ごとに分解し、繰り返し解くことで知識の定着を図る仕組みになっています。

論文式試験対策としては「ステップ演習」という教材があり、基礎から応用まで段階的に実力を養成できます。添削指導も受けられるため、自分の答案の弱点を把握して改善できます。

デジタル教材の活用

大原では、従来の紙のテキストに加えて、デジタル教材も充実しています。スマートフォンやタブレットで閲覧できるデジタルテキストや、問題演習アプリなどが提供されています。

デジタル教材の利点は、いつでもどこでも学習できることです。通勤時間や移動中など、紙のテキストを広げにくい状況でも、スマートフォンがあれば学習を続けられます。

また、デジタル問題集では、自分の解答履歴が記録され、正答率や苦手分野が可視化されます。これにより、効率的に弱点を克服できる仕組みになっています。

公認会計士のテキストに関してもっと詳しい記事はこちら
公認会計士のおすすめテキスト|短答式・論文式別に厳選紹介

大原の答練の的中率の高さ

大原の答練(答案練習)は、本試験での的中率が高いことで知られています。多くの合格者が「大原の答練で見た問題が本試験に出た」と証言しており、答練の質の高さが伺えます。

本試験での高い的中率

大原の答練は、過去の試験傾向を綿密に分析して作成されているため、本試験で類似問題が出題されることが多々あります。特に直前期の答練では、当年の試験を予想した問題が多数出題されます。

的中率が高い理由は、大原が長年にわたって蓄積してきた試験分析のノウハウにあります。毎年の試験結果を詳細に分析し、出題傾向の変化を捉えて答練に反映させています。

ただし、答練で的中した問題がそのまま出るわけではありません。類似の論点や考え方を問う問題が出題されるため、答練をしっかり理解して応用力を身につけることが重要です。

特に企業法の的中実績

大原の答練は特に企業法(会社法)での的中率が高いことで知られています。過去には、答練で出題された論点が本試験でそのまま出題されたケースもあります。

企業法は範囲が膨大ですが、実際に出題される論点には一定の傾向があります。大原はこの傾向を的確に捉え、重要論点を繰り返し答練で出題することで、受講生の実力を養成しています。

企業法の論文式試験では、条文の正確な理解と論述力が求められます。大原の答練では、こうした能力を養成するための問題が多数用意されており、繰り返し練習することで確実に力が付きます。

大原で見たことない問題は捨てる戦略

公認会計士試験では、全ての問題を完璧に解く必要はありません。むしろ、解ける問題を確実に得点することが合格への近道です。

大原の受講生数は非常に多いため、「大原の答練で見たことのない問題は、他の受験生も解けない可能性が高い」という推測が成り立ちます。そのため、難問や見慣れない問題は深追いせず、確実に得点できる問題に時間を使う戦略が有効です。

この戦略は多くの合格者が実践しており、特に短答式試験では有効です。限られた時間の中で最大限の得点を取るためには、解ける問題を確実に正解することが重要です。

受講生数の多さがもたらす安心感

大原は受講生数が非常に多いため、答練の母集団が大きくなります。これにより、自分の相対的な位置を正確に把握できます。

答練の成績上位者は本試験でも合格する可能性が高く、逆に答練で平均点以下が続く場合は、学習方法を見直す必要があります。大原の答練は受講生数が多いため、こうした判断材料として信頼性が高いと言えます。

また、多くの受講生が同じ教材・答練で学習しているということは、本試験において「皆が解ける問題」を外さないことが重要だということです。大原の答練をしっかりこなしておけば、この「皆が解ける問題」を確実に押さえられます。

大原公認会計士講座のコース・料金

大原公認会計士講座には、学習期間や受講形態によって複数のコースが用意されています。ここでは主要なコースと料金について詳しく見ていきましょう。

1年初学者合格コース

1年初学者合格コースは、1年間で短答式試験と論文式試験の両方の合格を目指すコースです。学習開始から約1年後の論文式試験での合格を目標とした集中カリキュラムになっています。

このコースは、日中に時間を確保できる方(大学生・既卒者など)向けのコースです。平日の昼間に通学または集中的にWeb講義を視聴し、短期間で合格レベルに到達することを目指します。

料金は通学コースで約75万円から80万円程度、Web通信コースで約70万円から75万円程度となっています。教材費や答練費用は全て含まれており、追加費用は基本的に発生しません。

1.5年ロング初学者合格コース

1.5年ロング初学者合格コースは、1年半かけて合格を目指すコースです。1年コースよりも学習期間に余裕があるため、じっくりと基礎から学習できます。

このコースは、働きながら学習する社会人や、大学との両立を図りたい学生に適しています。平日の夜間や週末を活用して学習を進め、1.5年後の論文式試験での合格を目指します。

料金は通学コースで約78万円から85万円程度、Web通信コースで約73万円から80万円程度です。学習期間が長い分、料金も若干高くなりますが、その分サポート期間も長くなります。

2年初学者合格コース

2年初学者合格コースは、2年間かけてじっくりと合格を目指すコースです。最も余裕を持った学習スケジュールであり、働きながらでも無理なく学習を進められます。

1年目は基礎知識の習得に重点を置き、2年目は応用力の養成と答練に取り組みます。このコースは、仕事が忙しい社会人や、大学の授業と並行して学習したい方に最適です。

料金は通学コースで約80万円から90万円程度、Web通信コースで約75万円から85万円程度となっています。2年間のサポートが付くため、料金は高めですが、確実に合格力を養成できるコースです。

受講料の目安と割引制度

大原の受講料は、コースや受講形態によって異なりますが、概ね70万円から90万円の範囲に収まります。これは他の大手予備校(TAC、CPA会計学院など)とほぼ同水準です。

大原では、各種割引制度も用意されています。早期申込割引では、入学時期が早いほど割引率が高くなります。また、大原の他の講座修了生や、大原の専門学校からの内部進学者には特別割引が適用されます。

さらに、大学生協や提携企業経由で申し込むと、通常より安い料金で受講できる場合があります。受講を検討する際は、利用できる割引制度がないか確認することをおすすめします。

大原公認会計士講座の学習サポート

大原では、受講生が安心して学習に集中できるよう、様々なサポート体制を整えています。ここでは主要なサポート内容について詳しく見ていきましょう。

専任講師による質問対応

大原の大きな特徴は、常勤講師による手厚い質問対応です。講義の前後はもちろん、自習時間中でも講師に直接質問できる環境が整っています。

質問方法は、直接対面での質問、電話、メール、オンライン質問システムなど、複数の手段が用意されています。特に通信講座の受講生でも、メールやオンラインシステムを通じて気軽に質問できる点は大きなメリットです。

質問への回答は迅速で、多くの場合24時間以内に返答が得られます。疑問をその場で解決できることで、学習のリズムを崩さずに済みます。

無料自習室の完備

大原の校舎には無料で利用できる自習室が完備されています。自習室は朝から夜まで開放されており、静かな環境で集中して学習できます。

自習室の席数も十分に確保されているため、繁忙期でも座れないということはほとんどありません。また、個別ブースタイプの自習室も用意されており、より集中したい方に適しています。

自習室では同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できるため、モチベーション維持にも効果的です。特に社会人受験生にとって、自宅以外に集中できる学習場所があることは大きなメリットです。

Web学習フォロー

大原では、通学生でもWeb講義を視聴できる「Web学習フォロー」が付いています。これにより、通学して受講した講義を自宅で復習したり、欠席した講義を視聴したりできます。

Web講義は、受講期間中であれば何度でも繰り返し視聴できます。理解が不十分な論点や、試験直前に復習したい論点を、ピンポイントで視聴できるため、非常に便利です。

また、倍速再生機能も付いているため、復習時には1.5倍速や2倍速で視聴することで、時間効率を高められます。限られた時間を有効活用できる機能です。

オンライン質問対応

Web通信講座の受講生向けに、オンライン質問システムが用意されています。このシステムを通じて、講師に直接質問を送信でき、通常24時間以内に回答が返ってきます。

質問の際には、該当する教材のページや問題番号を記載することで、講師が的確に回答できるよう配慮されています。また、過去の質問と回答を検索できる機能もあり、同じ疑問を持つ他の受講生の質問も参考にできます。

オンライン質問システムは、通学が難しい地方在住者や、仕事の都合で校舎に行けない社会人にとって、非常に重要なサポート機能です。

大原公認会計士講座の通学・通信コース

大原では、受講生のライフスタイルに合わせて、通学コースと通信コースの両方を選択できます。それぞれの特徴を理解して、自分に合った受講形態を選びましょう。

教室通学講座の特徴

教室通学講座は、校舎の教室で直接講義を受講するスタイルです。リアルタイムで講師の説明を聞けるため、疑問点をその場で質問できることが大きなメリットです。

また、定期的に校舎に通うことで学習リズムが作りやすく、モチベーション維持にも効果的です。同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境も、通学講座の大きな魅力です。

自習室も利用できるため、講義の前後に自習することで、1日中集中して学習できます。特に自宅では集中できない方や、学習環境を確保しにくい方には通学講座がおすすめです。

Web通信講座の効率性

Web通信講座は、インターネットを通じて講義動画を視聴するスタイルです。自分の都合の良い時間に、好きな場所で学習できることが最大のメリットです。

通勤時間や休憩時間などの隙間時間も活用でき、効率的に学習を進められます。また、理解が不十分な箇所は繰り返し視聴できるため、自分のペースで確実に理解を深められます。

倍速再生機能を使えば、復習時の時間を短縮できます。特に働きながら学習する社会人や、通学に時間がかかる地方在住者には、Web通信講座が最適です。

オンライン校の開校

大原では、Web通信専門の「オンライン校」も開校しています。オンライン校では、Web通信講座に特化したサポート体制が整っており、通信講座の受講生でも安心して学習できます。

オンライン校では、定期的にオンラインホームルームが開催され、学習の進捗状況や最新の試験情報が提供されます。通信講座でも孤独感を感じずに学習を続けられる工夫がされています。

また、オンライン校独自の特典や割引制度も用意されており、Web通信講座を選択する受講生にとってメリットが多くなっています。

通学と通信の良いとこ取り

大原では、通学コースを申し込んだ受講生でもWeb講義を視聴できる「Web学習フォロー」が標準で付いています。これにより、通学と通信の良いとこ取りができます。

平日は通学して講義を受け、週末は自宅でWeb講義を視聴して復習するという使い方ができます。また、体調不良や仕事の都合で通学できない日も、Web講義で遅れを取り戻せます。

この柔軟な受講スタイルは、大原の大きな強みの一つです。ライフスタイルの変化にも対応しやすく、無理なく学習を継続できます。

大原の専門学校と社会人講座の違い

大原には専門学校形式の全日制コースと、社会人向けの夜間・週末コースがあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったコースを選びましょう。

集中資格取得コース(全日)の特徴

集中資格取得コースは、平日の日中に通学する全日制のコースです。朝から夕方まで集中的に学習するため、短期間で合格レベルに到達できます。

このコースは、大学生や既卒者など、日中に時間を確保できる方を対象としています。1年または1.5年での短期合格を目指すカリキュラムになっており、効率的に学習を進められます。

全日制のメリットは、学習時間を十分に確保できることと、同じ環境で学ぶ仲間と切磋琢磨できることです。モチベーション維持の面でも、全日制は大きな利点があります。

専門課程の学習環境

専門課程は高校卒業後に入学する2年制または4年制の専門学校です。集中資格取得コースよりもさらに充実した学習環境が整っており、高い合格率を誇ります。

専門課程では、公認会計士試験対策だけでなく、ビジネスマナーやパソコンスキルなど、実務に必要な知識も学べます。また、就職サポートも充実しており、合格後のキャリアまで見据えた教育を受けられます。

専門課程の学生は、同世代の仲間と長期間一緒に学習するため、強い絆が生まれやすく、合格後も続く人間関係を築けます。

社会人講座との使い分け

社会人講座は、働きながら公認会計士を目指す方向けのコースです。平日の夜間や週末を中心としたカリキュラムで、仕事と両立しながら学習を進められます。

社会人講座では、1.5年または2年での合格を目指すカリキュラムが一般的です。全日制コースよりも学習期間は長くなりますが、仕事を続けながら合格を目指せる点が大きなメリットです。

Web通信講座との併用も可能で、仕事が忙しい時期はWeb講義で学習し、余裕がある時期は通学するという柔軟な使い方ができます。

高校生限定コースの存在

大原では、高校生向けの特別コースも用意されています。高校在学中から公認会計士の学習を始めることで、大学入学後に有利なスタートを切れます。

高校生コースでは、学校の授業と両立できるよう配慮されたカリキュラムになっています。また、高校生料金が適用されるため、通常よりも安い費用で受講できます。

早期に学習を始めることで、大学在学中の合格を目指すことも可能です。最近では、大学2年生や3年生で合格する受験生も増えており、高校生からの早期スタートは有効な戦略と言えます。

大原と他校(CPA・TAC)の比較

公認会計士予備校を選ぶ際、大原・CPA会計学院・TACの大手3校を比較検討する方が多いでしょう。ここでは、それぞれの特徴を比較して、自分に合った予備校を選ぶためのポイントを解説します。

合格実績での比較

合格実績で見ると、2024年度はCPA会計学院が約500名で最も多く、TACが約300名、大原が247名となっています。ただし、合格者数だけで予備校の質を判断するのは適切ではありません。

CPA会計学院は近年急速に合格者数を伸ばしていますが、受講生数も非常に多いため、合格率(合格者数÷受講生数)で見ると、各校に大きな差はありません。

大原の247名という実績は、長年にわたって安定した合格者を輩出し続けている証拠です。一時的な実績ではなく、継続的に高い水準を維持していることが重要です。

公認会計士予備校の比較では、各予備校の詳細な比較情報を提供しています。

講師体制での比較

講師体制では、大原の常勤講師89.92%という割合は、他校と比較して圧倒的に高い水準です。TACやCPA会計学院では、非常勤講師の割合が高く、常勤講師は50%程度と言われています。

常勤講師が多いメリットは、いつでも質問できる体制が整っていることと、講師と受講生の信頼関係が築きやすいことです。特に長期間の受験勉強では、この点が大きな差となって現れます。

CPA会計学院は比較的若手の講師が多く、フレッシュな指導が特徴です。一方、TACと大原は長年の指導経験を持つベテラン講師が多く、安定した指導を受けられます。

CPA会計学院の詳細では、CPA会計学院の講師体制や特徴を詳しく解説しています。

教材・カリキュラムの違い

教材面では、各校ともオリジナル教材を使用しており、質に大きな差はありません。ただし、アプローチや重点の置き方には違いがあります。

大原は合格に必要な知識に的を絞った効率的なカリキュラムが特徴です。TACは網羅的な教材で、幅広い知識を身につけられます。CPA会計学院は最新の試験傾向を迅速に反映した教材が特徴です。

答練の質では、大原の的中率の高さが評価されています。TACも長年の実績に基づく質の高い答練を提供しています。CPA会計学院は答練の回数が多く、豊富な演習量を確保できます。

TAC公認会計士講座の詳細では、TACの教材やカリキュラムの特徴を詳しく説明しています。

費用面での比較

費用面では、大原・TAC・CPA会計学院ともに、70万円から90万円程度と大きな差はありません。ただし、各種割引制度の内容や適用条件が異なります。

大原は早期申込割引や内部進学割引が充実しています。TACは大学生協割引や提携企業割引が利用しやすいと言われています。CPA会計学院は、合格お祝い金制度が特徴的です。

また、追加費用が発生するかどうかも重要なポイントです。大原とTACは基本的に追加費用は発生しませんが、コースによっては別途費用がかかる場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。

総合的に見ると、常勤講師制度の充実を重視するなら大原、最新の試験傾向への対応を重視するならCPA会計学院、網羅的な学習を好むならTACという選択が考えられます。ただし、最も重要なのは自分との相性ですので、各校の無料体験講義を受講してから決めることをおすすめします。

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大原公認会計士講座に関連するよくある質問(FAQ)

Q. 大原公認会計士講座の合格率はどのくらいですか?

大原公認会計士講座の正式な合格率(合格者数÷受講生数)は公開されていませんが、2024年度の合格者数247名は公認会計士試験全体の約15%を占めており、大手予備校の中でも上位の実績です。特に専門課程の短答式試験合格率は60%を超えており、一般的な合格率10-15%と比較して非常に高い水準を維持しています。

Q. 大原公認会計士講座の料金はいくらですか?

大原公認会計士講座の料金は、コースや受講形態によって異なりますが、概ね70万円から90万円の範囲です。1年初学者合格コースは通学で約75-80万円、Web通信で約70-75万円、1.5年コースは通学で約78-85万円、Web通信で約73-80万円、2年コースは通学で約80-90万円、Web通信で約75-85万円となっています。早期申込割引や各種割引制度を利用することで、費用を抑えることも可能です。

Q. 大原公認会計士講座の講師は常勤ですか?

はい、大原公認会計士講座の大きな特徴は常勤講師の割合が非常に高いことです。講師120名中107名が常勤講師で、常勤講師比率は89.92%に達します。これは業界トップクラスの水準であり、他の予備校が50%程度であることと比較すると、大原の講師体制の充実度が分かります。常勤講師が多いため、いつでも質問できる体制が整っており、受講生との信頼関係も築きやすい環境です。

Q. 大原公認会計士講座は働きながらでも受講できますか?

はい、大原には働きながら学習する社会人向けのコースが用意されています。平日の夜間や週末を活用した1.5年コースや2年コースがあり、多くの社会人受験生が仕事と両立しながら合格を目指しています。また、Web通信講座も充実しているため、通勤時間や隙間時間を活用した効率的な学習が可能です。自習室も夜間まで開放されており、仕事帰りに利用できます。

Q. 大原とTAC・CPAどれがおすすめですか?

各予備校にはそれぞれ特徴があり、自分に合った予備校を選ぶことが重要です。大原は常勤講師89.92%という手厚いサポート体制と、答練の的中率の高さが特徴です。CPA会計学院は近年合格者数が最も多く、最新の試験傾向への対応が早いと評価されています。TACは長年の実績と網羅的な教材が特徴です。最も重要なのは自分との相性ですので、各校の無料体験講義を受講してから決めることをおすすめします。公認会計士予備校の選び方で詳しく比較しています。

Q. 大原公認会計士講座の答練の的中率は高いですか?

はい、大原の答練は本試験での的中率が高いことで知られています。特に企業法では、答練で出題された論点が本試験でそのまま出題されたケースもあります。大原は長年の試験分析のノウハウを持ち、毎年の試験結果を綿密に分析して答練に反映させています。また、受講生数が多いため、「大原の答練で見たことのない問題は捨てる」という戦略も有効とされ、多くの合格者がこの戦略を実践しています。

Q. 大原公認会計士講座の無料体験はありますか?

はい、大原では無料体験講義や資料請求を受け付けています。実際の講義を体験することで、講師の教え方や教材の質、校舎の雰囲気などを確認できます。Web通信講座の体験版も用意されており、自宅から気軽に試すこともできます。予備校選びは長期間の学習に関わる重要な決断ですので、必ず無料体験を利用してから申し込むことをおすすめします。複数の予備校を体験して比較検討することで、自分に最適な予備校を見つけられます。

まとめ:大原公認会計士講座で合格を目指すべきか

本記事では、大原公認会計士講座の評判・料金・合格実績について詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。

  1. 安定した合格実績と信頼性:大原は2024年公認会計士試験で247名の合格者を輩出し、全体の約15%を占めています。長年にわたって安定した合格実績を維持しており、特に専門課程生の短答式試験合格率は60%を超える高水準です。この実績は、大原の教育システムが継続的に機能していることを示しています。
  2. 業界トップクラスの常勤講師体制:大原の講師120名中107名が常勤講師で、常勤講師比率89.92%は業界トップクラスです。いつでも質問できる環境が整っており、受講生と講師の信頼関係も厚く、長期間の受験勉強を乗り越える大きな支えとなります。
  3. 的中率の高い答練と効率的なカリキュラム:大原の答練は本試験での的中率が高く、特に企業法での的中実績が豊富です。受講生数が多いため、「大原で見たことのない問題は捨てる」戦略も有効とされています。また、10分程度の映像講義や合格に的を絞ったカリキュラムにより、効率的に学習を進められます。

大原公認会計士講座を理解できたら、次は無料体験講義を受講して実際の雰囲気を確認しましょう。公認会計士予備校の選び方公認会計士の効果的な勉強法を参考に、計画的に学習を進めることをおすすめします。

本記事を通じて、大原公認会計士講座の特徴・強み・料金体系を理解いただけたはずです。これらの情報を活用して、公認会計士試験合格という目標に向けて一歩を踏み出しましょう。予備校選びは合格への第一歩であり、自分に合った予備校を選ぶことが成功への近道です。

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