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司法書士試験の申し込み方法|期間・手数料・必要書類を詳しく解説

司法書士試験を受験したいけれど、申し込み方法がよく分からないと悩んでいませんか?試験の申し込みは年に1回しかなく、期間を逃すと1年待つことになります。また、必要書類の不備や手続きのミスで受験できないケースも実際に発生しています。

本記事では、司法書士試験の申し込みについて、インターネット申込と郵送申込の2つの方法を詳しく解説します。申込期間や受験手数料、必要書類など、受験に必要な情報を網羅的にお伝えします。

この記事でわかること
  • 司法書士試験の2つの申込方法(インターネット・郵送)の違いとメリット
  • 司法書士試験の申込期間と2025年のスケジュール
  • 司法書士試験のインターネット申込の具体的な手順と決済方法
  • 司法書士試験の郵送申込に必要な書類と送付方法
  • 司法書士試験の受験手数料8,000円の支払い方法
  • 司法書士試験の申し込みに必要な本人確認書類と証明写真の規格
特に注目すべきポイント

申込期間は例年5月の約2週間のみ:司法書士試験の申込期間は例年5月初旬から中旬の約2週間に限定されており、この期間を逃すと1年間受験できません。2025年の試験に向けて、4月中には必要書類の準備を始めておく必要があります。特にインターネット申込は最終日の午後5時で締め切られるため、余裕を持った手続きが求められます。

インターネット申込なら24時間受付で便利:インターネット申込は平日の日中に時間が取れない方でも、24時間いつでも手続きが可能です。受験手数料の決済もクレジットカードやコンビニ決済で完了し、受験票も郵送より早く届きます。2024年度の申込者の約65%がインターネット申込を利用しており、主流の申込方法となっています。

必要書類の不備で受験できないケースも:司法書士試験の申し込みでは、証明写真の規格違反や本人確認書類の有効期限切れなど、些細なミスで受験できないケースが毎年発生しています。特に氏名や住所に変更がある場合は、本人確認書類との整合性が厳しくチェックされます。本記事で紹介するチェックリストを活用して、確実な手続きを進めましょう。

本記事と他記事の違い

本記事では、司法書士試験の申し込み手続きに特化して詳しく解説しています。司法書士試験の詳細が試験全体の概要を扱うのに対し、本記事は申込方法の具体的な手順や注意点を実務的に説明します。

目次

司法書士試験の申し込み方法とは?2つの申込方法を解説

司法書士試験の申し込みには、インターネットと郵送の2つの方法があります。どちらも正式な申込方法として認められていますが、それぞれに異なるメリットと注意点があります。

自分のライフスタイルや状況に合わせて、最適な申込方法を選ぶことが大切です。

司法書士試験の申し込み方法は2種類

司法書士試験の申込方法は、インターネット申込と郵送申込の2種類です。

インターネット申込は、法務省が運営する司法書士試験専用の申込サイトから手続きを行います。パソコンやスマートフォンがあれば、自宅や外出先からでも申し込みが可能です。申込期間中は24時間いつでもアクセスでき、入力内容の確認や修正も簡単にできます。

郵送申込は、法務局または地方法務局で配布される受験願書を入手し、必要事項を記入して郵送する方法です。インターネット環境がない方や、紙の書類で確実に手続きしたい方に適しています。ただし受験願書の入手と郵送に時間がかかるため、早めの準備が欠かせません。

申込方法の比較

項目インターネット申込郵送申込
受付時間24時間対応郵送期限内(消印有効)
受験願書不要法務局で入手
決済方法クレジットカード・コンビニ収入印紙
受験票到着試験日の約2週間前試験日の約2週間前
申込確認即時メール受信郵送後は確認不可

2024年度の申込者データでは、全体の約65%がインターネット申込を利用しています。利便性の高さと即時性が評価され、年々インターネット申込の利用率は上昇傾向にあります。

司法書士試験のインターネット申込のメリット

インターネット申込の最大のメリットは、時間と場所を選ばず手続きできる点です。

平日の日中に法務局へ行く時間が取れない社会人や、遠方に住んでいる方でも、自宅から簡単に申し込めます。申込期間の最終日でも、午後5時までに手続きを完了すれば受け付けられるため、ギリギリまで準備に時間を使えます。

決済方法の選択肢が豊富なのも特徴です。クレジットカード決済なら即時に支払いが完了し、コンビニ決済なら24時間いつでも支払えます。収入印紙を購入する手間がかからず、スムーズに手続きを終えられます。

申込完了後はすぐに確認メールが届くため、手続きが正常に完了したか即座に確認できます。受付番号も発行されるため、後から申込状況を照会する際にも便利です。入力ミスに気づいた場合でも、申込期間内であれば修正できるケースもあります。

司法書士試験の郵送申込のメリット

郵送申込のメリットは、紙の書類として手元に残る安心感です。

受験願書に直接記入するため、自分の申込内容を物理的に確認できます。インターネットの操作に不慣れな方や、デジタル手続きに不安がある方は、郵送申込の方が確実に感じられるでしょう。法務局の窓口で職員に直接質問できるのも、郵送申込の利点です。

受験願書を入手する際に、司法書士試験の案内パンフレットも同時に入手できます。試験会場の詳細や持ち物リストなど、紙の資料として保管できるため、試験当日まで参照しやすくなります。

インターネット環境や決済手段を持たない方にとっては、郵送申込が唯一の選択肢となります。収入印紙での支払いは郵便局で購入できるため、クレジットカードを持っていなくても問題ありません。

司法書士試験申込方法の選び方

申込方法を選ぶ際は、自分の生活環境と準備状況を考慮しましょう。

平日の日中に時間を作りにくい社会人や、法務局が遠方にある方は、インターネット申込が向いています。自宅や職場から24時間いつでも手続きでき、移動時間や待ち時間が不要です。クレジットカードを持っている方なら、決済も瞬時に完了します。

インターネットの操作に不安がある方や、紙の書類で確実に手続きしたい方は、郵送申込を選ぶとよいでしょう。法務局の窓口で職員に質問しながら受験願書を入手できるため、不明点をその場で解消できます。

申込期限ギリギリになってしまった場合は、インターネット申込の方が確実です。郵送申込は消印有効ですが、郵便局の営業時間や郵送日数を考慮する必要があります。インターネット申込なら最終日の午後5時まで受け付けているため、時間的な余裕が生まれます。

司法書士試験の詳しい内容については、司法書士試験の詳細をご覧ください。また、受験資格の有無については司法書士の受験資格で確認できます。

司法書士試験の申し込み期間はいつ?2025年のスケジュール

司法書士試験の申込期間は例年5月の約2週間に限定されています。この期間を逃すと1年間受験できないため、事前のスケジュール確認が極めて重要です。

2025年の試験に向けて、4月から準備を始めておくことをおすすめします。

司法書士試験の申込期間(例年5月初旬~中旬)

司法書士試験の申込期間は、例年5月初旬から中旬の約2週間です。

2024年度の申込期間は、5月7日(火)から5月20日(月)までの14日間でした。インターネット申込は最終日の午後5時まで、郵送申込は最終日の消印有効となっています。

2025年度の正式な申込期間は、例年3月下旬に法務省のウェブサイトで公表されます。過去10年のデータを見ると、ゴールデンウィーク明けの第1営業日から約2週間という傾向が続いています。

2025年司法書士試験の予想スケジュール

時期内容
2025年3月下旬試験公告・申込期間の正式発表
2025年5月上旬~中旬申込期間(約2週間)
2025年6月下旬受験票発送
2025年7月第1日曜日筆記試験(午前・午後)
2025年10月上旬合格発表

申込期間の初日は、アクセスが集中してサーバーが混雑する傾向があります。インターネット申込を予定している方は、初日を避けるか、混雑時間帯(昼休みや夕方)を避けると スムーズです。

法務省の公式発表は、法務省ウェブサイトの「司法書士試験」ページで確認できます。毎年3月下旬には必ずチェックしておきましょう。

司法書士試験の申込期間を逃した場合の対処法

申込期間を逃してしまった場合、その年の試験は受験できません。

司法書士試験は年に1回しか実施されないため、申込期間を逃すと次の試験まで1年間待つことになります。これは法務省が定めたルールであり、例外は一切認められていません。申込期間の延長や特別措置もありません。

万が一申込期間を逃してしまったら、次年度の試験に向けて準備を続けることになります。1年間の猶予期間を有効に活用し、より充実した学習時間を確保しましょう。むしろこの期間を活かして、基礎知識を徹底的に固めることで、合格可能性を高められます。

申込忘れを防ぐための対策として、スマートフォンのカレンダーアプリに3月末の通知を設定しておくとよいでしょう。また、法務省のメールマガジンに登録しておくと、試験情報が配信されます。

司法書士の勉強時間を確認して、次年度に向けた学習計画を立てましょう。

司法書士試験の受験票の到着時期

受験票は試験日の約2週間前に発送されます。

2024年度の場合、試験日が7月7日(日)で、受験票は6月24日(月)頃から順次発送されました。郵送事情により到着日には地域差がありますが、概ね試験日の10日前から1週間前には手元に届きます。

受験票には受験番号、試験会場、集合時間などの重要情報が記載されています。到着したらすぐに内容を確認し、氏名や生年月日などに誤りがないかチェックしましょう。万が一誤りがあった場合は、すぐに受験地を管轄する法務局に連絡する必要があります。

試験日の1週間前になっても受験票が届かない場合は、必ず管轄の法務局に問い合わせてください。受験票の再発行には時間がかかるため、早めの連絡が大切です。受験票がなくても本人確認書類があれば受験できるケースもありますが、当日の混乱を避けるため、事前に確認しておきましょう。

受験票は試験当日まで大切に保管してください。試験会場への持参が必須となっています。

司法書士試験申し込みの注意点とよくある失敗

申し込み手続きでは、小さなミスが致命的な結果につながります。

最も多い失敗は、証明写真の規格違反です。サイズが規定の4cm×3cmと異なる場合や、背景に色や模様がある写真を使用した場合、申込が受理されないケースがあります。スナップ写真や古い写真の流用も認められません。必ず最近3ヶ月以内に撮影した証明写真を使用しましょう。

氏名や住所の記入ミスも頻発しています。特に旧字体や異字体を使う氏名の方は注意が必要です。本人確認書類と完全に一致する表記で記入しなければなりません。住所変更があった場合は、申込前に住民票の異動手続きを済ませておくことが望ましいです。

インターネット申込では、メールアドレスの入力ミスで確認メールが届かないトラブルがあります。申込完了後に確認メールが届かない場合は、すぐに法務局に問い合わせましょう。迷惑メールフォルダに振り分けられているケースもあるため、そちらも確認してください。

郵送申込の場合、受験手数料の収入印紙を貼り忘れたり、金額が不足していたりすると、申込が無効になります。8,000円分の収入印紙を確実に購入し、受験願書の指定位置に貼付しましょう。

申し込み時のチェックリスト

  • ✅ 証明写真は4cm×3cm、最近3ヶ月以内撮影のもの
  • ✅ 氏名・住所は本人確認書類と完全一致
  • ✅ メールアドレス(インターネット申込)に入力ミスがない
  • ✅ 受験手数料8,000円の支払いが完了している
  • ✅ 受験地の選択に誤りがない
  • ✅ 申込期限に余裕を持って手続きしている

これらのポイントを事前に確認することで、申込ミスを防げます。

司法書士試験のインターネット申し込み手順|画面付きで詳しく解説

インターネット申込は、パソコンやスマートフォンから24時間いつでも手続きできる便利な方法です。ここでは具体的な手順を段階的に解説します。

初めての方でも迷わないよう、各ステップのポイントを詳しく説明します。

司法書士試験インターネット申込の事前準備

インターネット申込を始める前に、必要な情報と環境を整えておきましょう。

まず、デジタル証明写真のデータを用意します。証明写真は4cm×3cm、ファイル形式はJPEGまたはPNG、ファイルサイズは5MB以内と定められています。写真店やコンビニの証明写真機で撮影する際に、データをダウンロードできるサービスを利用すると便利です。

受験手数料8,000円の決済手段を確認してください。クレジットカード決済を選ぶ場合は、有効期限が切れていないか事前にチェックしましょう。コンビニ決済を選ぶ場合は、決済番号が発行されてから24時間以内に支払う必要があります。

本人確認書類の情報も手元に用意します。運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、公的機関が発行した書類の氏名・生年月日・住所を正確に入力する必要があります。旧字体や異字体がある場合は、書類に記載された通りの表記を確認しておきましょう。

受験地を決めておくことも大切です。全国8ブロック50会場の中から、最も通いやすい受験地を選びます。試験当日のアクセスや宿泊の必要性も考慮して決定しましょう。

司法書士試験インターネット申込の具体的手順

法務省の司法書士試験申込サイトにアクセスし、「インターネット申込」ボタンをクリックします。

最初に、申込規約と注意事項が表示されます。内容を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れて次へ進みます。この規約には、申込の取り消しや変更に関する重要事項が記載されているため、必ず目を通しましょう。

個人情報の入力画面では、氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・メールアドレスを入力します。氏名は戸籍や住民票に記載された正式な表記で入力してください。住所は郵便番号から自動入力される場合もありますが、番地やマンション名まで正確に入力しましょう。

メールアドレスは確認メールや受験票発送通知を受信するため、必ず受信できるアドレスを入力します。フリーメールでも問題ありませんが、迷惑メール設定で法務省ドメイン(moj.go.jp)からのメールを受信できるよう設定しておきましょう。

証明写真のアップロード画面では、事前に用意したファイルを選択してアップロードします。アップロード後にプレビュー画面で写真の状態を確認できるため、顔がはっきり写っているか、背景に問題がないかチェックしてください。

受験地の選択画面では、プルダウンメニューから希望する受験地を選びます。第2希望まで選択できる場合もありますが、基本的に第1希望の受験地で受験することになります。

インターネット申込の流れ

  1. 申込サイトへアクセス
  2. 規約への同意
  3. 個人情報の入力(氏名・住所・連絡先)
  4. 証明写真のアップロード
  5. 受験地の選択
  6. 入力内容の確認
  7. 受験手数料の決済
  8. 申込完了・確認メール受信

入力内容の確認画面では、すべての情報が正しく入力されているか慎重に確認します。この段階での修正は簡単ですが、申込完了後の修正は原則できません。特に氏名・生年月日・住所に誤りがないか、何度も確認してください。

司法書士試験受験手数料のオンライン決済方法

入力内容の確認が完了したら、受験手数料8,000円の決済に進みます。

クレジットカード決済を選ぶ場合は、カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力します。VISA、MasterCard、JCB、American Expressなど主要なカードブランドに対応しています。決済が完了すると即座に処理され、申込手続きが完了します。

コンビニ決済を選ぶ場合は、決済番号が画面に表示されます。この番号をメモまたはスクリーンショットで保存し、24時間以内に指定のコンビニエンスストアで支払いを完了させてください。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップなどが対応しています。

コンビニでの支払い方法は、店舗内の端末(マルチコピー機やLoppiなど)で決済番号を入力し、発行される払込票をレジに持参します。レジで8,000円を支払えば決済完了です。領収書は申込完了の証明となるため、大切に保管しましょう。

ペイジー決済に対応している場合もあります。インターネットバンキングやATMから支払いができ、24時間いつでも決済可能です。

決済が完了すると、登録したメールアドレスに決済完了の通知が届きます。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認するか、申込サイトのマイページで決済状況を確認しましょう。

司法書士試験インターネット申込の確認メールと受付番号

申込手続きがすべて完了すると、確認メールが自動送信されます。

確認メールには、受付番号・申込内容・受験地・決済金額などが記載されています。このメールは申込完了の証明となるため、印刷または保存しておきましょう。受付番号は今後の問い合わせや申込内容の照会に必要です。

確認メールが届かない場合は、以下の原因が考えられます。メールアドレスの入力ミス、迷惑メール設定による受信拒否、メールサーバーの遅延などです。30分経っても届かない場合は、申込サイトのマイページにログインして申込状況を確認してください。

申込サイトのマイページでは、申込内容の詳細を確認できます。証明写真のプレビュー、個人情報、受験地、決済状況などが表示されるため、誤りがないか最終確認しましょう。ただし、申込完了後の変更は原則できないため、申込前の確認が極めて大切です。

受付番号は試験に関する問い合わせの際に必ず必要となります。メモに控えるか、確認メールを保存しておきましょう。

司法書士の勉強法を確認して、申込完了後は本格的な学習に取り組みましょう。

司法書士試験の郵送申し込み手順|書類の書き方と送付方法

郵送申込は、受験願書を入手して必要事項を記入し、郵送で提出する方法です。インターネット環境がない方や、紙の書類で確実に手続きしたい方に適しています。

各ステップを丁寧に進めることで、ミスなく申込を完了できます。

司法書士試験郵送申込の受験願書の入手方法

受験願書は、全国の法務局または地方法務局で無料配布されています。

配布開始時期は例年4月上旬です。申込期間の約1ヶ月前から配布が始まるため、早めに入手しておきましょう。配布場所は、法務省ウェブサイトの「司法書士試験」ページで確認できます。各都道府県の法務局の住所と窓口受付時間が掲載されています。

法務局の窓口で「司法書士試験の受験願書をください」と伝えれば、すぐに受け取れます。受験願書と一緒に、試験案内パンフレットや記入例も配布されるため、必ず持ち帰りましょう。窓口では試験に関する質問もできるため、不明点があれば職員に尋ねてください。

郵送での受験願書請求にも対応している法務局があります。返信用封筒(角形2号、120円切手貼付)を同封して請求すれば、自宅に郵送してもらえます。ただし配送に数日かかるため、時間に余裕を持って請求しましょう。

受験願書を紛失した場合は、再度法務局で入手できます。予備として2部入手しておくと、記入ミスをした際に書き直せるため安心です。

司法書士試験郵送申込の必要書類一覧

郵送申込には、受験願書のほかに複数の書類が必要です。

まず証明写真が2枚必要です。サイズは4cm×3cm、最近3ヶ月以内に撮影した上半身・無帽・正面向きのものを用意してください。背景は無地で、顔がはっきり写っていることが条件です。写真の裏面に氏名を記入し、受験願書の指定位置に貼付します。

本人確認書類のコピーも必要です。運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民票のいずれか1点のコピーを用意します。両面コピーが必要な書類(運転免許証やマイナンバーカード)もあるため、記入例を確認しましょう。有効期限が切れていないか、氏名・住所が最新の情報か事前にチェックしてください。

受験手数料として8,000円分の収入印紙を購入します。郵便局や法務局、一部のコンビニエンスストアで購入できます。収入印紙は受験願書の指定位置に貼付してください。消印を押す必要はありません。

返信用封筒は不要です。受験票は法務省から直接郵送されます。

郵送申込に必要な書類

  • ✅ 受験願書(必要事項を記入)
  • ✅ 証明写真2枚(4cm×3cm、最近3ヶ月以内撮影)
  • ✅ 本人確認書類のコピー1点
  • ✅ 収入印紙8,000円分(受験願書に貼付)

すべての書類を揃えたら、記入漏れや添付忘れがないか最終確認しましょう。

司法書士試験受験願書の記入方法と注意点

受験願書は黒色のボールペンまたは万年筆で記入します。鉛筆や消せるボールペンは使用できません。

氏名欄は戸籍に記載された正式な表記で記入します。旧字体や異字体がある場合は、そのまま記入してください。ふりがなは平仮名で記入します。姓と名の間に1マスあける場合もあるため、記入例を参照しましょう。

生年月日は和暦で記入するのが一般的です。西暦での記入欄がある場合は、受験願書の指示に従ってください。年号の記入ミス(昭和と平成の取り違えなど)が多いため、慎重に確認しましょう。

住所は住民票に記載された現住所を都道府県から省略せずに記入します。郵便番号も忘れずに記入してください。アパート・マンション名や部屋番号も正確に記入します。住所変更があった場合は、申込前に住民票の異動手続きを済ませておくことが理想的です。

電話番号は日中に連絡が取れる番号を記入します。携帯電話番号で問題ありません。万が一、法務局から確認の連絡が入ることもあるため、確実に連絡が取れる番号を記載しましょう。

受験地は第1希望のみ記入する形式が一般的です。受験願書に記載された受験地一覧から選択し、該当する番号や記号を記入します。受験地の変更は原則できないため、通いやすい場所を慎重に選んでください。

記入ミスをした場合は、二重線で訂正し、訂正印を押します。ただし訂正が多いと見づらくなるため、新しい受験願書に書き直すことをおすすめします。修正液や修正テープの使用は認められません。

司法書士試験郵送申込の送付先と送付方法

受験願書の記入と書類の準備が完了したら、指定の法務局に郵送します。

送付先は受験地によって異なります。受験願書に同封されている案内や、法務省ウェブサイトで確認してください。東京法務局、大阪法務局など、各ブロックの管轄法務局が送付先として指定されています。送付先を間違えると申込が無効になる場合もあるため、必ず確認しましょう。

封筒は角形2号(A4サイズが入る大きさ)を使用します。受験願書を折らずに入れられるサイズが必要です。封筒の表面に「司法書士試験受験願書在中」と赤字で記載します。記載がないと一般郵便として処理され、到着が遅れる可能性があります。

郵送方法は簡易書留または特定記録郵便を推奨します。通常郵便でも受け付けられますが、配達状況を追跡できる方法の方が安心です。郵便局の窓口で「簡易書留でお願いします」と伝えれば、手続きしてもらえます。

申込期間の最終日は消印有効です。郵便局の窓口で当日中に受付してもらえば、最終日の消印が押されます。ポスト投函の場合は、集荷時刻によって翌日の消印になることもあるため、窓口での差し出しが確実です。

余裕を持って、申込期間の中盤までに送付することをおすすめします。最終日に郵便局が混雑したり、不備があって再送が必要になったりするリスクを避けられます。

郵送後は、簡易書留の追跡番号で配達状況を確認できます。郵便局のウェブサイトや追跡サービスで、確実に法務局に届いたか確認しましょう。

司法書士試験の日程を確認して、申込完了後の試験準備を計画的に進めてください。

司法書士試験の受験手数料|金額と支払い方法

司法書士試験の受験には手数料の支払いが必要です。金額と支払い方法について正確に理解しておきましょう。

支払い方法は申込方法によって異なるため、自分の申込方法に合った決済手段を準備してください。

司法書士試験の受験手数料は8,000円

司法書士試験の受験手数料は8,000円です。

この金額は法務省が定めた正規の手数料であり、全国どこで受験しても同じです。受験地による金額の違いはありません。また、何度受験しても毎回8,000円の手数料が必要です。

8,000円には筆記試験(択一式と記述式)の受験料がすべて含まれています。追加の試験科目や特別な手続きに対する追加料金は一切ありません。ただし、試験会場までの交通費や宿泊費は別途自己負担となります。

国家資格試験の中では、司法書士試験の受験手数料は比較的抑えられた金額です。試験の難易度や実施規模を考えると、受験しやすい価格設定といえるでしょう。

受験手数料の改定は稀ですが、法改正により変更される可能性があります。申込時には必ず法務省の公式情報で最新の金額を確認してください。

司法書士試験受験手数料の支払い方法(収入印紙・オンライン)

支払い方法は申込方法によって選択肢が異なります。

インターネット申込の場合は、クレジットカード決済、コンビニ決済、ペイジー決済から選べます。クレジットカード決済はVISA、MasterCard、JCB、American Expressなど主要ブランドに対応しており、決済が即座に完了します。コンビニ決済は決済番号が発行されてから24時間以内に、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどで支払います。

郵送申込の場合は、収入印紙での支払いが必要です。郵便局、法務局、一部のコンビニエンスストアで8,000円分の収入印紙を購入し、受験願書の指定位置に貼付します。収入印紙には消印を押す必要はありません。貼り忘れると申込が無効になるため、必ず確認しましょう。

収入印紙を購入する際は、「収入証紙」と間違えないよう注意してください。収入証紙は地方自治体が発行するもので、司法書士試験には使用できません。郵便局や法務局で「司法書士試験用の収入印紙を8,000円分ください」と伝えれば、確実です。

受験手数料の支払い方法比較

申込方法支払い方法決済場所特徴
インターネットクレジットカードオンライン即時決済、24時間対応
インターネットコンビニ決済コンビニ現金払い、24時間以内
インターネットペイジーネットバンク・ATM24時間対応
郵送収入印紙郵便局・法務局現金購入、受験願書に貼付

どの支払い方法を選んでも、支払い後の変更や取り消しはできません。決済前に申込内容を必ず確認しましょう。

司法書士試験受験手数料の返金はあるか

一度支払った受験手数料は、原則として返金されません。

申込完了後に受験を取りやめる場合でも、手数料は返還されません。これは法務省が定めたルールであり、理由を問わず適用されます。病気や事故など、やむを得ない事情があっても返金対象とはなりません。

申込内容に不備があり、法務局側が受理できなかった場合も、基本的に返金されません。ただし、手数料の二重払いなど、明らかに法務局側の処理ミスが原因の場合は、個別に対応されることがあります。

試験が天災などで中止になった場合は、法務省の判断により返金または振替受験が認められることがあります。過去に大規模災害で試験が延期された事例では、受験者への配慮措置が取られました。

返金がないことを理解した上で、申込は慎重に行いましょう。特に申込内容の確認は念入りに行い、不備で受理されないリスクを避けてください。

司法書士試験受験手数料と他資格の受験料比較

司法書士試験の受験手数料8,000円は、法律系資格の中では標準的な金額です。

行政書士試験の受験手数料は10,400円、社会保険労務士試験は15,000円、弁理士試験は12,000円です。これらと比較すると、司法書士試験は比較的低額に設定されています。

法律系資格の受験手数料比較

資格名受験手数料試験回数/年
司法書士8,000円1回
行政書士10,400円1回
社会保険労務士15,000円1回
弁理士12,000円1回
税理士(1科目)4,000円1回

税理士試験は科目別の受験が可能で、1科目あたり4,000円です。5科目すべて受験する場合は20,000円となり、他の資格より高額です。

司法書士試験は年1回の実施のため、不合格の場合は翌年まで待つ必要があります。その点を考慮すると、1回の受験を確実にするための準備が極めて大切です。

司法書士と行政書士の違い司法書士と社労士の違いを確認して、資格選びの参考にしてください。

司法書士試験の申し込みに必要な書類と写真

申し込みには複数の書類と証明写真が必要です。不備があると受理されないため、規格を正確に理解して準備しましょう。

特に証明写真の規格違反は最も多い不備の原因です。

司法書士試験申し込みに必要な本人確認書類

本人確認書類は、申込者の身元を証明するために必要です。

インターネット申込では、本人確認書類の情報(氏名・生年月日・住所)を入力します。書類のコピーを提出する必要はありませんが、入力内容と書類の記載が完全に一致している必要があります。

郵送申込では、本人確認書類のコピーを受験願書と一緒に送付します。運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民票のいずれか1点のコピーを用意してください。

使用できる本人確認書類

  • 運転免許証(両面コピー)
  • パスポート(顔写真ページと所持人記入欄)
  • マイナンバーカード(表面のみ、裏面は不要)
  • 住民票の写し(発行から3ヶ月以内)
  • 健康保険証(両面コピー、カード型の場合)

すべての書類で共通する注意点は、有効期限内であることと、氏名・住所が最新の情報に更新されていることです。引っ越しや結婚で氏名・住所が変わった場合は、変更手続きを済ませてから申し込みましょう。

運転免許証やマイナンバーカードは両面のコピーが必要です。裏面に変更事項が記載されている場合、裏面のコピーがないと受理されません。コピーは鮮明で、文字がはっきり読めるものを用意してください。

学生証や社員証は本人確認書類として認められません。必ず公的機関が発行した書類を使用してください。

司法書士試験申し込み用の証明写真の規格

証明写真は厳格な規格が定められています。

サイズは縦4cm×横3cmです。一般的な履歴書用の写真(縦4cm×横3cm)と同じサイズですが、パスポート用(縦4.5cm×横3.5cm)とは異なるため注意してください。

撮影時期は申込日から遡って3ヶ月以内です。古い写真や、大幅に容姿が変わった写真は使用できません。本人確認のため、現在の容姿と一致する写真が必要です。

背景は無地で、白またはブルーが一般的です。壁や柱などが写り込んだスナップ写真は認められません。証明写真機やカメラ店で撮影した正式な証明写真を使用してください。

服装は自由ですが、顔がはっきり識別できることが条件です。サングラスや帽子の着用は認められません。眼鏡は問題ありませんが、反射で目が見えないものは不可です。

証明写真の規格

項目規格
サイズ縦4cm×横3cm
撮影時期最近3ヶ月以内
背景無地(白またはブルー)
向き正面向き、上半身
服装帽子・サングラス不可
枚数2枚(郵送申込)、1枚(インターネット申込・データ)

郵送申込では写真2枚が必要です。写真の裏面に氏名を記入し、受験願書の指定位置に貼付します。インターネット申込ではデジタルデータをアップロードするため、撮影時にデータ受け取りサービスを利用しましょう。

プリクラやスマートフォンで自撮りした写真は使用できません。必ず証明写真機やカメラ店で撮影してください。

司法書士試験申し込みで氏名・住所変更がある場合

申込時に氏名や住所に変更がある場合は、事前の手続きが必要です。

結婚や離婚で氏名が変わった場合、本人確認書類の氏名変更手続きを先に済ませましょう。運転免許証やマイナンバーカードは、市区町村の窓口や警察署で変更できます。変更が完了してから司法書士試験の申し込みを行うことで、トラブルを避けられます。

引っ越しで住所が変わった場合も、住民票の異動手続きを優先してください。本人確認書類の住所が旧住所のままだと、申込内容との不一致が生じます。郵送申込では、住民票の写しを取得する際に最新の住所が記載されているか確認しましょう。

氏名や住所の変更手続きが申込期間に間に合わない場合は、管轄の法務局に相談してください。状況によっては、変更前の情報で申し込み、後日変更届を提出する対応が認められることもあります。

受験票は申込時に登録した住所に郵送されます。引っ越し直後で郵便物の転送届を出している場合も、新住所に確実に届くよう、郵便局に転送期間を確認しておきましょう。

司法書士試験申し込みの記入ミス・不備の対処法

記入ミスや書類の不備があった場合の対処法を知っておきましょう。

申込期間中に不備が発覚した場合は、すぐに管轄の法務局に連絡してください。インターネット申込では、申込期間内であれば修正できるケースもあります。申込サイトのマイページにログインし、修正可能な項目を確認しましょう。

郵送申込で書類に不備があった場合、法務局から連絡が入ることがあります。連絡先として記載した電話番号に、不備の内容と対処方法が通知されます。指示に従って、不備を修正した書類を再送してください。

申込期間が終了した後の修正は、原則として受け付けられません。氏名の誤字や受験地の変更など、重大な誤りがあっても修正できないため、申込時の確認が極めて大切です。

不備を防ぐためのポイントは、申込前に複数回確認することです。特に氏名・生年月日・住所は、本人確認書類と照らし合わせながら確認しましょう。家族や友人に確認してもらうのも有効です。

証明写真の規格違反や収入印紙の貼り忘れは、郵送後では修正できません。郵送前に最終チェックリストを使って、すべての書類が揃っているか確認してください。

司法書士試験の受験地の選び方と変更方法

受験地の選択は、試験当日のパフォーマンスに影響する重要な決定です。アクセスや環境を考慮して、最適な受験地を選びましょう。

一度申し込んだ後の変更は原則できないため、慎重に決定してください。

司法書士試験の受験地は全国8ブロック50会場

司法書士試験は全国8ブロック、約50会場で実施されています。

8ブロックは、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡です。各ブロックには複数の試験会場が設置されており、受験者は希望するブロック内の会場で受験します。具体的な試験会場は、受験票に記載されて通知されます。

東京ブロックは最も会場数が多く、10ヶ所以上の会場があります。大阪ブロックも同様に複数会場が用意されています。地方のブロックでも、主要都市に複数の会場が設置されているため、比較的通いやすい場所で受験できます。

試験会場は大学のキャンパスや公共施設が使用されることが多いです。具体的な会場名は例年6月頃に法務省のウェブサイトで公表され、受験票にも記載されます。

受験地の選択は申込時に行います。第1希望のみを選択する形式が一般的ですが、年度によっては第2希望まで記入できる場合もあります。基本的に第1希望の受験地で受験できると考えてよいでしょう。

司法書士試験の受験地選びのポイント

受験地を選ぶ際は、自宅からのアクセスを最優先に考えましょう。

試験は7月の第1日曜日、午前と午後の2部制で実施されます。午前の部は9時30分開始のため、朝早く会場に到着する必要があります。自宅から1時間以内で通える受験地を選ぶと、試験当日の負担を減らせます。

公共交通機関でのアクセスを確認してください。試験当日は多数の受験生が会場に向かうため、道路が混雑します。電車やバスなど、時間が読める交通手段で通える会場が理想的です。駐車場がない会場も多いため、自家用車での来場は避けた方が無難です。

遠方から受験する場合は、宿泊の必要性も考慮します。前泊することで、当日の移動時間を短縮でき、体調管理もしやすくなります。試験会場周辺のホテルは早めに予約が埋まるため、受験地が決まったら宿泊先も確保しましょう。

試験会場の環境も重要です。過去の受験者のブログやSNSで、会場の設備や雰囲気を調べておくとよいでしょう。空調の効き具合や机の広さなど、細かい情報が試験準備に役立ちます。

司法書士試験の受験地変更はできるか

申込完了後の受験地変更は、原則として認められていません。

法務省の規定により、一度申し込んだ受験地は変更できないとされています。引っ越しや転勤などの事情があっても、変更は受け付けられません。受験地の選択は慎重に行う必要があります。

ただし、極めて例外的な事情がある場合は、個別に法務局に相談することが可能です。病気や事故など、やむを得ない理由で元の受験地での受験が困難になった場合、法務局の判断により変更が認められることがあります。この場合も、確実に変更できる保証はありません。

受験地を間違えて申し込んでしまった場合も、原則として変更できません。申込時の確認画面で、受験地の選択に誤りがないか必ず確認しましょう。

申込前に引っ越しの予定がある場合は、引っ越し先から通いやすい受験地を選ぶことをおすすめします。7月の試験日までに生活環境が変わる可能性がある方は、将来の状況も考慮して受験地を決定してください。

司法書士試験会場の下見と当日のアクセス確認

試験会場の下見をしておくと、当日の不安が軽減されます。

受験票が届いたら、記載された試験会場の場所を確認しましょう。地図アプリで検索し、最寄り駅からのルートや所要時間を調べてください。可能であれば、試験日の前に実際に会場まで足を運んで、ルートを確認するとよいでしょう。

試験当日と同じ曜日・時間帯に下見をすると、より正確な所要時間が分かります。日曜日の朝9時前後の交通状況を確認し、余裕を持って到着できるスケジュールを立てましょう。

会場周辺の環境も確認しておきます。コンビニエンスストアやカフェがあれば、試験前の時間調整に利用できます。昼食を購入できる場所があるかも確認しておくと便利です。

試験当日のアクセスチェックリスト

  • ✅ 最寄り駅から会場までのルート確認
  • ✅ 所要時間の把握(余裕を持って+30分)
  • ✅ 代替ルートの確認(遅延時の対応)
  • ✅ 会場周辺のコンビニ・飲食店の場所
  • ✅ 宿泊が必要な場合はホテルの予約

試験当日は、集合時刻の30分から1時間前に到着するスケジュールを組みましょう。早めに到着することで、心を落ち着けて試験に臨めます。

司法書士通信講座おすすめを確認して、申込完了後は本格的な学習を進めていきましょう。

司法書士試験の申し込みに関するよくある質問(FAQ)

申し込みに関してよく寄せられる質問にお答えします。疑問を解消して、スムーズに手続きを進めましょう。

司法書士試験の申し込み期間はいつですか?

司法書士試験の申込期間は例年5月初旬から中旬の約2週間です。

2024年度は5月7日から5月20日までの14日間でした。2025年度の正式な日程は3月下旬に法務省のウェブサイトで公表されます。ゴールデンウィーク明けの第1営業日から開始されることが多いため、4月中には必要書類を準備しておきましょう。申込期間は年1回のみで、この期間を逃すと翌年まで受験できません。

司法書士試験の申し込みはどこでできますか?

インターネット申込と郵送申込の2つの方法があります。

インターネット申込は法務省が運営する司法書士試験専用の申込サイトから、24時間いつでも手続きできます。郵送申込は全国の法務局または地方法務局で受験願書を入手し、必要事項を記入して指定の法務局に郵送します。どちらの方法でも正式に受け付けられますが、利便性の高いインターネット申込が主流です。

司法書士試験の受験手数料はいくらですか?

司法書士試験の受験手数料は8,000円です。

全国どの受験地でも同じ金額で、追加料金は一切ありません。インターネット申込ではクレジットカードやコンビニ決済で支払い、郵送申込では8,000円分の収入印紙を受験願書に貼付します。一度支払った手数料は、理由を問わず返金されないため、申込内容を十分に確認してから決済してください。

司法書士試験の申し込みに必要な書類は何ですか?

証明写真と本人確認書類が必要です。

証明写真はサイズ4cm×3cm、最近3ヶ月以内に撮影したものを用意してください。インターネット申込ではデジタルデータをアップロードし、郵送申込では写真2枚を受験願書に貼付します。本人確認書類は運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民票のいずれか1点が必要です。インターネット申込では情報を入力するだけですが、郵送申込ではコピーを送付します。

司法書士試験の申し込み後にキャンセルできますか?

申込完了後のキャンセルはできず、受験手数料も返金されません。

一度申し込みが受理されると、取り消しや変更は原則として認められていません。受験を辞退する場合でも、手数料は返還されず、受験地の変更もできません。病気や事故などのやむを得ない事情があっても、返金対象にはなりません。申込前に内容を十分に確認し、慎重に手続きを進めることが大切です。

司法書士の難易度司法書士の合格率を確認して、試験の実態を理解した上で申し込みましょう。

まとめ|司法書士試験の申し込みを確実に完了させる

本記事では、司法書士試験の申し込み方法について詳しく解説しました。ここで重要なポイントを整理しましょう。

司法書士試験申し込みの重要ポイント総括

司法書士試験の申し込みで押さえるべき3つのポイントは以下の通りです。

  1. 申込期間は年1回・約2週間のみ:司法書士試験の申込期間は例年5月初旬から中旬の約2週間に限定されています。この期間を逃すと1年間受験できないため、4月中には必要書類を準備し、余裕を持って手続きを完了させることが極めて大切です。インターネット申込は24時間対応ですが、最終日の午後5時で締め切られるため、ギリギリの申し込みは避けましょう。
  2. 2つの申込方法から自分に合った方法を選択:インターネット申込と郵送申込の2つの方法があり、それぞれにメリットがあります。インターネット申込は時間と場所を選ばず手続きでき、決済も即座に完了します。郵送申込は紙の書類として手元に残る安心感があり、法務局で職員に質問できます。自分の生活環境と準備状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。
  3. 証明写真と本人確認書類の規格を厳守:申込で最も多い不備は、証明写真の規格違反です。サイズは4cm×3cm、最近3ヶ月以内撮影、背景無地という規格を必ず守ってください。本人確認書類も有効期限内で、氏名・住所が最新の情報に更新されている必要があります。不備があると受理されず、修正も原則できないため、申込前の確認が欠かせません。

申し込み後の準備と試験当日までの流れ

申し込みが完了したら、次は試験に向けた本格的な準備を始めましょう。

受験票は試験日の約2週間前に郵送されます。到着したら氏名・受験地・受験番号に誤りがないか確認し、試験当日まで大切に保管してください。試験会場の場所も確認し、可能であれば下見をしておくと安心です。

司法書士独学での合格方法司法書士テキストおすすめを参考に、残された期間を有効活用しましょう。また、司法書士過去問ガイドで過去問対策を徹底することも合格への近道です。

司法書士試験の申し込みは、合格への第一歩です。本記事の情報を活用して確実に手続きを完了し、試験勉強に集中できる環境を整えてください。

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