FP(ファイナンシャルプランナー)試験を受験したいと考えているあなたへ。「どこで申し込めばいいのか」「日本FP協会ときんざいのどちらを選べばいいのか」という疑問は、各団体の特徴と申し込み手順を理解することで解決できます。
本記事では、FP試験の実施団体の違い、CBT試験と1級試験の申し込み方法、受験料と支払い方法について、具体的な手続きの流れを交えて詳しく解説します。この情報をもとに、FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込みをスムーズに完了させましょう。
- 日本FP協会ときんざいの違いと選び方
- CBT試験と1級試験の具体的な申し込み手順
- 受験料の詳細と支払い方法
- 申し込み期間と締め切りの注意点
- 実施団体は2つあるが取得資格は同じ:FP(ファイナンシャルプランナー)試験は日本FP協会ときんざいの2団体で実施されており、どちらで受験しても取得できる資格は同じFP技能士です。実技試験の科目で選択することが一般的です。
- 3級・2級はCBT試験で随時受験可能:FP3級とFP2級はCBTソリューションズのCBT試験を利用でき、インターネットで随時申し込みが可能です。申し込みから最短3日後に受験できるため、学習の進捗に合わせて柔軟に受験日を設定できます。
- 1級試験は年3回の指定期間のみ申し込み:FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は年3回の試験日が設定されており、各試験日の約2〜3ヶ月前の指定期間にのみ申し込みが可能です。早めのスケジュール確認が重要となります。
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FP(ファイナンシャルプランナー)試験の実施団体と申し込み先
FP試験の申し込みを始める前に、まず実施団体の違いを理解することが重要です。日本には2つの実施団体があり、それぞれ特徴が異なります。
日本FP協会ときんざいの2団体
FP(ファイナンシャルプランナー)試験は、日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2つの団体が実施しています。どちらの団体も厚生労働大臣の指定を受けた試験実施機関で、同じFP技能検定を行っています。
日本FP協会は、AFP・CFP資格の認定も行う団体で、FP資格の普及と教育に力を入れています。一方、きんざいは金融機関向けの教育・研修を中心に行う団体で、長年にわたりFP技能検定を実施してきた実績があります。
受験申請はそれぞれの団体の公式サイトから行います。日本FP協会は「マイページ」システム、きんざいは「受検者ページ」システムを使用しており、インターネット申請が基本となります。
どちらで受験しても取得資格は同じ
重要なポイントとして、日本FP協会ときんざいのどちらで受験しても、取得できる資格は同じ「FP技能士」です。学科試験の内容も共通で、3級FP技能士、2級FP技能士、1級FP技能士という国家資格に違いはありません。
合格証書には実施団体名が記載されますが、資格そのものの価値や有効性に差はなく、履歴書にも同じ「○級FP技能士」と記載できます。企業や金融機関での評価も、どちらの団体で取得しても同等です。
ただし、日本FP協会でFP2級に合格するとAFP資格の認定を受けられる点が異なります。AFP資格を目指す場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)協会での受験を選択する必要があります。
実技試験の科目で団体を選ぶ
実務的には、実技試験の選択科目によって受験団体を決めることが一般的です。学科試験は共通ですが、実技試験は各団体が独自の科目を設定しています。
日本FP協会の実技試験は、FP3級が「資産設計提案業務」、FP2級も「資産設計提案業務」の1科目のみです。包括的なライフプランニングに焦点を当てた内容で、個人向けのFP業務を想定しています。
きんざいの実技試験は選択肢が豊富で、FP3級は「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」、FP2級は「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」から選択できます。金融機関での実務に即した科目設定となっており、業務内容に合わせて選べる点が特徴です。
自分の職種や将来のキャリアプランに合わせて、適切な実技科目を提供している団体を選択しましょう。FP試験の制度と全体像では、学科試験と実技試験の詳細について解説しています。
FP試験の実施団体に関してもっと詳しい記事はこちら
FP(ファイナンシャルプランナー)試験とは?試験制度・受験資格・学科試験と実技試験の全体像を解説
FP(ファイナンシャルプランナー)3級・2級のCBT試験申し込み方法
FP3級とFP2級は、従来のペーパー試験に加えて、CBT試験での受験が可能になりました。ここでは、CBT試験の申し込み方法について詳しく解説します。
CBTソリューションズでの申し込み
FP(ファイナンシャルプランナー)3級とFP2級のCBT試験は、株式会社CBTソリューションズが運営する「CBT-Solutions」システムを通じて申し込みます。CBT試験は、全国のテストセンターに設置されたコンピュータを使って受験する方式です。
CBTソリューションズは、日本FP協会ときんざいの両団体と提携しており、どちらの団体の試験もCBTソリューションズのサイトから申し込みます。まずCBTソリューションズの公式サイトにアクセスし、受検者ページアカウントを作成することから始めます。
アカウント作成には、メールアドレス、氏名、生年月日、住所などの基本情報が必要です。登録したメールアドレスに確認メールが届くため、受信できるアドレスを使用しましょう。
インターネット申請のみ(随時受付)
CBT試験の大きな特徴は、インターネット申請のみで、年間を通じて随時受け付けている点です。従来のペーパー試験のように試験日が年3回に限定されることがなく、自分の都合に合わせて受験日を選択できます。
申し込みは24時間いつでも可能で、受検者ページにログインして希望する試験日時とテストセンターを選択するだけです。FP試験の学習が進んで準備ができたタイミングで、柔軟に受験申請できます。
郵送申請は受け付けておらず、全ての手続きがオンラインで完結します。そのため、インターネット環境とクレジットカードまたはコンビニ決済の準備が必要です。
申し込みから3日後に受験可能
CBT試験のもう一つの利点は、申し込みから受験までの期間が短いことです。最短で申し込み日の3日後から受験が可能で、急いで資格取得が必要な場合にも対応できます。
例えば、月曜日に申し込みをした場合、木曜日には受験できます。ただし、テストセンターの空き状況によっては希望する日時が予約できない場合もあるため、余裕を持った計画が推奨されます。
一方で、申し込み後も試験日の3日前までは予約の変更が可能です。予定が変わった場合や、もう少し学習時間が欲しい場合には、無料で日時を変更できます。この柔軟性が、FP(ファイナンシャルプランナー)試験のCBT方式の大きなメリットとなっています。FP試験のCBT方式では、CBT試験の詳細な特徴と対策方法を解説しています。
FP試験のCBT方式に関してもっと詳しい記事はこちら
FP試験のCBT方式とは?ネット試験のメリット・申し込み方法・対策のポイント
FP(ファイナンシャルプランナー)3級・2級のCBT申し込み手順
CBT試験の具体的な申し込み手順を、ステップごとに詳しく説明します。初めての方でもスムーズに申し込みができるよう、各段階のポイントを押さえましょう。
受検者ページアカウントの作成
まず、CBTソリューションズの公式サイトにアクセスし、「新規登録」から受検者ページアカウントを作成します。アカウント作成は無料で、FP試験だけでなく他の資格試験にも利用できます。
登録に必要な情報は以下の通りです:
- メールアドレス(ログインIDとして使用)
- パスワード(8文字以上の英数字)
- 氏名(漢字・フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号・住所
- 電話番号
登録したメールアドレスに確認メールが届くため、記載されたURLをクリックして本登録を完了させます。このアカウント情報は、受験票の代わりとなる重要な情報なので、ログイン情報は忘れないようメモしておきましょう。
試験日時とテストセンターの選択
アカウント作成後、受検者ページにログインして試験の申し込みを開始します。まず受験したい試験を選択します。FP(ファイナンシャルプランナー)試験の場合、「FP技能検定3級(CBT)」または「FP技能検定2級(CBT)」を選び、日本FP協会ときんざいのどちらで受験するかを選択します。
次に、実技試験の科目を選択します。日本FP協会は「資産設計提案業務」のみ、きんざいは複数の科目から選択できます。科目選択は慎重に行いましょう。
その後、受験日時を選択します。カレンダーから希望する日付をクリックすると、その日に予約可能な時間帯が表示されます。自分の都合に合わせて、学科試験と実技試験の日時を選びます(別日での受験も可能)。
最後に、受験したいテストセンターを選択します。全国の主要都市にテストセンターがあり、自宅や職場から通いやすい場所を選べます。各センターの所在地、アクセス方法、設備情報を確認してから決定しましょう。
受験料の支払い(クレジット・コンビニ決済)
試験日時とテストセンターの選択が完了したら、受験料の支払いに進みます。CBT試験の受験料は、学科試験と実技試験を合わせて、FP3級が8,000円、FP2級が11,700円です。
支払い方法は以下の2つから選択できます:
クレジットカード決済
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubが利用可能です。決済は即時に完了し、申し込み手続きもすぐに確定します。最も一般的で便利な支払い方法です。
コンビニ決済・Pay-easy
クレジットカードを持っていない場合は、コンビニエンスストアでの現金払いや、銀行ATMでのPay-easy決済が利用できます。支払い番号が発行されるため、指定された期限内にコンビニまたは銀行ATMで支払いを完了させます。支払い確認後、申し込みが確定します。
支払いが完了すると、登録したメールアドレスに受験票の代わりとなる「予約完了メール」が届きます。このメールには受験番号や試験会場の詳細が記載されているため、必ず保存しておきましょう。
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FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験の申し込み方法
FP1級試験は、3級・2級とは異なり、CBT試験ではなく年3回の統一試験日で実施されます。申し込み方法も異なるため、しっかりと確認しましょう。
1級学科試験の申し込み(きんざいのみ)
FP(ファイナンシャルプランナー)1級の学科試験は、きんざい(金融財政事情研究会)のみが実施しています。日本FP協会では1級学科試験を実施していないため、必ずきんざいで申し込む必要があります。
きんざいの公式サイトから「受検手続き」ページにアクセスし、1級FP技能検定の学科試験を選択します。初めて申し込む場合は、きんざいの受検者情報を新規登録する必要があります。
申し込みにはインターネット申請と郵送申請の2つの方法があります。インターネット申請の場合は、受検申請システムにログインして必要事項を入力し、受験料をクレジットカードまたはコンビニ決済で支払います。郵送申請の場合は、受検申請書を取り寄せて記入し、受験料を払込票で入金した後、書類をきんざいに郵送します。
FP1級学科試験には受験資格があり、2級FP技能士合格者またはFP実務経験5年以上が必要です。申し込み時に受験資格を証明する情報の入力が求められます。
1級実技試験の申し込み(FP協会・きんざい)
FP1級の実技試験は、日本FP協会ときんざいの両方で実施されていますが、試験内容が大きく異なります。自分に合った試験を選択しましょう。
日本FP協会のFP1級実技試験は「資産設計提案業務」で、口頭試問形式で実施されます。面接官と対面で、与えられた事例について口頭で説明し、質疑応答を行います。実務経験を重視した試験内容です。
きんざいのFP1級実技試験は「資産相談業務」で、筆記試験形式(記述式)です。設例に基づいて具体的な解答を記述する形式で、より理論的な知識が問われます。
どちらの実技試験も、それぞれの団体の公式サイトから申し込みます。申し込み手順は学科試験と同様で、インターネット申請または郵送申請が可能です。実技試験の受験資格には、FP1級学科試験の合格が必要です(学科試験と同日に実技試験を申し込むことはできません)。
申し込み期間(年3回の指定期間)
FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は、年3回(5月、9月、1月)の試験日が設定されており、各試験日の約2〜3ヶ月前に申し込み期間が設けられています。この指定期間内にのみ申し込みが可能で、期間外の申し込みはできません。
例えば、5月試験の場合、申し込み期間は通常3月中旬から4月初旬です。9月試験は7月中旬から8月初旬、1月試験は11月中旬から12月初旬が申し込み期間となります(年度により変動する可能性があります)。
申し込み開始日と締め切り日は、きんざいと日本FP協会の公式サイトで事前に発表されます。FP1級試験は受験者数が限られているため、早めに申し込むことをおすすめします。特にインターネット申請の場合、締め切り日は午後5時や午後11時59分など、時間まで指定されているため注意が必要です。
郵送申請の場合は、締め切り日の消印有効となることが一般的です。ただし、配達の遅延リスクを考慮して、余裕を持って投函しましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の受験料と支払い方法
FP試験の受験料は級によって異なり、学科試験と実技試験を合わせた金額で設定されています。支払い方法も複数あるため、自分に合った方法を選択しましょう。
3級:8,000円、2級:11,700円、1級:8,900円~
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の受験料(税込)は以下の通りです:
FP3級(CBT試験)
- 学科試験・実技試験セット:8,000円
- 学科試験のみ:4,000円
- 実技試験のみ:4,000円
FP2級(CBT試験)
- 学科試験・実技試験セット:11,700円
- 学科試験のみ:5,700円
- 実技試験のみ:6,000円
FP1級
- 学科試験:8,900円(きんざいのみ)
- 実技試験(日本FP協会):20,000円
- 実技試験(きんざい):25,000円~(選択科目による)
CBT試験の場合、学科試験と実技試験を別々の日に受験することも可能ですが、セットで申し込むほうが手続きが簡単です。また、学科試験のみ合格した場合、次回は実技試験のみを申し込むこともできます(部分合格の有効期限内)。
FP1級実技試験は高額ですが、これは口頭試問や記述式試験の実施コスト、面接官の配置などが理由です。FP試験の最高峰として、それに見合った価値のある資格です。
クレジットカード決済
最も一般的な支払い方法がクレジットカード決済です。CBT試験、統一試験(ペーパー試験)のどちらでも利用でき、決済が即座に完了するため、申し込み手続きがスムーズに進みます。
利用可能なクレジットカードブランドは、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなどです。本人名義のカードだけでなく、家族カードも使用できます(未成年者が受験する場合、保護者のカードで支払うことも可能)。
クレジットカード決済のメリットは、24時間いつでも支払いができる点、ポイントが貯まる点、支払い履歴が残る点などです。申し込み締め切り直前でも、インターネット環境があればすぐに決済できます。
セキュリティ面でも、各決済システムは暗号化通信を使用しており、カード情報は安全に保護されています。ただし、決済後のキャンセルには制約があるため、受験日や科目の選択は慎重に行いましょう。
コンビニ/銀行ATM(Pay-easy)
クレジットカードを持っていない方や、現金で支払いたい方には、コンビニ決済やPay-easyが便利です。
コンビニ決済
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップなどの主要コンビニで支払いができます。申し込み時に支払い番号が発行されるため、コンビニの端末(マルチコピー機など)で番号を入力し、レジで現金払いします。支払い期限は通常、番号発行から数日以内に設定されています。
Pay-easy(ペイジー)
銀行ATMやインターネットバンキングから支払う方法です。収納機関番号、納付番号、確認番号が発行されるため、ATM画面の「Pay-easy」メニューから各番号を入力して支払います。多くの銀行が対応しており、手数料も比較的安価です。
コンビニ決済とPay-easyのメリットは、クレジットカードが不要で現金払いができる点です。ただし、支払い完了まで時間がかかるため、申し込み締め切り直前には注意が必要です。支払い確認後に申し込みが確定するため、支払い期限内に必ず手続きを完了させましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)試験申し込み時の必要情報
FP試験の申し込みには、いくつかの必要情報を正確に入力する必要があります。事前に準備しておくことで、スムーズに申し込み手続きを進められます。
個人情報の入力
申し込みに必要な基本的な個人情報は以下の通りです:
- 氏名(漢字・フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号・住所
- 電話番号(携帯電話番号が推奨)
- メールアドレス
氏名は、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)と完全に一致する表記で入力する必要があります。旧字体や異体字がある場合は注意しましょう。試験当日、受験票と本人確認書類の氏名が一致しないと、受験できない可能性があります。
メールアドレスは、受験票や重要な連絡を受け取るために使用されます。確実に受信できるアドレスを登録し、迷惑メール設定でブロックされないよう事前に確認しておきましょう。ドメイン指定受信を設定している場合は、CBTソリューションズ、日本FP協会、きんざいのドメインを許可する必要があります。
住所は正確に入力してください。特に郵送で受験票や合格証書が届く場合、住所が不正確だと受け取れない可能性があります。
受験資格に関する情報(2級・1級)
FP(ファイナンシャルプランナー)2級とFP1級には受験資格があり、申し込み時に該当する受験資格を選択・入力する必要があります。
FP2級の受験資格(以下のいずれか)
- FP3級技能検定合格者
- AFP認定研修修了者
- FP実務経験2年以上
FP3級合格者の場合、合格証書番号の入力を求められることがあります。合格証書を手元に用意しておきましょう。AFP認定研修修了者の場合、研修修了証明書の番号が必要です。実務経験者の場合、勤務先や業務内容の情報を入力します。
FP1級の受験資格(学科試験)
- FP2級技能検定合格者
- FP実務経験5年以上
- CFP認定者、CFP資格審査試験合格者
FP1級の受験資格(実技試験)
- FP1級学科試験合格者
受験資格を満たしていない場合、申し込みが受理されないか、試験当日に受験できない可能性があります。受験資格については、FP2級の受験資格で詳しく解説していますので、不安な方は事前に確認しておきましょう。
実技試験の科目選択
FP試験では、学科試験に加えて実技試験の科目を選択する必要があります。一度選択した科目は、原則として変更できないため、慎重に選びましょう。
日本FP協会の実技科目
- FP3級:資産設計提案業務
- FP2級:資産設計提案業務
- FP1級:資産設計提案業務(口頭試問形式)
日本FP協会は各級とも1科目のみのため、選択に迷うことはありません。個人向けの総合的なライフプランニングをテーマとした試験内容です。
きんざいの実技科目
- FP3級:個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務
- FP2級:個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務、中小事業主資産相談業務
- FP1級:資産相談業務(記述式)
きんざいは複数の科目から選択できます。金融機関に勤務している場合、業務内容に合わせた科目を選ぶのが一般的です。例えば、生命保険会社勤務なら「生保顧客資産相談業務」、損害保険会社なら「損保顧客資産相談業務」といった具合です。
個人で受験する場合や特定の業務に縛られない場合は、「個人資産相談業務」が最も汎用的で、幅広い知識が身につきます。科目選択に迷う場合は、過去問を確認して自分に合った内容を選びましょう。
FP2級の受験資格に関してもっと詳しい記事はこちら
FP2級の受験資格|3級保持者・実務経験者・認定研修修了者の条件を解説
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み期間と締め切り
FP試験の申し込み期間は、試験方式や級によって異なります。計画的に申し込むために、各試験の申し込みスケジュールを把握しておきましょう。
CBT試験は随時申し込み可能(3級・2級)
FP(ファイナンシャルプランナー)3級とFP2級のCBT試験は、年間を通じて随時申し込みが可能です。特定の申し込み期間や締め切りがなく、自分の都合に合わせていつでも受験申請できる点が大きな利点です。
CBTソリューションズの受検者ページから、24時間365日いつでも申し込みができます。学習が進んで準備ができたタイミングで申し込めるため、無理なくスケジュールを組むことができます。
ただし、テストセンターの空き状況によっては、希望する日時が予約できない場合があります。特に土日や祝日、夕方以降の時間帯は人気が高く、早めに予約が埋まる傾向にあります。希望する日時がある場合は、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
また、年末年始やゴールデンウィークなど、テストセンターが休業する期間もあります。受験を希望する時期の営業状況を事前に確認しておきましょう。
1級試験の申し込み期間
FP1級試験は、年3回の試験日(5月、9月、1月)が設定されており、各試験日の約2〜3ヶ月前に申し込み期間が設けられています。
一般的な申し込みスケジュール
- 5月試験:3月中旬~4月上旬
- 9月試験:7月中旬~8月上旬
- 1月試験:11月中旬~12月上旬
具体的な日程は年度によって異なるため、きんざいと日本FP協会の公式サイトで最新情報を確認する必要があります。通常、試験日の3〜4ヶ月前には次回試験の詳細が発表されます。
インターネット申請と郵送申請では、締め切り日が異なる場合があります。インターネット申請のほうが締め切りが遅く設定されていることが多いため、ギリギリになった場合はインターネット申請を選ぶとよいでしょう。
FP1級試験は年3回しか実施されないため、申し込みを逃すと次の機会まで数ヶ月待つことになります。受験を予定している場合は、早めに申し込みスケジュールを確認し、カレンダーに登録しておくことをおすすめします。
申し込み締め切りの注意点
申し込み締め切りに関して、いくつか重要な注意点があります。
インターネット申請の締め切り時刻
インターネット申請の場合、締め切り日の時刻まで指定されています。多くの場合、午後5時や午後11時59分が締め切りです。日付だけでなく時刻も確認し、余裕を持って申し込みを完了させましょう。
締め切り日当日は、システムにアクセスが集中してサーバーが混雑する可能性があります。最終日ギリギリではなく、可能な限り早めに申し込むことをおすすめします。
郵送申請の消印有効
郵送申請の場合、締め切り日の消印有効となることが一般的です。つまり、締め切り日当日に郵便局で投函すれば、配達が数日後になっても受理されます。
ただし、配達の遅延や書類不備のリスクを考慮すると、余裕を持って投函するほうが安全です。できれば締め切り日の1週間前までには投函しましょう。
受験料支払いの期限
コンビニ決済やPay-easyを選択した場合、支払い番号の有効期限にも注意が必要です。申し込み手続きをしても、支払い期限内に入金しないと申し込みが無効になります。
支払い期限は通常、番号発行から数日以内に設定されています。申し込み後は速やかに支払いを完了させましょう。FP試験の年間スケジュールでは、試験日程と申し込み期間の詳細を解説していますので、併せて参考にしてください。
FP試験日程に関してもっと詳しい記事はこちら
FP(ファイナンシャルプランナー)試験日程|年3回の試験スケジュールと申し込み期間を完全ガイド
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の受験票について
FP試験の受験票の扱いは、試験方式によって異なります。それぞれの特徴を理解して、試験当日に備えましょう。
CBT試験では受験票不要
FP(ファイナンシャルプランナー)3級とFP2級のCBT試験では、従来のような紙の受験票は発行されません。申し込み完了後に送られてくる「予約完了メール」が受験票の代わりとなります。
予約完了メールには、以下の重要情報が記載されています:
- 受験番号
- 試験日時
- テストセンター名と住所
- 試験科目(学科・実技)
- 注意事項
このメールを印刷して持参するか、スマートフォンで表示できるようにしておくと安心です。ただし、メールの提示は必須ではなく、本人確認書類があれば受験できます。
テストセンターでは、受付で本人確認書類を提示し、受験番号を伝えることで手続きができます。受験番号は予約完了メールに記載されているため、事前に確認しておきましょう。
本人確認書類の持参が必須
CBT試験、統一試験(ペーパー試験)のいずれの場合も、本人確認書類の持参が必須です。本人確認書類がないと、受験票があっても受験できません。
有効な本人確認書類(原本のみ有効)
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 学生証(顔写真付き)
- 社員証(顔写真付き)
- 在留カード、特別永住者証明書
コピーや写真は認められません。必ず原本を持参してください。また、有効期限内のものである必要があります。期限切れの運転免許証やパスポートは使用できないため注意しましょう。
学生証や社員証を使用する場合、顔写真が鮮明に写っており、氏名と生年月日が明記されている必要があります。名札や仮証明書では本人確認書類として認められない場合があるため、公的な身分証明書を持参することをおすすめします。
試験当日、本人確認書類を忘れた場合は受験できません。前日に必ず確認し、当日も出発前にもう一度チェックしましょう。
1級試験の受験票発送
FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験(統一試験)の場合、紙の受験票が郵送で届きます。申し込み締め切りから約1〜2週間後、試験日の約2週間前までに発送されることが一般的です。
受験票には、受験番号、試験日時、試験会場の詳細、注意事項などが記載されています。受験票が届いたら、以下の点を必ず確認しましょう:
- 氏名・生年月日が正しいか
- 受験する級と科目が正しいか
- 試験会場の場所(事前に下見できると安心)
- 集合時間と受付時間
受験票に記載されている氏名が本人確認書類と一致しない場合、試験前に実施団体に連絡して訂正してもらう必要があります。
もし試験日の1週間前になっても受験票が届かない場合は、すぐにきんざいまたは日本FP協会に連絡してください。再発行手続きが必要になる場合があります。
試験当日は、受験票と本人確認書類の両方を必ず持参してください。FP試験の持ち物では、受験票以外に必要な持ち物についても詳しく解説しています。
FP試験の持ち物に関してもっと詳しい記事はこちら
FP試験当日の持ち物リスト|必須の持ち物・電卓の選び方・忘れ物対策
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み変更・キャンセル
申し込み後に予定が変わった場合、変更やキャンセルができるかどうかは試験方式によって異なります。各試験の変更ポリシーを理解しておきましょう。
CBT試験の変更手続き(3日前まで)
FP(ファイナンシャルプランナー)3級とFP2級のCBT試験は、試験日の3日前まで無料で日時とテストセンターの変更が可能です。この柔軟性がCBT試験の大きなメリットの一つです。
変更手順
- CBTソリューションズの受検者ページにログイン
- 「予約の確認・変更」メニューを選択
- 変更したい試験を選び、新しい日時とテストセンターを選択
- 変更内容を確認して完了
変更は何度でも可能で、追加料金は発生しません。ただし、新しい希望日時に空きがある場合に限られます。人気の日時は早めに埋まってしまうため、変更を決めたら早めに手続きすることをおすすめします。
試験日の2日前以降は変更ができなくなります。例えば、土曜日の試験の場合、木曜日の23時59分までが変更期限です。期限を過ぎると、欠席扱いとなり受験料は返金されません。
学科試験と実技試験を別々の日に予約している場合、それぞれ個別に変更手続きが必要です。片方だけ変更することもできます。
キャンセル・返金ポリシー
FP試験のキャンセルと返金については、以下のポリシーが適用されます。
CBT試験の場合
試験日の3日前までであれば、受験をキャンセルして別の日時に変更することはできますが、受験料の返金は原則として行われません。つまり、一度支払った受験料を払い戻すことはできず、日時変更という形で対応することになります。
体調不良や緊急の予定など、どうしても受験できない場合は、キャンセルではなく延期(日時変更)を選択しましょう。期限内に変更手続きをすれば、受験料を無駄にせずに済みます。
1級試験(統一試験)の場合
きんざいと日本FP協会の統一試験(ペーパー試験)は、申し込み後のキャンセルや返金は一切受け付けていません。一度支払った受験料は、いかなる理由があっても返金されないため、申し込み時は慎重に日程を確認する必要があります。
やむを得ない事情(入院、災害など)がある場合でも、原則として返金はありません。受験できなかった場合は欠席扱いとなり、次回試験を受験する場合は再度受験料を支払う必要があります。
申し込み内容の修正方法
申し込み時に入力した個人情報や試験科目に誤りがあった場合の修正方法は、試験方式によって異なります。
CBT試験の場合
受検者ページから、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報は自分で修正できます。ただし、氏名を変更する場合は本人確認書類との整合性に注意してください。
試験科目(学科・実技の選択)や受験団体(日本FP協会・きんざい)の変更は、一度申し込みをキャンセルして新規に申し込み直す必要があります。試験日の3日前までであれば、この方法で実質的な変更が可能です。
1級試験(統一試験)の場合
申し込み内容に誤りがある場合、実施団体(きんざいまたは日本FP協会)に電話で連絡して修正を依頼する必要があります。受験票が発送される前であれば修正が可能ですが、発送後の修正は困難になります。
特に、氏名や生年月日など、本人確認に関わる重要な情報に誤りがあった場合は、すぐに連絡してください。受験票の再発行が必要になる場合もあります。
試験科目の変更は原則として認められません。申し込み時に十分確認してから手続きを完了させましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の団体申し込み
FP試験は個人での申し込みだけでなく、企業や学校単位での団体申し込みも可能です。複数人で受験する場合、団体申し込みを検討してみましょう。
企業・学校での団体受験
FP(ファイナンシャルプランナー)試験の団体受験は、金融機関や保険会社、専門学校などで広く活用されています。企業の人材育成プログラムの一環として、また学校のカリキュラムの一部として、組織的にFP資格取得を推進する場合に便利な制度です。
団体受験には、主に以下のようなメリットがあります。まず、申し込み手続きを団体の担当者が一括で行えるため、受験者個人の手間が軽減されます。企業の人事部や学校の事務局が取りまとめることで、効率的に多数の受験申請を処理できます。
また、団体として受験することで、組織全体の資格取得状況を管理しやすくなります。合格率や受験者数を把握し、今後の研修計画や教育方針に反映させることができます。
団体受験の場合でも、試験内容や合格基準は個人受験と全く同じです。団体だからといって試験が易しくなることはなく、公平な条件で受験できます。
団体申し込みの条件と手続き
団体申し込みを利用するには、一定の条件を満たす必要があります。
団体申し込みの基本条件
- 同一の団体(企業・学校)から10名以上の受験者がいること
- 団体の代表者または担当者が一括して申し込み手続きを行うこと
- 受験料の支払いも団体でまとめて行うこと
団体申し込みの具体的な手順は以下の通りです:
- 事前登録:初めて団体申し込みを行う場合、まず団体登録が必要です。きんざいまたは日本FP協会の団体受験担当窓口に連絡し、団体情報を登録します。
- 申し込み書類の準備:団体受験申込書に、受験者全員の氏名、生年月日、受験級、実技科目などを記入します。通常、Excel形式のテンプレートが提供されます。
- 受験料の納付:団体全体の受験料をまとめて支払います。支払い方法は銀行振込が一般的で、振込先は実施団体から指定されます。
- 受験票の受領:受験票は団体の担当者宛てにまとめて郵送されます。担当者が各受験者に配布する形となります。
団体申し込みの場合、申し込み期間や締め切りは個人申し込みと同じですが、書類の取りまとめに時間がかかるため、個人申し込みよりも早めに準備を始める必要があります。
団体割引の有無
FP(ファイナンシャルプランナー)試験では、残念ながら団体割引制度は設けられていません。団体で申し込んでも、受験料は個人で申し込む場合と同額です。
多くの資格試験では団体受験に割引が適用されることがありますが、FP技能検定は国家資格であり、受験料は法令に基づいて設定されているため、団体割引は実施されていません。
ただし、企業によっては、資格取得支援制度として受験料を会社が負担する場合があります。また、合格者に対して報奨金や資格手当を支給する企業も多く見られます。所属する企業にそのような制度があるか、人事部や教育担当部署に確認してみるとよいでしょう。
学校の場合も、授業料や諸経費の中に受験料が含まれていることがあります。学校によって対応が異なるため、事務局に問い合わせてみましょう。
団体受験は受験料の割引はありませんが、手続きの一元化や組織的な資格取得推進という点で大きなメリットがあります。企業や学校で複数人が受験する場合は、積極的に活用することをおすすめします。
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FP(ファイナンシャルプランナー)試験申し込みに関連するよくある質問(FAQ)
FP試験の申し込みについて、受験者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。疑問点があれば参考にしてください。
Q. FP試験はいつから申し込みできますか?
FP(ファイナンシャルプランナー)3級と2級のCBT試験は、年間を通じて随時申し込みが可能です。特定の申し込み開始日はなく、いつでもCBTソリューションズのサイトから受験申請できます。最短で申し込み日の3日後から受験できるため、学習の進捗に合わせて柔軟にスケジュールを組めます。
FP1級試験は年3回(5月、9月、1月)実施され、各試験日の約2〜3ヶ月前に申し込み期間が設定されます。例えば5月試験は3月中旬から4月上旬が申し込み期間となります。詳しい日程はきんざいと日本FP協会の公式サイトで確認してください。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)試験は日本FP協会ときんざいのどちらで申し込むべきですか?
基本的には、実技試験の科目で選ぶことをおすすめします。日本FP協会は「資産設計提案業務」のみで、個人向けの総合的なライフプランニングを扱います。きんざいは「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」など複数の科目があり、金融機関での実務に即した内容です。
どちらで受験しても取得できるFP技能士資格は同じです。ただし、日本FP協会でFP2級に合格するとAFP資格の認定を受けられるため、AFP取得を目指す場合は日本FP協会を選択しましょう。自分の仕事内容やキャリアプランに合わせて決めることが大切です。
Q. FP試験の申し込みに必要な書類はありますか?
CBT試験の場合、申し込みに特別な書類は必要ありません。インターネット上で個人情報を入力するだけで申し込みが完了します。ただし、FP2級やFP1級には受験資格があるため、FP3級の合格証書番号やAFP認定研修の修了証明書番号などの情報が必要になる場合があります。これらの書類を手元に用意しておくとスムーズです。
試験当日は、本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の原本が必須です。本人確認書類がないと受験できないため、必ず持参してください。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み後に変更できますか?
CBT試験の場合、試験日の3日前まで無料で日時とテストセンターの変更が可能です。受検者ページから何度でも変更できるため、予定が変わっても柔軟に対応できます。ただし、試験科目や受験団体の変更はできないため、一度キャンセルして新規に申し込み直す必要があります。
FP1級試験(統一試験)の場合、申し込み後の日時変更やキャンセルは原則としてできません。受験料の返金もないため、申し込み時は慎重に日程を確認しましょう。個人情報の修正が必要な場合は、実施団体に電話で連絡してください。
Q. FP試験の受験料はいくらですか?
FP3級のCBT試験は8,000円(学科・実技セット)、FP2級は11,700円です。学科試験のみ、実技試験のみの受験も可能で、その場合の受験料はそれぞれ異なります。
FP(ファイナンシャルプランナー)1級試験は、学科試験が8,900円、実技試験が20,000円(日本FP協会)または25,000円~(きんざい)です。1級実技試験は口頭試問や記述式試験のコストが反映されており、他の級より高額になっています。
支払い方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済、Pay-easyから選択できます。
Q. FP(ファイナンシャルプランナー)3級と2級を同時に申し込めますか?
FP3級とFP2級を同時に申し込むことは可能ですが、実務的にはおすすめしません。FP2級には受験資格があり、原則としてFP3級合格者でなければ受験できないためです(AFP認定研修修了者や実務経験者は除く)。
もしFP3級に合格してからFP2級を受験する場合、CBT試験であれば3級合格後すぐに2級の申し込みができます。年間を通じて受験可能なため、3級合格を確認してから2級を申し込むほうが確実です。
ただし、AFP認定研修を修了している場合やFP実務経験がある場合は、FP3級を飛ばしてFP2級から受験することも可能です。
Q. FP試験の申し込み期限を過ぎた場合はどうなりますか?
CBT試験の場合、特定の申し込み期限はなく随時受け付けているため、期限を過ぎるということはありません。ただし、テストセンターの予約が埋まっている場合は、希望する日時で受験できないことがあります。
FP1級試験(統一試験)の場合、申し込み期限を過ぎると、その回の試験は受験できません。次回の試験まで数ヶ月待つ必要があります。例えば5月試験の申し込み期限を過ぎた場合、次の受験機会は9月試験となります。年3回しか実施されないため、申し込み期限は必ず守りましょう。
申し込みを忘れないよう、試験スケジュールをカレンダーに登録したり、リマインダーを設定したりすることをおすすめします。
まとめ:FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込みをスムーズに行おう
本記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み方法について詳しく解説しました。重要なポイントを改めて確認しましょう。
- 実施団体の選択:日本FP協会ときんざいの2団体があり、どちらで受験しても取得資格は同じFP技能士です。実技試験の科目内容で選ぶのが一般的で、AFP資格を目指す場合は日本FP協会を選択する必要があります。
- CBT試験の柔軟性:FP3級とFP2級はCBT試験で随時受験でき、申し込みから最短3日後に受験可能です。試験日の3日前まで無料で日時変更もできるため、学習の進捗に合わせて柔軟にスケジュールを組めます。
- 1級試験の計画性:FP1級試験は年3回のみ実施され、各試験日の約2〜3ヶ月前に申し込み期間が設定されています。申し込み後の変更やキャンセルができないため、早めのスケジュール確認と計画的な申し込みが重要です。
FP試験の申し込み方法を理解できたら、次は受験に向けた学習準備を始めましょう。FP試験の効果的な勉強法とFP試験のおすすめテキストを参考に、計画的に学習を進めることをおすすめします。また、試験当日の準備についてはFP試験の持ち物で詳しく解説しています。
本記事を通じて、FP(ファイナンシャルプランナー)試験の申し込み手順、必要な情報、注意点を理解いただけたはずです。これらの情報を活用して、スムーズに申し込みを完了させ、FP資格取得に向けて一歩を踏み出しましょう。
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