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ITパスポートの受験料とCBT方式|費用・試験形式を詳しく解説

ITパスポート試験の受験料とCBT方式について知りたいあなたへ。「受験料はいくらか」「CBT方式とは何か」という疑問は、正確な情報を把握することで解決できます。本記事では、ITパスポート試験の受験料7,500円の内訳と支払い方法、CBT方式の定義とメリット、試験当日の流れと操作方法について、公式情報をもとに詳しく解説します。この情報をもとに、ITパスポート試験の受験に向けて、具体的な準備を始めましょう。

この記事を読むとわかること

  • ITパスポート試験の受験料7,500円の詳細と支払い方法
  • CBT方式の定義とペーパーテストとの違い
  • CBT方式の5つのメリットと操作方法
  • 試験当日の流れと本人確認書類の準備

押さえておきたい3つのポイント

  1. 受験料は7,500円(税込):ITパスポート試験の受験料は全国一律7,500円で、クレジットカード・コンビニ・バウチャーの3種類の支払い方法から選択できます。
  2. CBT方式で随時受験可能:ITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)方式を採用しており、全国47都道府県の試験会場で年間を通じて随時受験できます。
  3. 試験結果を即時確認:CBT方式の最大のメリットは、試験終了後すぐに画面で結果を確認できることです。合格発表を待つ必要がなく、次のステップに素早く進めます。

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目次

ITパスポート試験の受験料は7,500円

ITパスポート試験の受験料は全国一律で設定されており、どの試験会場で受験しても同じ金額です。ここでは、受験料の詳細と支払い方法について解説します。

ITパスポート受験料7,500円(税込)の内訳

ITパスポート試験の受験料は7,500円(税込)です。この受験料には、試験の実施費用、CBT方式のシステム利用料、試験会場の運営費用、合格証書の発行費用が含まれています。受験料は2009年の試験開始以来、同じ金額で据え置かれており、他のIT系国家資格と比較しても手頃な価格設定となっています。

例えば、基本情報技術者試験の受験料は7,500円、応用情報技術者試験は7,500円です。ITパスポート試験は入門レベルの資格でありながら、国家資格として正式に認定される価値を持っています。

ITパスポート受験料の支払い方法3種類

ITパスポート試験の受験料は、以下の3種類の支払い方法から選択できます。

1. クレジットカード決済
VISA、MasterCard、JCB、American Express、Dinersの各種クレジットカードに対応しています。オンラインで即座に決済が完了するため、最も手軽な支払い方法です。支払い後すぐに受験予約が確定します。

2. コンビニ決済
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどの主要コンビニエンスストアで支払いが可能です。申込後に発行される支払い番号を使って、コンビニの端末で手続きを行います。支払い期限は申込から3日以内です。

3. バウチャー(受験チケット)
企業や教育機関が団体で購入する際に利用される支払い方法です。バウチャーコードを入力することで、受験料の支払いが完了します。学校や会社でまとめて受験する場合に便利な方法です。

ITパスポート受験料の領収書発行方法

受験料の領収書は、利用プラザ(受験者専用サイト)からダウンロードできます。クレジットカード決済の場合は決済完了後、コンビニ決済の場合は支払い後に、それぞれマイページから領収書を発行できます。領収書には受験番号、受験日、金額が記載され、経費精算や確定申告に使用できます。

会社の補助制度や助成金を利用する場合は、領収書が必要になることがあります。領収書の発行期限は支払い後1年間ですので、必要な方は早めにダウンロードしておきましょう。

ITパスポート試験の申込手続きに関してもっと詳しい記事はこちら
ITパスポートの申込方法|受験申込の手順と注意点を解説

ITパスポートCBT方式とは?試験形式を解説

ITパスポート試験は2011年からCBT方式を採用しています。CBT方式の導入により、受験者は自分の都合に合わせて試験日や会場を選択できるようになりました。ここでは、CBT方式の基本的な仕組みと特徴について解説します。

ITパスポートCBT(Computer Based Testing)方式の定義

CBT方式とは、Computer Based Testing(コンピュータを使った試験)の略称です。従来の紙の問題用紙と鉛筆を使う試験(ペーパーテスト)とは異なり、パソコンの画面に表示される問題を読み、マウスやキーボードで解答する試験形式です。

ITパスポート試験では、試験会場に設置されたパソコンを使用します。問題は画面に1問ずつ表示され、選択肢をクリックして解答します。試験時間は120分で、全100問が出題されます。試験中は画面上の電卓機能や見直し機能を使用でき、効率的に問題を解くことができます。

ITパスポートCBT方式とペーパーテストの違い

CBT方式とペーパーテストの主な違いは、以下の5点です。

試験実施頻度の違い
ペーパーテストは年に数回の実施が一般的ですが、CBT方式は年間を通じて随時実施されます。ITパスポート試験では、ほぼ毎日どこかの試験会場で試験が行われています。

結果発表までの期間
ペーパーテストでは結果発表まで1-2ヶ月かかりますが、CBT方式では試験終了後すぐに画面で結果を確認できます。この即時性が、CBT方式の最大の特徴です。

試験日・会場の選択肢
ペーパーテストは決められた日時と会場でしか受験できませんが、CBT方式では全国47都道府県の試験会場から自由に選択できます。午前・午後・夕方の時間帯も選べるため、仕事や学校との両立がしやすくなっています。

問題の出題形式
両方式とも4肢択一の選択問題ですが、CBT方式ではランダムに問題が出題されるため、隣の受験者と異なる問題が表示されます。これにより、カンニングのリスクが大幅に減少しています。

試験環境の違い
ペーパーテストは大規模な会場で一斉に実施されますが、CBT方式は小規模な試験会場で個別のブースを使用します。静かな環境で集中して受験できるメリットがあります。

ITパスポート試験がCBT方式を採用する理由

ITパスポート試験がCBT方式を採用している理由は、主に3つあります。

第一に、受験機会の拡大です。年間を通じて随時試験を実施することで、受験者は自分の準備状況に合わせて最適なタイミングで受験できます。合格できなかった場合も、すぐに再受験の機会があるため、学習のモチベーションを維持しやすくなっています。

第二に、試験運営の効率化です。CBT方式では採点が自動化されるため、人的ミスがなく、迅速に結果を提供できます。また、会場の規模を柔軟に調整できるため、地方在住者も受験しやすくなりました。

第三に、IT資格としての一貫性です。ITパスポート試験はITに関する基礎知識を問う試験です。コンピュータを使って受験することで、基本的なIT操作スキルも同時に評価できます。これは、IT人材の育成という試験の目的にも合致しています。

ITパスポート試験の詳細に関してもっと詳しい記事はこちら
ITパスポート試験完全ガイド|試験日・会場・時間・内容を詳しく解説

ITパスポートCBT方式の5つのメリット

CBT方式には、従来のペーパーテストにはない多くのメリットがあります。ここでは、受験者にとって特に重要な5つのメリットについて詳しく解説します。

ITパスポート試験日・会場を自由に選択できる

CBT方式の最大のメリットは、試験日と会場を自分の都合に合わせて自由に選択できることです。ITパスポート試験は全国47都道府県に約100の試験会場があり、年間を通じて随時実施されています。受験者は利用プラザから3ヶ月先までの試験日程を確認し、空席がある日時を選んで予約できます。

仕事や学校のスケジュールに合わせて受験日を調整できるため、無理なく試験に臨めます。また、急な予定変更があった場合でも、試験日の3日前までは変更が可能です(手数料が必要な場合があります)。

ITパスポート試験結果を即時確認できる

CBT方式では、試験終了後すぐに画面で結果を確認できます。試験が終わると、総合評価点と分野別評価点(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)が表示され、合否が即座にわかります。この即時性により、合格した場合は次のステップに素早く進め、不合格だった場合もすぐに学習計画を見直せます。

従来のペーパーテストでは結果発表まで1-2ヶ月かかりましたが、CBT方式ではその待ち時間がゼロになりました。特に、就職活動や転職活動で資格が必要な場合、この即時性は大きなアドバンテージとなります。

ITパスポート試験が随時実施で受験しやすい

ITパスポート試験は年間を通じて随時実施されているため、自分の準備が整ったタイミングで受験できます。ペーパーテストのように「次の試験日まで数ヶ月待つ」必要がありません。学習が順調に進んでいる時期に受験することで、高い合格率を実現できます。

また、不合格だった場合でも、すぐに再受験の機会があります。ただし、再受験には一定の待機期間が必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。随時実施の特性を活かして、計画的に学習と受験を進めることが重要です。

ITパスポート合格発表を待つ必要がない

ペーパーテストでは合格発表まで長期間待つ必要がありましたが、CBT方式ではその心配がありません。試験終了後すぐに結果がわかるため、精神的な負担が軽減されます。特に、資格取得を急いでいる場合や、複数の資格に挑戦している場合、この即時性は学習計画を立てやすくする重要な要素です。

また、試験結果レポートもその場でダウンロードできます。レポートには分野別の得点が詳しく記載されているため、次回の学習計画に活用できます。合格した場合は、正式な合格証書が後日郵送されますが、試験終了時点で合否を確認できることは大きな安心材料となります。

ITパスポート年間を通して受験機会が多い

ITパスポート試験は年間を通じて実施されているため、受験機会が非常に多いという特徴があります。情報処理推進機構(IPA)の発表によると、2023年度には年間約20万人が受験しました。これは、毎月約1万7千人が受験していることを意味します。

受験機会が多いことで、自分の学習ペースに合わせた受験計画を立てられます。「3ヶ月後の試験を目標にする」「半年かけてじっくり準備する」など、個人の状況に応じた柔軟な計画が可能です。また、季節や時期を問わず受験できるため、学生は長期休暇を利用して、社会人は閑散期を選んで受験することもできます。

ITパスポートCBT方式の操作方法

CBT方式の試験を初めて受ける方にとって、操作方法は気になるポイントです。ここでは、試験中に使用する画面操作とツールについて詳しく解説します。

ITパスポートCBT画面の基本操作

ITパスポート試験のCBT画面は、シンプルで直感的に操作できる設計になっています。画面は大きく分けて、問題表示エリア、解答選択エリア、操作ボタンエリアの3つで構成されています。

問題表示エリアには、問題文と図表が表示されます。長い問題文の場合は、マウスホイールやスクロールバーを使って上下にスクロールできます。解答選択エリアには4つの選択肢が表示され、正しいと思う選択肢をクリックで選択します。一度選択した後でも、他の選択肢をクリックすれば変更できます。

操作ボタンエリアには、「次へ」「前へ」「見直し」などのボタンが配置されています。これらのボタンを使って、問題間を自由に移動できます。試験時間は画面右上に常に表示されており、残り時間を確認しながら解答を進められます。

ITパスポートマウス・キーボードの使い方

ITパスポート試験では、主にマウスを使って操作します。解答の選択、画面のスクロール、ボタンのクリックなど、ほとんどの操作はマウスで完結します。マウス操作に慣れていない方でも、基本的なクリック操作ができれば問題ありません。

キーボードの使用は限定的です。試験中にメモを取ることはできませんが、計算問題で数値を確認する際など、必要に応じてキーボードを使用できます。ただし、ITパスポート試験は選択式の問題のみですので、キーボードで文字を入力する必要はありません。

試験開始前には、必ずマウスやキーボードが正常に動作するか確認する時間があります。操作に不安がある場合は、この時間を使って十分に確認しましょう。機器に不具合がある場合は、試験開始前に試験監督者に申し出ることができます。

ITパスポート見直し機能とフラグ機能

CBT方式には、解答を効率的に進めるための便利な機能が搭載されています。その代表的なものが、見直し機能とフラグ機能です。

見直し機能
全100問の解答状況を一覧で確認できる機能です。未解答の問題や、フラグを付けた問題が一目でわかります。試験時間に余裕がある場合は、この機能を使って全問を見直すことができます。特に、時間配分を誤って未解答の問題が残っていないか、最後に必ず確認しましょう。

フラグ機能
後で見直したい問題にマークを付ける機能です。問題を読んで、自信がない解答や、時間をかけて考えたい問題には、フラグを付けておきます。一通り全問に解答した後、フラグを付けた問題だけを効率的に見直せます。この機能を活用することで、時間を有効に使えます。

試験戦略として、まず全問に解答してから、フラグを付けた問題を見直すという方法が推奨されます。これにより、時間切れで未解答の問題が残るリスクを減らせます。

ITパスポート電卓機能の使い方

ITパスポート試験には、画面上で使える電卓機能が搭載されています。計算問題を解く際に、この電卓機能を使用できます。電卓は画面の隅に表示され、マウスでクリックして数値を入力します。

電卓機能は基本的な四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)に対応しています。メモリ機能やパーセント計算機能もあり、複雑な計算にも対応できます。ただし、関数電卓のような高度な機能はありません。

試験会場への電卓の持ち込みは原則として禁止されています。すべての計算は、画面上の電卓機能を使用するか、暗算で行う必要があります。事前にITパスポート過去問の活用法で紹介されている疑似体験ソフトウェアを使って、電卓機能の操作に慣れておくことをおすすめします。

ITパスポートCBT疑似体験ソフトウェアの活用法

ITパスポート試験のCBT操作に不安がある方には、疑似体験ソフトウェアの活用がおすすめです。本番と同じ操作環境を事前に体験することで、試験当日の緊張を軽減できます。

ITパスポートCBT疑似体験ソフトの入手方法

ITパスポート試験のCBT疑似体験ソフトウェアは、情報処理推進機構(IPA)の公式サイトから無料でダウンロードできます。「ITパスポート試験」のページにアクセスし、「CBT疑似体験ソフトウェア」のリンクをクリックすると、ダウンロードページに移動します。

ソフトウェアはWindows版とMac版が提供されており、自分のパソコンの環境に合わせて選択できます。ファイルサイズは約50MBで、ダウンロードには数分かかります。インストールは不要で、ダウンロードしたファイルを解凍すればすぐに使用できます。

疑似体験ソフトウェアには、実際の過去問題が収録されています。本番と全く同じ画面レイアウト、同じ操作方法で問題を解くことができるため、試験の雰囲気を事前に体験できる貴重なツールです。

ITパスポート過去問題で本番環境を体験

疑似体験ソフトウェアには、実際に出題された過去問題が収録されています。この過去問題を使って、本番と同じ環境で問題を解く練習ができます。問題の表示方法、解答の選択方法、時間表示の確認など、すべて本番通りです。

過去問題は、試験の出題形式や難易度を理解するためにも有効です。どのような問題が出題されるのか、どの程度の時間で解答する必要があるのか、実際に体験することで、本番での時間配分やペース配分の感覚を掴めます。

また、過去問題を解いた後は、解答と解説を確認できます。間違えた問題については、解説を読んで理解を深めることができます。この学習サイクルを繰り返すことで、試験対策と操作練習を同時に進められます。

ITパスポートCBT操作に慣れるための練習法

疑似体験ソフトウェアを使った効果的な練習法は、以下の3ステップです。

ステップ1:操作確認モード(30分)
まず、制限時間を気にせず、すべての操作を確認します。問題の選択方法、フラグ機能の使い方、電卓機能の操作、見直し機能の使い方など、一通りの操作を試してみましょう。マウスの感度やスクロールの速度にも慣れておきます。

ステップ2:時間配分練習モード(1時間)
次に、実際の試験時間(120分)を意識して問題を解きます。100問を120分で解くには、1問あたり約1分12秒のペースが必要です。このペース感覚を身につけるため、時間を計りながら問題を解きます。時間が足りなくなった場合の対処法も考えておきましょう。

ステップ3:本番シミュレーションモード(2時間)
最後に、本番と全く同じ条件でシミュレーションを行います。120分間、集中して問題を解き、見直しまで完了させます。このシミュレーションを何度か繰り返すことで、本番での緊張を大幅に軽減できます。

ITパスポート疑似体験の効果的な使い方

疑似体験ソフトウェアは、試験の1-2週間前から使い始めるのが理想的です。この時期は、知識の定着が進んでおり、操作練習に集中できる時期です。毎日30分程度、疑似体験ソフトウェアを使って操作に慣れることをおすすめします。

また、疑似体験ソフトウェアは、CBT操作に自信がない方だけでなく、すべての受験者におすすめします。どんなに知識が豊富でも、操作に手間取って時間を無駄にしてしまっては本末転倒です。事前の準備が、本番での落ち着いた受験につながります。

疑似体験ソフトウェアと併せて、ITパスポート過去問の活用法で紹介されている他の学習ツールも活用すると、より効果的な試験対策ができます。

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ITパスポート試験当日の流れ(CBT方式)

試験当日の流れを事前に把握しておくことで、余裕を持って試験に臨めます。ここでは、会場到着から試験終了までの具体的な流れを解説します。

ITパスポート試験開始30分前から受付開始

ITパスポート試験の受付は、試験開始時刻の30分前から開始されます。余裕を持って会場に到着することをおすすめします。受付では、本人確認書類の提示と受験票の確認が行われます。遅刻した場合、試験開始後15分までは入室できますが、試験時間の延長はありません。

会場に到着したら、まず受付カウンターで受験番号を伝えます。受付担当者が本人確認書類を確認し、受験上の注意事項を説明します。荷物はロッカーに預け、試験室には本人確認書類と受験票のみ持ち込みます。スマートフォン、時計、財布などの貴重品も、すべてロッカーに預ける必要があります。

受付が完了したら、待機スペースで試験開始を待ちます。トイレは試験開始前に済ませておきましょう。試験中の途中退室は原則として認められていません。飲食も試験室内では禁止されています。

ITパスポート本人確認書類の提示

試験会場では、必ず顔写真付きの本人確認書類を提示する必要があります。本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、学生証(顔写真付き)などが認められています。健康保険証など、顔写真がない書類は本人確認書類として使用できません。

本人確認書類は、有効期限内のものを使用する必要があります。期限切れの運転免許証やパスポートは使用できませんので、事前に確認しておきましょう。また、本人確認書類の氏名と受験申込時の氏名が一致していることも重要です。結婚などで氏名が変わった場合は、変更手続きを済ませておく必要があります。

学生証を使用する場合は、顔写真が鮮明に写っており、氏名と生年月日が明記されているものを使用します。学校によっては、顔写真のない学生証もありますので、その場合は運転免許証など他の本人確認書類を準備しましょう。

ITパスポート試験中の注意事項

試験中は、以下の注意事項を守る必要があります。

私語・騒音の禁止
試験室内では、私語は一切禁止されています。他の受験者の迷惑にならないよう、静かに受験しましょう。キーボードやマウスの操作音も、できるだけ静かに行うことが求められます。

不正行為の禁止
カンニングや他の受験者の画面を見る行為は、厳しく禁止されています。スマートフォンの使用、参考書の閲覧、メモの持ち込みなども不正行為とみなされます。不正行為が発覚した場合、受験資格が取り消され、今後の受験も制限される可能性があります。

試験監督者の指示に従う
試験中に機器の不具合や体調不良などが発生した場合は、すぐに手を挙げて試験監督者に知らせます。自己判断で席を立ったり、試験室を出たりすることは認められていません。

時間管理
試験時間は120分です。時間は画面上に表示されていますが、自分でも時間配分を意識しながら解答を進める必要があります。残り時間が少なくなると、画面に警告が表示されます。

ITパスポート試験終了後の即時結果表示

試験時間120分が経過すると、自動的に試験が終了します。または、全問に解答し、見直しも完了した場合は、「試験終了」ボタンをクリックして試験を終了できます。試験終了後、すぐに画面に結果が表示されます。

結果画面には、総合評価点(600点満点)と、3つの分野別評価点(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系、各100点満点)が表示されます。合格基準は、総合評価点が600点以上、かつ各分野別評価点が300点以上です。この基準を満たしていれば、その場で合格を確認できます。

結果画面はプリントアウトして持ち帰ることができます。このプリントアウトは正式な合格証書ではありませんが、合格の事実を証明する書類として使用できます。正式な合格証書は、試験日から約1ヶ月後に郵送されます。

試験結果の詳細については、ITパスポートの合格基準は?合格点の仕組みと総合評価を解説で詳しく解説しています。

ITパスポート本人確認書類の詳細

試験当日に必要な本人確認書類について、具体的に解説します。本人確認書類を忘れると受験できませんので、事前にしっかり確認しておきましょう。

ITパスポート試験で使える顔写真付き証明書

ITパスポート試験で使用できる本人確認書類は、以下の通りです。

運転免許証
最も一般的な本人確認書類です。有効期限内であれば、問題なく使用できます。裏面に住所変更の記載がある場合も、そのまま使用できます。ただし、仮免許証は本人確認書類として認められていません。

マイナンバーカード
顔写真付きのマイナンバーカードは、本人確認書類として使用できます。ただし、マイナンバー通知カード(紙のカード)は顔写真がないため使用できません。

パスポート
有効期限内のパスポートは、本人確認書類として認められています。日本国外で発行されたパスポートも使用できます。

住民基本台帳カード(顔写真付き)
顔写真付きの住民基本台帳カードは、本人確認書類として使用できます。ただし、現在は発行が終了しており、マイナンバーカードへの移行が推奨されています。

在留カード・特別永住者証明書
外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書を本人確認書類として使用できます。

ITパスポート運転免許証・学生証の注意点

運転免許証を使用する場合の注意点は、以下の通りです。

有効期限の確認
運転免許証の有効期限は、必ず事前に確認しましょう。期限切れの免許証は使用できません。更新を忘れている場合は、他の本人確認書類を準備する必要があります。

氏名の一致
受験申込時の氏名と、運転免許証の氏名が一致している必要があります。結婚などで氏名が変わった場合は、運転免許証の変更手続きを済ませておきましょう。裏面に旧姓が記載されている場合は、その記載も確認されます。

学生証を使用する場合の注意点は、以下の通りです。

顔写真の鮮明さ
学生証の顔写真が不鮮明な場合、本人確認書類として認められないことがあります。写真が古く、現在の容姿と大きく異なる場合も同様です。心配な場合は、運転免許証など他の書類を準備しておきましょう。

有効期限の記載
学生証に有効期限の記載がある場合は、期限内であることを確認します。卒業年度が記載されており、すでに卒業している場合は使用できません。

ITパスポート本人確認書類を忘れた場合の対処

本人確認書類を忘れた場合、原則として受験できません。試験会場には、受験日当日に本人確認書類を取りに帰る時間的余裕がないことがほとんどです。この場合、受験を諦めるか、試験日の変更手続きを行う必要があります。

ただし、試験日の変更には手数料がかかる場合があります。また、変更できる期限も決まっていますので、早めに対処することが重要です。試験日変更の詳細については、ITパスポートの試験日変更方法|手続きと注意点を解説で詳しく解説しています。

本人確認書類を忘れないために、試験前日に荷物を準備する際に、必ず確認リストを作成しましょう。受験票と本人確認書類は、セットで保管しておくことをおすすめします。

ITパスポート使用できない本人確認書類

以下の書類は、ITパスポート試験の本人確認書類として使用できません。

健康保険証
顔写真がないため、本人確認書類として認められていません。国民健康保険証、社会保険証、共済組合保険証、いずれも使用できません。

社員証
会社が発行する社員証は、顔写真付きであっても本人確認書類として認められていません。公的機関が発行した証明書である必要があります。

クレジットカード・キャッシュカード
金融機関が発行するカード類は、本人確認書類として使用できません。

住民票・戸籍謄本
顔写真がないため、本人確認書類として認められていません。

年金手帳
顔写真がないため、本人確認書類として使用できません。

本人確認書類は、試験当日に必ず必要になります。事前に使用できる書類を確認し、当日忘れないように準備しておきましょう。

ITパスポート試験会場・試験日の選択方法

ITパスポート試験は、全国の試験会場で随時実施されています。自分の都合に合わせて会場と日時を選択できるため、計画的に受験できます。

ITパスポート全国47都道府県で実施

ITパスポート試験は、全国47都道府県に試験会場が設置されています。都道府県によって会場数は異なりますが、主要都市には複数の会場があります。例えば、東京都には約20箇所、大阪府には約10箇所の試験会場があります。地方都市でも、県庁所在地を中心に試験会場が設置されています。

試験会場の多くは、CBT試験専用の施設や、資格試験を実施している民間施設です。駅から徒歩圏内にある会場が多く、アクセスが便利です。会場によっては、駐車場が用意されている場合もあります。事前に会場の場所とアクセス方法を確認しておきましょう。

試験会場の詳細情報は、利用プラザ(受験者専用サイト)で確認できます。会場名、住所、最寄り駅、アクセス方法などが記載されています。初めて訪れる会場の場合は、試験日の数日前に下見をしておくと安心です。

ITパスポート3ヶ月先まで試験日を確認可能

ITパスポート試験の試験日は、利用プラザで3ヶ月先まで確認できます。試験日は毎週更新されており、新しい日程が随時追加されます。早めに予約することで、希望の日時と会場を確保しやすくなります。

試験日の予約は、先着順です。人気の会場や時間帯は、早期に満席になることがあります。特に、土日や祝日の午前中は予約が集中しやすい傾向があります。平日の午後や夕方は比較的空席が多く、予約しやすい時間帯です。

学習計画を立てる際は、試験日を仮予約しておくことをおすすめします。目標とする試験日を決めることで、逆算して学習スケジュールを立てられます。ただし、予約後のキャンセルや変更には手数料がかかる場合がありますので、確実に受験できる日を選びましょう。

ITパスポート午前・午後・夕方の時間帯選択

ITパスポート試験は、1日に複数回実施されています。会場によって異なりますが、一般的には以下の時間帯から選択できます。

午前の部(9:00開始、10:00開始など)
午前中に試験を終えたい方におすすめの時間帯です。早起きが得意な方、午後に別の予定がある方に適しています。ただし、朝が苦手な方にとっては、早起きがストレスになることもあります。

午後の部(13:00開始、14:00開始など)
最も人気のある時間帯です。朝はゆっくり過ごせて、試験後も夕方以降の時間を有効に使えます。仕事や学校がある平日でも、午後休を取って受験できます。

夕方の部(17:00開始、18:00開始など)
仕事終わりに受験したい社会人におすすめの時間帯です。会場によっては19時以降の開始もあります。ただし、試験終了が遅くなるため、疲労や集中力の維持が課題となります。

自分の生活リズムや集中しやすい時間帯を考慮して、最適な時間を選びましょう。普段から朝型か夜型かを把握しておくと、時間帯選びの参考になります。

ITパスポート土日中心の開催スケジュール

ITパスポート試験は、土日を中心に開催されています。多くの受験者が仕事や学校の都合で平日の受験が難しいため、週末の試験日が充実しています。特に土曜日は、ほとんどの試験会場で午前・午後・夕方の全時間帯で試験が実施されています。

平日の試験も実施されていますが、会場や時間帯が限定されることがあります。平日に受験したい場合は、早めに予約することをおすすめします。また、祝日にも試験が実施されることが多く、連休を利用した受験も可能です。

試験会場と試験日に関する詳細情報は、ITパスポート試験完全ガイド|試験日・会場・時間・内容を詳しく解説で詳しく解説しています。

ITパスポート試験結果の即時確認方法

CBT方式の大きなメリットは、試験結果を即座に確認できることです。ここでは、結果の確認方法と合格証書の受け取り方について解説します。

ITパスポート試験終了後すぐに画面表示

ITパスポート試験が終了すると、すぐに画面に結果が表示されます。「試験終了」ボタンをクリックするか、試験時間120分が経過すると、自動的に結果画面に切り替わります。結果は即座に計算されるため、待ち時間はありません。

結果画面には、まず総合評価点が大きく表示されます。600点満点中、何点を獲得したかが一目でわかります。合格基準である600点以上を達成していれば、「合格」の表示が出ます。不合格の場合も、獲得した点数が表示されます。

この即時結果表示により、試験終了の瞬間に合否がわかります。従来のペーパーテストでは、結果発表まで1-2ヶ月かかりましたが、CBT方式ではその待ち時間がゼロになりました。合格した場合は、その場で喜びを感じられますし、不合格だった場合も、すぐに次の学習計画を立てられます。

ITパスポート総合評価点と分野別評価点の確認

結果画面には、総合評価点だけでなく、3つの分野別評価点も表示されます。

総合評価点(600点満点)
全100問の解答をもとに計算された総合点です。合格基準は600点以上です。この点数は、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)という統計手法を用いて算出されます。単純に正答数だけでなく、問題の難易度も考慮されているため、受験回によって有利・不利が生じない公平な評価となっています。

分野別評価点(各100点満点)
ITパスポート試験は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野で構成されています。各分野の評価点が個別に表示されます。合格基準は、各分野300点以上(1000点満点換算)です。総合評価点が600点以上でも、いずれかの分野が300点未満の場合は不合格となります。

分野別評価点を確認することで、自分の得意分野と苦手分野が明確になります。不合格だった場合は、この分野別評価点をもとに、次回の学習計画を立てることができます。

ITパスポート試験結果レポートのダウンロード

試験結果は、画面表示だけでなく、紙のレポートとしても出力できます。試験終了後、受付カウンターでレポートの印刷を依頼すると、試験結果レポートを受け取れます。

試験結果レポートには、以下の情報が記載されています。

  • 受験番号
  • 受験日
  • 総合評価点
  • 分野別評価点(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)
  • 合否判定

このレポートは、正式な合格証書ではありませんが、合格の事実を証明する書類として使用できます。会社に合格を報告する場合や、履歴書に記載する前の確認資料として活用できます。レポートは無料で発行されますので、必ず受け取っておきましょう。

また、試験結果は利用プラザのマイページからも確認できます。受験後すぐにログインすれば、いつでも結果を確認できます。

ITパスポート正式な合格発表は翌月15日頃

試験当日に即座に合否を確認できますが、正式な合格発表は翌月の15日頃に行われます。情報処理推進機構(IPA)の公式サイトに、合格者の受験番号が掲載されます。合格証書も、この時期に郵送されます。

合格証書は、A4サイズの厚紙に印刷された正式な証明書です。経済産業大臣の認定を受けた国家資格であることが明記されており、履歴書に記載する際の正式な証明書として使用できます。合格証書は再発行できませんので、大切に保管しましょう。

不合格だった場合は、合格証書は発行されませんが、利用プラザから試験結果の詳細を確認できます。分野別の得点や、問題ごとの正答・誤答状況を確認することで、次回の学習計画に役立てられます。

合格基準と評価点の詳細については、ITパスポートの合格基準は?合格点の仕組みと総合評価を解説で詳しく解説しています。

ITパスポート特別措置(筆記試験)について

ITパスポート試験は原則としてCBT方式で実施されていますが、特別な事情がある方のために筆記試験(ペーパーテスト)での受験も可能です。

ITパスポートCBT方式で受験できない方向けの措置

ITパスポート試験では、障害や疾病などの理由でCBT方式での受験が困難な方に対して、特別措置として筆記試験(ペーパーテスト)での受験を認めています。対象となるのは、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、発達障害、病弱・虚弱などの理由により、コンピュータでの受験が困難な方です。

特別措置の対象となる具体例は、以下の通りです。

  • 視覚障害により、パソコン画面の文字が読みにくい方
  • 肢体不自由により、マウスやキーボードの操作が困難な方
  • 発達障害により、パソコン画面での集中が難しい方
  • 病弱により、長時間の座位保持が困難な方

これらの理由に該当する方は、特別措置の申請を行うことで、筆記試験での受験が認められます。

ITパスポート春期・秋期の年2回実施

特別措置による筆記試験は、春期(4月)と秋期(10月)の年2回実施されます。CBT方式のように随時受験できるわけではありませんが、年に2回の受験機会があります。試験日は全国一斉で、都道府県ごとに指定された会場で実施されます。

筆記試験の内容は、CBT方式と同じです。試験時間120分、全100問、四肢択一の選択問題という形式も変わりません。試験の難易度や合格基準もCBT方式と同一です。ただし、結果発表までの期間は、CBT方式より長くなります。

試験会場は、バリアフリー対応の施設が選ばれます。車椅子でのアクセスが可能な会場や、エレベーターが設置されている会場など、受験者の状況に配慮した会場が用意されます。

ITパスポート特別措置の申請方法

特別措置を希望する場合は、受験申込とは別に、特別措置の申請が必要です。申請手続きは、以下の流れで行います。

ステップ1:申請書類の準備
特別措置申請書をIPAの公式サイトからダウンロードします。申請書には、障害の種類、必要な配慮内容、医師の診断書(必要な場合)などを記載します。

ステップ2:申請書類の提出
記入した申請書と必要書類を、IPAに郵送で提出します。提出期限は、試験日の約2ヶ月前です。春期試験の場合は2月頃、秋期試験の場合は8月頃が申請期限となります。

ステップ3:審査と通知
IPAが申請内容を審査し、特別措置の可否を決定します。審査結果は、申請から約1ヶ月後に郵送で通知されます。特別措置が認められた場合は、受験票と一緒に詳細な案内が送られてきます。

ITパスポート対応可能な配慮内容

特別措置として対応可能な配慮内容は、以下の通りです。

時間の延長
標準の試験時間120分に加えて、最大1.5倍(180分)までの時間延長が認められます。視覚障害や肢体不自由により、解答に時間がかかる場合に適用されます。

拡大問題の提供
視覚障害により、通常の問題用紙では文字が読みにくい場合、拡大した問題用紙を提供します。文字サイズは、受験者の状況に応じて調整できます。

別室受験
集中しやすい環境が必要な場合や、補助者の同席が必要な場合、別室での受験が認められます。静かな環境で、周囲を気にせず受験できます。

補助器具の使用
読み上げソフト、拡大鏡、特殊なマウスやキーボードなど、受験に必要な補助器具の使用が認められます。ただし、事前の申請と承認が必要です。

介助者の同席
障害の程度により、介助者の同席が必要な場合は、試験室内への同席が認められます。ただし、介助者は試験内容に関与できません。

特別措置の詳細や申請方法については、IPAの公式サイトで最新情報を確認してください。不明な点がある場合は、IPAの問い合わせ窓口に相談することをおすすめします。

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ITパスポートの受験料とCBT方式に関連するよくある質問(FAQ)

ITパスポート試験の受験料はいくらですか?

ITパスポート試験の受験料は7,500円(税込)です。この金額は全国一律で、どの試験会場で受験しても同じです。支払い方法は、クレジットカード、コンビニ決済、バウチャーの3種類から選択できます。受験料には、試験実施費用、CBTシステム利用料、会場運営費、合格証書発行費用がすべて含まれています。追加料金は一切かかりません。

ITパスポートのCBT方式とは何ですか?

CBT方式とは、Computer Based Testing(コンピュータを使った試験)の略称です。従来の紙の問題用紙を使うペーパーテストとは異なり、パソコンの画面に表示される問題を、マウスやキーボードで解答する試験形式です。ITパスポート試験は2011年からCBT方式を採用しており、全国の試験会場で年間を通じて随時実施されています。試験終了後すぐに結果を確認できることが最大の特徴です。

ITパスポート試験の結果はいつわかりますか?

ITパスポート試験の結果は、試験終了後すぐに画面で確認できます。「試験終了」ボタンをクリックするか、試験時間120分が経過すると、自動的に結果画面が表示されます。総合評価点と3つの分野別評価点(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)が表示され、その場で合否を確認できます。正式な合格証書は、翌月15日頃に郵送されます。

ITパスポートのCBT操作は難しいですか?

ITパスポート試験のCBT操作は、基本的なマウス操作ができれば問題ありません。画面に表示される選択肢をクリックして選ぶだけの簡単な操作です。試験開始前には必ず操作説明があり、練習時間も設けられています。また、IPAの公式サイトから無料でダウンロードできる疑似体験ソフトウェアを使って、事前に操作練習ができます。初めてCBT試験を受ける方でも、事前準備をすれば安心して受験できます。

ITパスポート試験当日に必要な持ち物は何ですか?

ITパスポート試験当日に必要な持ち物は、受験票と顔写真付きの本人確認書類の2点です。本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、学生証(顔写真付き)などが認められています。健康保険証など顔写真のない書類は使用できません。筆記用具やメモ用紙、電卓などは一切持ち込めません。試験に必要なツール(電卓機能など)はすべて画面上に用意されています。スマートフォンや時計、財布などの貴重品は、試験室に入る前にロッカーに預けます。

ITパスポートの受験料は返金されますか?

ITパスポート試験の受験料は、原則として返金されません。ただし、試験日の変更は、試験開始の3日前まで可能です(変更手数料がかかる場合があります)。受験できなくなった場合は、早めに試験日の変更手続きを行うことをおすすめします。ITパスポートの試験日変更方法で、変更手続きの詳細を解説しています。

ITパスポートのCBT方式は初心者でも大丈夫ですか?

はい、ITパスポートのCBT方式は、コンピュータ操作が苦手な初心者でも問題なく受験できます。操作は基本的なマウスクリックのみで、複雑な操作は一切ありません。試験開始前に操作説明と練習時間があるため、その場で操作方法を確認できます。また、IPAの公式サイトから疑似体験ソフトウェアを無料でダウンロードできるため、自宅で何度も操作練習ができます。事前に疑似体験ソフトウェアで練習しておけば、試験当日も安心して受験できます。

まとめ:ITパスポート試験の受験料とCBT方式の特徴

本記事では、ITパスポート試験の受験料とCBT方式について詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。

  1. 受験料は全国一律7,500円(税込):ITパスポート試験の受験料は7,500円で、クレジットカード、コンビニ決済、バウチャーの3種類の支払い方法から選択できます。領収書は利用プラザからダウンロード可能で、経費精算や助成金の申請にも使用できます。
  2. CBT方式で随時受験が可能:ITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)方式を採用しており、全国47都道府県の試験会場で年間を通じて随時実施されています。試験日・会場・時間帯を自由に選択でき、仕事や学校との両立がしやすい試験形式です。
  3. 試験結果を即時確認できる:CBT方式の最大のメリットは、試験終了後すぐに結果を確認できることです。総合評価点と分野別評価点が画面に表示され、その場で合否がわかります。正式な合格証書は翌月15日頃に郵送されますが、試験当日に合格を確認できることは大きな安心材料となります。

ITパスポート試験の受験準備を始めるなら、まずITパスポートの申込方法|受験申込の手順と注意点を解説で受験申込の流れを確認しましょう。また、試験対策にはITパスポート過去問の活用法|入手方法・効果的な解き方を解説で紹介されている過去問題を活用することをおすすめします。

本記事を通じて、ITパスポート試験の受験料とCBT方式の仕組みを理解いただけたはずです。これらの情報を活用して、ITパスポート試験合格に向けて具体的な一歩を踏み出しましょう。

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